このレビューはネタバレを含みます
グラン・トリノに始まりグラン・トリノに終わる。
様々な物語要素がありつつも、生と死の意義という一つの軸が最後までぶれずに貫いている。
このレビューはネタバレを含みます
ハリウッドでよくある80年代の子供向け映画って感じで前作前々作にあった外連味がなくなった。
世界観を描きたくなって迷走したんだろうか......。
潜水艦や飛行船、エッチング風の書割など、ヴェルヌへのリスペクトに溢れている。水中チャリンコからはベルの音が出る。チャリンチャリン。
『君たちはどう生きるか』への影響がそこかしこに。
ラストシーンは改作前の『やぶにらみの王』と比較すると味わいがある。
極限状態に置かれて露わになる人の本質......。
レジスタンスの英雄的物語ではない「汚い」部分を描いたと言えるかもしれない。
面白かった。
あらゆる「お約束」をリスペクトしながらも、車や銃器への愛着がオリジナリティを出してると思う。主人公が怪物すぎてこれ普通の警察では太刀打ちできないのでは......。
初めてのリンダを劇場で観れたのは良い経験だった。
韓国交流の展示を手伝っていた先生は最終的に背中しか映されなかったが、果たして何を思ったか......。そういうところも含めて、文学的な余白に満ちた作品>>続きを読む
困ってる子供をひたすら映す。
子供の話を一向に聞かない大人がひどい。
最後はほっこり。子供の健気さと友愛がじんわり感じられました。
このレビューはネタバレを含みます
オカルトブームの始祖をオカルトの日に鑑賞。
けっこう面白いが、本当にこれがブームの火付け役だったのかと拍子抜けした感じがある。まあブームってのは大概そんなもんかもしれない。
単に悪魔祓いの話ではなく若>>続きを読む
西洋的価値観の超克という古典的なテーマを現代的にリバイブした点は興味をそそった。
しかしニューアジアはステレオタイプ的なアジア観が前面に出ていて、気になるどころか不快ですらあるし、西洋と東洋を対立的に>>続きを読む