ノーラン作品の素晴らしさは、ラストシーンへの収束過程に現れる。今回も御多分に洩れず、オッペンハイマーの人徳とアインシュタインの慧眼、そして世界の現実と末路が混ざり合った美しくも悲嘆的な素晴らしい出来>>続きを読む
後半15分、主人公の息子が最後に証言をしたいと言い出すカットまではなんて事のない映像作品。終盤までは、なぜこんな低レベルの作品がカンヌを騒がせたのかはなはだ疑問であったが、最後の追い込みで納得せざるを>>続きを読む
わしの人生とリンクしている部分が多々あった。
自殺未遂→人格破綻→躁鬱→知識欲→哲学信奉→資本主義批判→反出生主義→ マイルド・サイコパス
小学生の時にブロンドのスカしたサイコ感かっこよ!と思って雰囲気真似してたけど、大人になって見ると都会でたまに見かける怖い人だった。
人は自分にとって当たり前に存在するものを幸せに感じづらい厄介な生き物だ。性別、財産、環境、才能、愛、自分が今持ち合わせている幸せについて、今一度考え直そうと思う。
この作品の評価には、個々の人生におけるエヴァンゲリオンの割合がとても重要なものとなっているため点数をつけない。
第三村では、あの頃のみんなが懸命に働き、支え合い、社会を構成する一員として大人になって>>続きを読む
世間での評価はすこぶる悪いが嫌いじゃない。エヴァンゲリオンにキャラクターの整合性やストーリーの美しさは求めていない、特に今回は爆笑必死の酷さだった。しかし、本作は紛れもなく私が求めていたシーン重視型の>>続きを読む