先日、日本でブライアン・デ・パルマの最新作「ドミノ -復讐の咆哮-」が上映されたが、そのデ・パルマの異様なまでの変わらなさには驚いた。そして「レイジング・ケイン」辺りから自己模倣を延々と繰り返した果て>>続きを読む
今は過去に観てきた作品の感想を、思い出した順に徒然なるままに書き記しているのだが、この映画の題名である「クワイエット・アース」という言葉を思い出した時、私の瞳からは自然と涙が溢れてきた。こんな映画は後>>続きを読む
普通、ホラー映画というものは現実と幻想の境目を曖昧にすることで、恐怖を高めようとするだろう。しかし「プレモニション/呪われた絆」の序盤、実の子を奪い取るために里親に恨みを募らせる狂った女は全き現実であ>>続きを読む
アメリカにおいてすら知られざる職人監督リチャード・コンプトンの予期せぬ美徳といえば、B級的アメリカン・ニューシネマの枠内において、様々なジャンルを越境する謎めいた力強さだ。それは彼が今作の3年前に制作>>続きを読む