Sgnrszkさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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おっぱいバレー(2008年製作の映画)

4.3

1970年代後半に中学生だった自分にはどストライクな映画だった。全編通じて流れる昭和ポップスは全部お馴染みで、シーンとのシンクロぶりがたまりません。おそらくなんでもスマホで観れてしまう今の中学生には?>>続きを読む

ナイロビの蜂(2005年製作の映画)

3.9

 アフリカには植民地時代の名残の医療実験の残酷な歴史があるようだ。近くは1990年代にインフィームドコンセントなしのHIVや結核性髄膜炎の研究中実験薬の治験がWHOなどの公的機関の資金援助のもと行われ>>続きを読む

アップグレード(2018年製作の映画)

4.0

人工知能素子が脳と体を繋ぎ、驚くべき身体能力を発揮しする。単純に楽しめました。近未来のリアル世界の2項対立的な世界観の描き方はわかるけれど、ものすごく惜しいと感じました。いろいろな映画で描かれてきたこ>>続きを読む

キングダム(2019年製作の映画)

4.1

スピード感のある3次元空中バトルが見どころ。それぞれの刺客のキャラクターが魅力的でした。そして何はともあれ長澤まさみさん最高です。

コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

4.1

オーシャンズを期待して見ていたので、ラスト20分までは、全く残念!
ラスト20分で大盛り上がりでしたが、ちょっと持ってき方が乱暴では?
でも楽しかったです。

物置のピアノ(2012年製作の映画)

3.9

3.11から受けた大きな傷と弟ソウタの死による深い喪失感に対して高校3年生の主人公春香(芳根京子)、姉妹、家族がそれぞれ向かい合う姿が静かに描かれている。現実に直面している原発事故放射能の問題、農業の>>続きを読む

シンクロナイズドモンスター(2016年製作の映画)

4.0

全くプロットの違う2本の作品が描けそうな2つのアイデアを掛け合わせた作品で、その微妙な違和感が新鮮でした。Anne Hathaway 得意の呑んだくれ、ダメダメ感が魅力的です。星評価はそんなに高く無か>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.2

気持ちの良い人間関係がストレートに描かれた良作です。観終わった時に爽やかな気分になれます。リモートワークでコミュニケーションに悩んでいる我々シニア世代におすすめの映画です。

グッド・ライ いちばん優しい嘘(2014年製作の映画)

4.0

スーダン内戦に巻き込まれ親を失い命からがら逃げ遂せた兄弟妹。難民キャンプから支援を受け、アメリカへ移住し新しい生活の中での安堵と葛藤。いかなる時も厳しい環境の中でもお互いをまた他人を思いやる大切な心を>>続きを読む

ミニミニ大作戦(2003年製作の映画)

4.2

クールなチーム泥棒もの。クールな知略家、凄腕ドライバー、天才ハッカー、爆破師、凄腕メカニック、そして金庫破り。
アイデア、アクション、キャラクターと人間模様、どんでん返しとバランスの良い作品。
んっ、
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.0

AIのOS。2013年7年前の映画。人格、感情を持つAIのパートナーという設定に今はさらにリアリティが持てる。在宅で一人仕事をしていると何気なくalexaに話しかけてそれなりに気が紛れる。生身の人間の>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

4.0

リトル-シャロン-ブラック 子供、少年から大人になる過程を周囲の人々との関係から主人公の繊細な内面を描き出した良作。
厳しい環境の中でも微かな友情と愛情が人をつなぎとめることができると感じさせるウォー
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.2

困っている人々を救済するはずの福祉制度を施行する行政が、人を惨めな思いにさせ、貶めている。一人一人にはそんなつもりはなくても制度としてのこんな対応は多かれ少なかれ我々の周りには蔓延っていると思います。>>続きを読む

華麗なるギャツビー(1974年製作の映画)

4.3

大概の名作小説原作の映画はイメージ、ニュアンスの差異にどちらかが残念な感じに思えてしまうが、この映画は本当にどちらも裏切られなかった。主人公のフラジャイルな人間性とロードサイドの乾いた空気感などイメー>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.4

名作鑑賞。
静かに流れる愛と裏切りと愛の物語。
息子マイケルがドン後継者として変容していく姿が丁寧に描かれる。一見淡々としたドンコルレオーネ、ファミリーへの強い想いと恋人ケイとの別れ、運命的に出会った
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12モンキーズ(1995年製作の映画)

4.1

2035年時間を行き来し、人類の絶滅の危機を食い止めようとする科学者とそこに加担させられる囚人。
痛み、幻覚、匂いなどの身体的なリアリティと時間移送の精度の悪さを巧みに使って謎解きが展開する。
独特の
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.1

映像で記録された当時の言葉とその場に実在した人々、周辺の人々の現在の言葉が重ねられ、描かれているところが秀逸だった。50年を超えて伝えられる当時の熱情と言葉が、曖昧にしか理解していなかった史実を浮き彫>>続きを読む

日日是好日(2018年製作の映画)

3.9

十数年にわたる主人公の日常の気持ちを茶の道との関わりを通じて描いた作品。茶道に対するリテラシーがない人に対して、その世界観を伝えようとする表現力が秀逸でした。お茶やってみようかなあ。

真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

4.2

1665年のデルフト。まさにフェルメールの絵画のような世界観で映像が作られている。19歳のスカーレットヨハンソンによって「真珠の首飾りの少女」のディテールを見事に描き出した美しい映画でした。

ディック&ジェーン 復讐は最高!(2005年製作の映画)

3.8

さすがのジムキャリー!展開はちょっと雑だったけど、ティア・レオーニとの掛け合いも抜群で大いに楽しめました。

モネ・ゲーム(2012年製作の映画)

3.0

キャメロンディアスで観てしまいました。
チョイどんでん返しかな?

メランコリア(2011年製作の映画)

3.8

主人公の崩壊と地球の崩壊?
映像は美しかったです。

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

4.0

ストーリーはさすがの東野圭吾氏。物語に散りばめたエピソードと事件の謎解きが重奏する二重構造になっている。シンメトリーにこだわったピクチャレスクな映像、平行移動するカメラワークは秀逸でグランドブタペスト>>続きを読む

ブラック・ハッカー(2014年製作の映画)

3.3

導入は分かりやすかったけど、最後はよくわからなかった。もう一度見直してみます。

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.3

主人公を取り巻く人々の視点、その変化を丁寧に描くことによって大切なものを伝えている良い作品でした。

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.1

人生の“もし、だったら”はないというが、二つの選択肢を知ったからこそわかる大切なものがあるという深いい話。これからの時代ますますここで描かれている感性が大切なのかもしれないと思いました。

オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

4.3

日本だと想像が及ばない森林火災。そこに挑む消防隊の実話に基づく壮絶な物語。使命感と家族愛の葛藤の中で、躊躇のない瞬間を生きる男達と見守る家族にただ涙です。Only the brave.

火宅の人(1986年製作の映画)

3.9

正直で奔放な父、懐深い母、父を取り巻くそれぞれ優しい人々。どうなることかと思いきや温かくなるラストでした。

ドリームハウス(2011年製作の映画)

4.0

意表をつくプロットで描かれた家族愛の物語でした。ダニエルグレイグ、ナオミワッツ、レイチェルワイズ皆美しい。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.6

久しぶりの名作です。
純真な少年の心の揺れ動き、傷つきが丁寧に描かれた作品。
ユーモアというフィルターによってメッセージがより際立って伝わってきました。

嘘八百(2017年製作の映画)

3.5

中井貴一と佐々木蔵之介で突っ切った感じです。

セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

4.0

What happened to Monday.
マンデーに何がおこったのか。
50年後の近未来。人口爆発、地球崩壊に対する対策としての一人っ子政策を児童分配局が厳格に管理する社会。管理の手法として描
>>続きを読む

ラッキー(2017年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

老に一人向き合うラッキー。体の衰えを感じ、怯え、形而上的な問いに思索を巡らせる日々。それでも、温かい周囲の人々とわずかに繋がることや新たな交流で、一度止めた時を再び動かしはじめる。無(ウンガッツ)を受>>続きを読む