「笑う猫」の作者、M.chatの活動を追ったドキュメンタリー(エンドロールには大きく名前があった)かと思いきや、「猫」そのものと、取り巻く社会を追った物語。それはそれで楽しめた。また、パリで上を向いて>>続きを読む
ごくごく当たり前とも言えるような、人同士の「情」っていいな。心の奥の奥が小さくあったかくなった。
新年のパリの夜景はおとぎ話みたいだ。対して、繰り返される職員の「長椅子で待ってて」(面倒臭そうな)もま>>続きを読む
「人は間違った電車でも正しい場所に着く」って勇気が出る言葉だな。イラが上階の“おばさん”と窓越しにおしゃべりする場面も好き。ある出来事の起・承・転・結じゃなくて、ある人々のとある日々を切り取ったって見>>続きを読む
最後のモノローグがとにかく好きだ。
『これがパリ 誰もが不満だらけで文句を言うのが好き 皆幸運に気づいていない 歩いて息して走って口論して遅刻して… なんという幸せ 気軽にパリで生きられるなんて』