土佐弁が魅力的な作品。鑑賞後は出身でもないのに土佐のことばを話したくなる。
特に主人公の親友・松野の話し方、話し声が好き。
前回観たのは30年ぐらい前の小学生か中学生。当時は地方にいたから何もわ>>続きを読む
落とし前をつけに、観にきた。
昔、深夜にNHK BS2で流れていて(おそらく公開から数年以内、『君の名は』フィーバーの全然前)。風呂上がりに第3話の途中から観た。第3話からでなんのこっちゃになると思>>続きを読む
昔からジミヘンのギターを燃やすシーンを一度観てみたいと漠然と思っていた(今思えばネットにいくらでも転がっていそうだが)。ジミのモンタレーのライブ盤も持っていた。
上映の存在を知った週末に最優先で観に>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
冒頭のなんでもないような市子の散歩?シーンが、ラストに繰り返されると別の意味を持ってくるあたりが上手い。
最後の警察署内で流されるテレビニュースのシーンは「男女2人…?」え、男1人と女2人ちゃうん>>続きを読む
冒頭の少女から少年へのお守り。そして飴の売り子さんからもらった朝鮮の扇子。割とわかりやすい伏線。だからこそハラハラするってのもあるんだなあ。
集団心理の狂気を描いた傑作。
去年(2023年)に観ておけば良かった…最高すぎた。(自分の中で)2024年公開の作品でこれ超えるのは難しそう。
映像も凄いけど、説得力を持たせる脚本も凄い。自分の過去に落とし前をつける主人公・敷島>>続きを読む
ちょっと長いかなあと(ほぼ3時間)。
お姉さんと彼氏の過去の掘り下げのシーンは確かに重要だけどもう少しコンパクトに出来なかったかなと思う。でも全てを観たあとだからそう言えるのかも…。
この監督の作>>続きを読む
リリーフランキー演じる探偵がテキトーそうで芯をついてくるのが良い。また、康すおん演じる爺さんの佇まいもなんか良い。
うまく言語化できないけど、じんわり、それこそ心の底に主人公のように静かに沈められる>>続きを読む
少し前に観たフィッシュマンズの映画を思い出しながら向かった。
違うところは現在進行形のバンドの姿も映し出されているところ。最後は「つづく」のテロップで終わり。
音源よりも音圧も迫力もライブの方が凄い>>続きを読む
前半の方で、疲労溜まってたのと猛暑の中大汗かいた後に涼しい映画館で着席したのもあり、また作品的にも大きな展開があるわけではなかったので、つい意識が飛ぶ瞬間があったのは反省。
踊っちゃう陽気な面もあり>>続きを読む
観客もいないスタジオライブを100分はダレるかな、と思いながらも評判の良さに映画館で鑑賞。
メンバー間の雑談が曲間の良い緩衝材になっていた。こういう時のギター・三輪テツヤは心強い。
それもあってダ>>続きを読む
夏場の設定なのに敵2人と主役2人が長袖の上着着ているのは何故だろう(特に主役2人は終盤シャカシャカのブルゾン)。殺陣としてはプロテクターとか付けているのを隠すため?
というのが気になったが、最後まで>>続きを読む
エンドロールの際、当事者・金子勇氏本人の当時の映像が流れているのを観ていたらウルウルきてしまった。
当時の自分はぼんやりした学生で、なんだかオトナの世界が騒いでるなぐらいの認識だった。こんなことにな>>続きを読む
自分にはハマらなかった。
設定や筋書きは好きそうなのだが、後半は特に渾沌とした描写が続き、仕事に疲れた頭には辛く長く感じた。
最後に家族愛で溢れたところ、マルチバースのあり得た無数の「もうひとりの自>>続きを読む
同監督の「不思議の海のナディア」をどうしても思い出してしまう。組織から抜けた父と娘。組織に残った兄はラスボスに…、ってまんま「ナディア」の設定。
賛否、いやむしろ否が多いような評判を聞いたり、混迷を>>続きを読む
手に汗握る展開とはまさにこのこと。でもそのうちやるであろう地上波放送のときにまた観たいかと問われると、疲れるので余力があれば、というかんじ。それほど集中、熱中して疲労感がある。
リアルタイム世代。だ>>続きを読む
「戸締まり」ということで、問題の扉だけでなく日常の様々な扉がクローズアップされているのが印象的。
終盤、12年前の東北の人々の、恐らく最期であったであろう朝の「行ってきます」のひとコマが次々と挿入さ>>続きを読む
主人公夫妻は妻が不倫、友人夫婦は友人が不倫。『街の上で』『猫は逃げた』を観ていたので、4人+妻の不倫相手+女子高生カップルも勢揃いしての乱闘が始まるかと思ったがそうではなかった笑。
女子高生作家の叔>>続きを読む
ジャンルはホラー? 首から上が仔羊でカラダが人間の子どもの話。娘を亡くしたアイスランドの酪農夫婦は、その羊の子を自分達の子として育てることにしたーーという導入だか、ケモナーというジャンルを生んだ日本で>>続きを読む
タイムループものを社畜ものと掛け合わせたユニークな作品。
部長の完成させたマンガを本当に読みたくなった。パンフに載せてくれたらなあ。パンフは無しとのこと。
マリコをただ可哀想な境遇にするのではなく、他人に恋人をつくることを許さないくせに自分は次々と相手を見つける、めんどくさいやつに設定しているのがポイント。
主人公シイノのひとりごと、ひとり芝居がちょっ>>続きを読む
3時間半の大作。意外とダレずに座り続けられた。最初の1時間が沢井真(役所広司)と宮崎兄妹が出会うまで。2時間目が共同生活。3時間目から終わりまでがロードムービーという感じだったと思う。
この長時間を>>続きを読む
テンポが良すぎて、間がない。情報量が多いのは個性だから良いとしても、間がない。それも個性かもしれないけども。テレビシリーズのエピソードに独自の解釈を付け加えたものを詰め込みまくった感じだから余計焦って>>続きを読む
日本シリーズは支離滅裂で全く受付けなかったが、このワールドシリーズはそこそこ楽しめた。
死んだ者たちを成仏させる為の、自分達の青春に決着をつける為の、けじめの舞台だった。
約2時間の上映時間にやりたいことを詰め込みまくって破綻しているように感じる。
9回までの裏表構成も、連続ドラマで1回ずつやるから良いのであって、ここでは無理矢理感あり、巻き戻しも頻繁でせわしない。>>続きを読む
猫、演技うめぇー
終盤、気まずい空気の4人。長回しの撮影に迫力あり。会話劇が演技バトルにもなっている。NG出したら、またイチからやり直しで大変そう。同じ今泉監督『街の上で』の長回しシーンを思い出した>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
最後の方で、主人公が「愛を否定すんな!」と叫ぶシーンが印象的だしカタルシスを感じる。
城定監督と今泉監督の共作とのことだが、店番をする主人公のほのぼのとした日常というのは今泉氏『街の上で』を連想させ>>続きを読む
サトラレというおいしい設定を、どうやったら魅力的に映画化できるかに特化した脚本だと思う。
オペ中に主人公の思念が院内に溢れて、最初は煙たがってた人々が心をひとつにするところは感動的。
昨年『ナイト・オン・ザ・プラネット』鑑賞済みだったので、オマージュ部分は楽しめた。是非事前に観ることをお勧めします。
現在から一年ごと過去に遡っていく構成。
別れた相手を思い出すときは、確かに別れか>>続きを読む
ドラマ→特別篇→映画、と来て、ようやく終わった感、落ち着いた感がある。
特別篇ほどスベリ過ぎてなくて、ギャグは良い塩梅。
後半は夢なのか現実なのか、その両方なのか、考えるんじゃなくて感じろ、という>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
テレビドラマの続きとなっており、初見でこの映画を観ることはおすすめできない。DVDにもどこにも書いてないが、映画内でタイトルが表示されたときに「Lesson 11」と出てくる(ドラマは全10話)。>>続きを読む
第一話『魔法(よりもっと不確か)』
第二話『扉は開けたままで』
第三話『もう一度』
からなる短編集。
観ると、自分をそれぞれのシチュエーションに当てはめて考えてしまう。そして、鑑賞後はほっこりした気>>続きを読む
ミック・ロンソンのギターが渋い音で良かった。泣きながら聴いている観客の女の子が印象的。
ジギー・スターダストのライブでスターマンとレディ・スターダストが聴けなかったのはちょっと…。
二度ほど差し込>>続きを読む
Filmarks上でも絶賛されている作品だったが、全くハマることが出来なかった。
断片的なエピソードを積み重ねていくが、2時間47分は長い。途中ウトウトしてしまった…。また、本編終了後の続編決定の特>>続きを読む
2021/12/27
人生の主役になれ。ポストに投函しなければ始まらない(自ら動きださなければ始まらない)。
51人のワークショップ参加者達が主役の物語。
最初から中盤までは坦々とした各自のエピソ>>続きを読む