牧史郎さんの映画レビュー・感想・評価

牧史郎

牧史郎

アフター・ヤン(2021年製作の映画)

2.0

人物に生気がなく、かといって寓話としての魅力も感じられず、めちゃくちゃ消化不良だった…

評価が高いので分からなかった自分が恥ずかしくなった(๑・̑◡・̑๑)

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.0

何も言わなくていい。
沈黙は悪くない。
多くの人が沈黙のチャンスを逃して、多くのものを失ってきた。

座右の銘にしたい……
日本人は沈黙しすぎな気もするけど、、ある意味でこの台詞と原題の深さは言葉のコ
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虎の尾を踏む男達(1945年製作の映画)

3.0

戦争が終わらなかったら黒澤明はどんな映画を作っていったのだろう…(戦争が終わらなかったら映画自体作れない世の中になっていたか…^^;

ふと、そんなことが頭をよぎった作品。

エノケンは有名だけど初め
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なつかしき笛や太鼓(1967年製作の映画)

2.0

最後ひたすら試合を見せ続けるのにはたまげた。時折カメラが追えなくなるくらい質の高いをしている子供たちに驚きつつ、人物がまるで描かれてないので、良くない意味でドキュメンタリーで子供の試合を見せられてるよ>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

人類の終わりの始まりにまつわる物語というのだろうか…見ていてずっと苦しかった。

ゲイリー・オールドマンのトルーマン大統領のシーンが印象深い。

こんにちは、母さん(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

久々に!(と言ったら失礼かもだけど)山田洋次作品で素晴らしさがあった!一緒に暮らすのが希望というラストが現代だよなー。98歳のおじいちゃんと見られて良かった。吉永小百合もよかったなー

牡丹燈籠(1968年製作の映画)

2.0

怪談モノってどう見たって怖いとは思えないから、どう見たら良いのか知りたい。リアルタイムの人たちはどう楽しんでたのか気になる。

search/サーチ(2018年製作の映画)

2.5

ほとんどがディスプレイ上の映像で構成させてるというところがすごい。けど、それが面白いかと言われると、自分にはそこまでピンと来ず。

湘南爆走族(1987年製作の映画)

2.0

紫のトサカみたいな台詞が面白い。なんか幸せそうで良い。笑

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

面白かったけど、期待値が高すぎたせいか少し物足りなさも。長さを感じてしまった。夫婦喧嘩は犬も食わぬ…みたいな諺あったけど、ワンちゃんにあんなもの食べさせてo(`ω´ )o

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.5

変な映画すぎて期待してたものとは違ったけど、最後のあのシーンでさすがに呆れていい加減おわんないかな…と思い出したら、主人公も同じ顔になってて、「あ、それが狙いなのか…!」とアハ体験みたいな気分になった>>続きを読む

ひな鳥の冒険(2016年製作の映画)

4.5

豊かな観察の積み重ねを感ずる。子供にも生物にも、動きにも心にも。

The Turtle's Head(原題)(2014年製作の映画)

3.0

英語があんまり分からなくてもこれは世界中の男性は普遍的に恐怖できるのではないでしょうか…笑

C'est La Vie(原題)(2016年製作の映画)

-

ザッツマイドーターとこの人がかつて結婚してたということだけど分かった…笑

構図かっこいい。

Munchausen(原題)(2013年製作の映画)

3.0

ありがちな筋書きで驚きはないけど、最後のカットの不気味さに天才味を感じる。あのお人形があるのとないのとでは、まるで気味悪さが違うのはどうしてなんだろう…!色彩感覚はミッドサマーって感じ。ママは加賀まり>>続きを読む

あばずれ(1966年製作の映画)

4.0

昔、Filmarksにリクエストした!嬉しい!!さすがFilmarks!!!赤いリボンの緑魔子が街を歩く画が印象的だった記憶。また見たい。

The Strange Thing About the Johnsons(原題)(2011年製作の映画)

3.5

スタートの発想が凄すぎる。
信じられないくらいそこに驚くのは、この矢印の暴力はないよな…という思い込みがあるからなのかな…と、見た時の朧げな記憶が蘇ってきた…また見てみよう。

Beau(原題)(2011年製作の映画)

3.5

母ちゃんの掌が熊みたいなやつだったっけ。言いしれぬ不気味さと滑稽さが共存してて、その言葉にならなさが才能だなぁ…と思った記憶あり。

フェアプレー(2022年製作の映画)

3.0

おっかいないけどこういう社会になってる気がするな…涙

戦いとは終わりである(2023年製作の映画)

2.5

「リングの上では対等に戦える」という言葉は全ての民主主義の土台を表す言葉と感じました…!

ナワリヌイ(2022年製作の映画)

4.0

公開時から気になっていたけれど、このタイミングまで見てこなかったこと自体が申し訳ない…という気持ちになった。善人の沈黙や無関心が一番状況を悪くするというのは本当にそうだよね。自らのことも顧みないと。。

音のない世界で(1992年製作の映画)

2.5

写ってる子供達の生き生きした面持ちや取り組んでることの美しさは素晴らしかった!映画としてそれをどう見せるのか?という試みはあまり感じられず、うとうとしてしまったのが残念…!涙

雨降って、ジ・エンド。(2020年製作の映画)

3.5

廣末さんが最高すぎて震えた。

『ある朝スゥプ』が大好きだったので、時を経て天才俳優と再会できた気分。

ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

4.0

洗脳に対しての老婆と少女のリアクションの違いがすごい。

国家で民衆を洗脳する、という究極のフィクションに対して、カメラを持った(向けられた)個人が対峙するドキュメンタリー。

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