鶏雑炊さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

鶏雑炊

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モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

3.6

陰謀に巻き込まれた父が殺されるのを目撃した少年を、森林消防隊員の女性が守る話。エモーショナルではなくドライな語り口。追手の容赦のなさ。モンタナの自然の壮大さと過酷さ。ジュブナイル的な成長物語であると同>>続きを読む

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

3.8

ドローンと現地兵、民間協力酒の者を中心としたテロリスト戦の話。この映画並みに動悸がしたのは自分の鑑賞歴では、アルゴ、透明人間くらい。ヒューマニズムを描いておらず職務遂行を描いてる。個人的にはおすすめ。

アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

3.7

破滅的性格かつ倫理観もなくただただ愚かな主人公の顛末を眺める映画。どこまでも非合理的な選択を繰り返し、悲劇に邁進していく姿が同時に喜劇的。何度も観てられなくなった。とはいえ乾いたユーモアと、動悸のする>>続きを読む

ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償(2020年製作の映画)

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アメリカにおけるアフリカ系アメリカ人差別反対運動の直接の当事者でないため、中々語る言葉を持てない。共映画自体はエンターテイメントとしてもちろんしっかり成立している。それ以上にこれが歴史的事実というのが>>続きを読む

エターナルズ(2021年製作の映画)

3.5

MCU作品はほとんど鑑賞している状況で今回作品をウォッチ。MCU作品であるがゆえの維持しなければいけない整合性、ストーリーと、監督が表現したいことが調和しきれなかった印象を受けました。使命がいつ終わる>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

老いに飜弄される人とその娘を描いた密室劇。Netflixで鑑賞したが映画館で観ていたら逃げ場がなくてより辛かったかもなと思う。認知症で記憶の時系列すら曖昧になる中で、

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

エドガー・ライト作品ファンのため鑑賞。女性にとって尊厳を傷付ける行為が文字通り"魂の殺人"であることを描きつつ、全体としてはスピーディーかつポップなエンタメ映画でもあって万人が楽しみつつ噛みごたえもあ>>続きを読む

悪人伝(2018年製作の映画)

3.5

パッケージから韓国ノワールを想像していたが、というよりは「ヤクザ&警察vsシリアルキラー」を割とポップ?に撮った作品。バイオレンス表現も韓国のこの手の映画の中ではライトなほうなので、軽くてスピーディー>>続きを読む

ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)

4.0

コミュニケート出来ないレベルの悪と人生の予測不可能性を描いていて、登場人物に感情移入しちゃうとかなりしんどい。でもこのドライな雰囲気は病みつきになる。善人にも悪人にも人生は容赦ないんだなあ。