じんさんの映画レビュー・感想・評価

じん

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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

4.0

日本人の肌には合わなかったのか、(ほぼ)日本だけ遺産化してしまった3D上映。
最近IMAX3Dの上映再開してきたのはIMAX社がアバター2の公開に合わせてるような気もするけど、個人的にIMAX3D大好
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

4.4

奈落の底まで落ちて最後に少しだけ光を見るいつもの安定の流れ、今回も堪能
しんどいけどちゃんと優しさに癒される快作

FLEE フリー(2021年製作の映画)

4.6

紛争ドキュメンタリーという以前に、暴力やエロなど皆無のライトな描写で観客の心をえぐれるかなり希少でありがたい作品。
これは子どもが見ても大丈夫だと思うので教育ビデオにしてほしい。

我々が中東地域を脳
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.8

フルサイズIMAX字幕@池袋 で鑑賞したけどトップガンと並ぶほどIMAX適性が高い映画だったので上映終了が大変残念!!
もっと色んな人に観て欲しかった!!

ピクサーのCGの限界値がどんどん更新されて
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.6

最悪な“わたし”の壮大な感情の大河、一人称ベースの超体感型ムービーである。まさしく映画館で観るに相応しい映像体験で結構衝撃の2時間だった。
いくら選択を重ねても満足のいく人生になるか保証はないこと。自
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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

2.6

まぁ最初から中身のある映画だとは思ってないしアタマを空っぽにして観て当然正解なんだが、普通にアクションが全然弾けないのでこれがとても楽しくなかった。あとギャグも。
最近減ってしまった冒険スペクタクルモ
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

4.6

あーーー傑作見ちゃった。
ポール・トーマス・アンダーソンは佳作連発じゃなくてほんとに傑作連発。このクオリティを毎回担保できるのは不思議でならない。

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.6

岡田惠和の脚本ってなんでこんないつも下手くそなんだ?なんでも語っちゃうその1つ1つの台詞がある度に大変気が逸れる。イライラする
芦田愛菜がうまいおかげで中和されて本当にラッキーでした

宮本信子は少し
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恋は光(2022年製作の映画)

4.0

哲学文学の皮を被ったアイドル映画(いい意味で)。

劇中のメインテーマとなる恋愛思想だが、単にオタクっぽい言い回しや早口口調で小難しい単語を喋ってるだけで本質的には超ありきたりで語られ尽くした議論だし
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

4.4

絶望に抜かりがなさすぎて途方に暮れた。
まるでファンタジーではなく、現実の世界で明日起こってもおかしくないディストピアモノ。
私達が生きる世界の希望について、ここまでキッパリ結論を出して終わる映画も珍
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

2.4

やろうとしてることのチャレンジ感はあるけど良くも悪くもそれしかない。
さすがにチープすぎて見てられなかった。CGとか予算上の都合云々ではなく、演技力&編集&(構成上結果的に前半だけうまくいってしまった
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.2

一貫して家族を描いてきた是枝作品のテーマは健在だが、作風がここまで変わるとはとても驚いた。詩を読んでいるような余白のあるいつもの画づくりではなく、全編で情報が画面を支配するアメリカ映画的なイメージ。そ>>続きを読む

やがて海へと届く(2022年製作の映画)

4.0

原風景、本能的な懐かしさへの強い執着
浜辺美波の存在そのものが懐かしさをまとっていて仰天した。観客全員の記憶の中に浜辺美波が存在している感じ、透明感と儚さだけでは終わらない視認性のある被写体としてまぶ
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メイド・イン・バングラデシュ(2019年製作の映画)

4.2

観てよかった。。。
平和な国で生きてるとこういう世界はなかなか知り得ない。息苦しくてずっとしんどかった、自分だったら耐えられない。

犬王(2021年製作の映画)

4.4

文化を作っていくこと(→継承され、それを受け取ること)のカッコ良さでしかない
人(命)を感動させるのは人(命)であるという普遍性に改めて気付いて胸がいっぱいになった

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.6

ほんっとに観てよかった泣泣泣

観る予定なかったけど評判いいからってかなり軽い気持ちで観たらこんな素晴らしい作品に巡り会えるなんて。もう今日幸せすぎる。
高評価を書いて私をこの映画に引き寄せてくれたレ
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

1.6

まぁまぁ期待してたけど特撮ファンじゃないので何も刺さらず終わった。。シン・ゴジラは普通に楽しめたし、アメコミとかもアメコミ好きじゃない層にもある程度評価高いので、単純な作品ブランディング(=内輪ウケ)>>続きを読む

流浪の月(2022年製作の映画)

4.2

堂々たる問題作。呼吸も忘れる程の衝撃に見応え100%の怪作。
出てる役者皆えげつない演技力。なんでこんなにうまいの。日本最高峰の演技合戦で確定です。
主観客観のメリハリがあって広く写しててめっっちゃく
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.8

初日初回IMAX→直後4DXScrでぶち上がった。
拳上げて泣きながら叫びたくなるなんかもう異常な高揚感、これぞ最高の映画体験。
アベンジャーズエンドゲーム以来のこの感じ。アメリカ映画の本気を見せつけ
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

2.4

魔法動物とかいてそもそもの世界観は児童書寄りファンタジーなのにトーンが暗くて魔法が乗れない

世の中にたえて桜のなかりせば(2022年製作の映画)

1.0

ここまでひどかったとは。。こんな酷いなら観に行かなかった。褒められるところなんて1つもない。
高校生の文化祭レベルの共感性羞恥を極めた脚本、各シーンのキャラ配置が分かりづらい見にくいカメラワーク、気持
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ベルイマン島にて(2021年製作の映画)

2.8

観終わって皆さんのレビューや解説を見て腑に落ちた部分が大きい。正直自分の知見だけが頼りのファーストインプレッションとしてはこの評価だった。
6月からは地元のミニシアターでも上映があるので時間があったら
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パリ13区(2021年製作の映画)

4.6

それぞれ事情を抱えた若者の幼さと喪失
それを埋めたりはたまた喪失を広げたりする人間関係、痛々しくて辛かった
移民だらけのパリ13区と若者の感傷の相性が良すぎるし、モノクロと若々しい編集のテンポも現代の
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女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

3.4

病気なのは分かるし主人公が苦しいのも分かる。
でもその代わり搾取されるままのjkがいるわけでやっぱ怖すぎる。終盤になっても周囲に同情されてる先生、それでほんとにいいのか?
城定秀夫の演出力は素晴らしく
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モービウス(2022年製作の映画)

2.2

キャラクターの行動の動機がテキトーすぎる
何のために闘ってるのか分からないままのアクションシーンは拷問でしかない
最近DCも好調だし久々にこんなテキトーな感じのアメコミ映画観たなっていうエモさに近い感
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