せきねさんの映画レビュー・感想・評価

せきね

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ホワイト・ボイス(2018年製作の映画)

3.9

笑っていいか分からないくらいのブラックユーモア。

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.0

1曲の中にも人種の数だけ音楽やアクセントに変化があり、歌い手が移り変わるのが楽しかった。

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.5

各メンバーの持つ倫理観の多様さが、物語や互いの関係性に濃淡を与え、ユーモアや衝突を生んでいたのが面白かった。
服装も各々のルーツや個性を体現していて、デザインの振れ幅が鮮やかだった。
もっと観たくなる
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101匹わんちゃん(1961年製作の映画)

3.7

背景や街並がとても美麗で、人や犬は手描きの線を強く残していて生き生きして力強かった。
犬達のネットワークがすごい。
クルエラは何を吸っているんだ。

クルエラ(2021年製作の映画)

5.0

2つの人格が完全に分断されず、見え隠れしていて魅力的だった。遺伝と育ちのどちらが人格を構成するかを描いて、主人公が受け入れていくのも面白かった。チワワとクシャクシャのお犬は大活躍。
QueenやELO
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

4.0

外からは見えず、関わることでしか知ることのないものを皆抱えていて特別。爽快。

コロンバス(2017年製作の映画)

4.4

建築や空間が人に与える力は受け手により異なるけど、救われる人もいるのは偉大だと思う。

邂逅が2人を先に進めるのが美しい。

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.9

様々な人がそこにいることを肯定していて最高。
多様性を特別視せず、当然あるものとしているのが新しい。

事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

-

事故物件になってから、誰かが1度住んだら事故物件として広告しなくていいという決まりが1番怖かった。

孤独なふりした世界で(2018年製作の映画)

3.9

ポストアポカリプスの世界で町を掃除していく2人。
数百の死体を埋葬しても過去や記憶は埋没させず、全ての感情をぶら下げて生きていく姿が力強かった。

インセプション(2010年製作の映画)

4.5

過去は変えられないが、自分の記憶の中に生きる死別した人への理解や解釈は有機的に変化し得るという考えが面白かった。

主人公とターゲットがその点で共通しているのも奇妙で良かった。

透明人間(2019年製作の映画)

4.1

孤立や支配の恐怖。人気の多い場所を含めて、どこにいても安全でないホラーは珍しく新鮮だった。

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

4.0

人生の浮き沈みを激しい前半と穏やかな後半で2人の視点から描く。
抗わず今をただ生きることで、出来事は波のように自分を過ぎ去っていくけど、辿りつく先がわからないのが面白いと思った。
カメラを回す速さや音
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ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

4.0

全く同じことが現実に今起こってる上、1つのまちだけでなく世界中に広がりつつあることに驚く。

10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

4.0

嘘は少しの真実と混ぜると、より本当らしくなるというのを凄く感じる話だった。
冒頭の荷物が終盤に絡んできたり、出てくるものに無駄が全くなく密室スリラーとしても最高だった。
クローバーフィールドの3作の中
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

-

レイとベンのシーンは最高。
終盤の変化をセリフなしで演じたアダムドライバーは何度観てもすごかった。

最初に着地点見据えて、3本作って欲しかった。

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

4.0

手紙のやり取りはやっぱり良い。
夢遊病の話が面白かった。

ショート・ターム(2013年製作の映画)

4.6

過去に傷を負った人が現在傷ついてる人を助け出そうとする過程で逆に救われ、前進する。
人それぞれ通ってきた道は違って、理解できないことはあっても、寄り添おうとすることはできるというのは希望だと思った。

ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.8

今回も明るい未来はやって来なそうだけど、みんな強くて面白かった。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.8

家族を失って新しい家族を見つける。

周囲に共感をされず偽られ、除け者にされる現実から、楽園に行き、徐々に違和感に溶け込み共感を得る主人公の変化が面白かった。

共感に救われることもあれば、判断を曇ら
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.5

移民の人の良心が、アメリカに勝つところに意味を持たせていて良かった。

ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

3.9

人種の対立をコミカルなミュージカルで。
一見明るいようで笑えない現実。
今度のリメイクはどう現代を反映するか楽しみ。

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.5

冒頭から悪人よりも多くの善人が容赦なく死んでいくので驚いた。Itの起源と対処法がスピリチュアルすぎたのと、計画の適当さが笑えた。スティーブンキングは裸の老女ゾンビ好きなのかな。

サラブレッド(2017年製作の映画)

4.2

無感情で一見サイコパスな子と裕福で感情豊かな子が出会う。色々な要素や感情が影響し合って予想外の行動をするのが興味深かった。主演3人が最高。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

意図せず革命の発端になっていくのが奇妙で面白かった。現実か仮想か曖昧で自分の頭で補うべき余白があるのも好き。

殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

4.2

投げた言葉とその返しに、普段あまり考えないことに目を向けさせる力があって面白かった。

平行して進む話のまとめ方がきれい。

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