車を走らせながら見える街、山の木々、ゆっくり流れていく景色が心地よかった。カートの話はどこに行き着くのかしらと思いながら聞いていると、とても印象的なセリフが出てきてハッとする。いろいろな想いがセリフに>>続きを読む
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久しぶりに映画の世界に入り込んで楽しめた。暗い映像も衣装も音楽もよかったし、ブラッドリー・クーパー演じるスタンの変貌ぶりも、表情も、声も、一つ一つが丁寧に表現されていて、見ていて飽きなかった。親子関係>>続きを読む
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チャーリーを演じるチャーリー・プラマーの演技、本当に素晴らしいと思う。ほぼずっと画面に映っていて、少しの仕草や表情の変化でも思いが伝わってくる。愛情はあるけどちょっとだらしない父親にほったらかしにされ>>続きを読む
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映画よりも先にブロードウェイで見たので、どうしても比較をしてしまった。ベン・プラットは大好きだし、舞台と同じように歌も演技も素晴らしいのに、舞台ほどは引き込まれなかった。映画はセリフから歌への移り変わ>>続きを読む
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物語の始まりから「死」が出てきて、それまでに何があったのかふり返っていく形。最初からダヴィドがいなくなってしまうことを知っているから、若く輝いている姿がはなかく、2人の幸せな時間が続いて欲しいと思いな>>続きを読む
ガールズパワー!内気なヴィヴィアンが「モキシー」を始めて、自分の考えを発信すること、行動することでどんどん変わっていく。白人男性が優遇されていること、それを認めていること、女性というだけで我慢させられ>>続きを読む
エリー、ポール、アスター、3人の関係がどう変化していくのか、見ているのが面白かった。ポールが純粋で単純でいいやつで同じ人が好きでもエリーが応援してしまうの分かるし、エリーとポールの関係って普通のラブス>>続きを読む
孤独で、居場所も見つけられず、鬱屈したジョニー。過酷な牧場の仕事を頑張っているのに父親からはなかなか認めてもらえない。ジョニーの農場の仕事の手伝いとしてやってきたルーマニアからの移民、ゲオルゲ。ゲオル>>続きを読む
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リヴァー・フェニックスの演技が素晴らしい。リヴァー・フェニックス演じるマイクはナルコレプシーという難病、親に捨てられストリートで男娼暮らし、さらに、兄だと思っていた人は父親、底辺の生活が抜け出すことが>>続きを読む
「オズの魔法使」の裏にこんなことがあったのかと驚いた。子供のころから、長時間働かせるためや太らないようにするために薬漬けにされたり、権力者に脅されたり、こんなことされたら正気でいられなくなるのも分かる>>続きを読む
ナショナル・シアター・ライブで2018年に観て、ずっと心に残っていた。今回2003年にアメリカで放送されたテレビドラマも観てみた。1980年代のアメリカが舞台。ゲイへの差別、エイズへの差別、人種差別、>>続きを読む
スターの光と影、これまでも映画で多く描かれてきたことだけど、実際に起こったことなんだから、人はすべてに耐えられるほど強くないんだと改めて思う。孤独で、愛がほしいと苦しむ姿、タロンくんの演技がほんとうま>>続きを読む
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薬物依存を治療し、克服していいくのは、本人にとっても家族にとってもどんなに大変かというのがよく分かった。駄目な自分もそのまま認めて欲しかったニック、認められない父親。お互い愛しているとは分かっていても>>続きを読む
ルースの信念をもったまっすぐな生き方とどんなことにも負けない強さに感動する。女性である、というだけで差別され、どれだけ優秀であっても弁護士になれなかったけれど、諦めず闘い続ける。これまで当たり前だった>>続きを読む
これほど本気で心が揺さぶられた映画は久しぶり。大泣きしました。デヴィエとゴールデ、そして、5人の娘たち、アナテフカで暮らす人達、ユダヤ教の戒律と伝統を守る暮らしが、はじめは朗らかに伝えられる。やがて長>>続きを読む
ティッシュとファニーの深い愛が画面から溢れ出るようで、美しかった。一方、白人警官の歪んだ表情。無実の罪をきせられて、こんな風に刑務所に入れられた人がどれだけいたんだろう。肌の色だけで差別され、警察にび>>続きを読む
黒人差別に対して声をあげた人、戦ってきた人、ただ黒人というだけで、背負わさされるもの。胸が痛い。これまで見てきた映画が「白人目線」で描かれているという指摘。「招かれざる客」は最悪だというコメント。そう>>続きを読む
大人になって仕事が忙しくて、笑うのも忘れてしまう。ほんとそう。自分にとって大事なものって何だっけ?ってときどき思い出さなくちゃ。ユアン・マクレガーは大人になっても忘れられない少年の心を表現するのが本当>>続きを読む
ジャンヌに次々と降り掛かる不幸な出来事。夫の不倫と溺愛していた子供の裏切り、両親の死。100年以上前に書かれた小説の映画化ということで、現代よりも女性には選択肢が少なく、閉じられた世界で、それでも希望>>続きを読む
おもしろかった!ストーリーは二転三転、誰と誰が手を組んでるのか分からず、うまい。セリフでヒントを与えているようで、でもひっかけだったり。アナ・ケンドリック、ブレイク・ライブリー、どちらも魅力的!アナ・>>続きを読む
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ストーリーは分かりやすく、テンポもいい。ヴィゴ・モーテンセンとマハーシャラ・アリの演技はとてもよかった。粗野なトニーと優雅なシャーリー。「白人目線で描かれてる」という批判があって、シャーリーにこれ言わ>>続きを読む
3つのストーリーすべて好き。淡々と描かれていく出来事。長回しのおかげで登場人物の目の動きとか表情の変化とか、逆に全然表情変わらないなーとかゆったりと楽しめる。セリフも気が抜けてておもしろい。ウィリーと>>続きを読む
ヴィクトリア女王とアブドゥル。女王と従者、人種も宗教も年齢も何もかも違う二人が心を通わせていく、奇跡のような関係。友達のようで、親子のようで、恋人のようで。孤独だった女王はアブドゥルにどれだけ救われた>>続きを読む
後味が悪い・・・。愛憎入り交じる歪んだ世界。広角レンズを使用しているシーンが多くて、王室の世界の歪みを画面からもすごく感じる。壁際にいるアビゲイルは絵画のように美しく、でもギリギリ。たびたびあるビンタ>>続きを読む
夢のように楽しかった。映像は鮮やかでカラフルで、とってもウキウキする。でも音楽は「メリー・ポピンズ」の方が好きだなぁ。メリー・ポピンズもジュリー・アンドリュースの方が好き。厳しくもチャーミングで、子供>>続きを読む
記憶は自分に都合のいいように書き換えられている。そう分かっていながら、トニーから語られる記憶を信じて、次の展開が気になって物語に引き込まれていく。言葉もいくらでも嘘をつける。自分勝手で思いやりの少ない>>続きを読む
ルーニー・マーラとヴァネッサ・レッドグレイヴの演技には引き込まれる。でもストーリーは途中から読めてしまうし、そんなことある?って感じです。40年以上、精神病院に入れられたままのローズは聖書に真実の日記>>続きを読む
神の存在、地球の誕生、生命の誕生、そして、一つの家族の物語へ。ダイナミックで壮大なものから、日々の生活のささいな幸せ、優しく美しい母と子の愛情たっぷりの時間、厳格な父と子のすれ違い、苛立ちなど・・・長>>続きを読む
メリー・ポピンズ、チャーミングで大好き。いつも背筋がしゃんと伸びていて、大人にも子供にもきっぱりとものを言う。「サンキュ」の言い方かわいい。メリー・ポピンズとバートは人生を楽しむ方法を知っていて、一方>>続きを読む
チューニングずれまくったサムの世界。どこまでが現実?ちょっと映像がきつかったなぁ。
2019-4
エクダール家の人々のそれぞれの人生が豊かに描かれていく。愛にあふれていたり、ままならないものだったり。人間って、同じ家族でも生き方はけっこう違うもんだなぁと。おばあちゃんが「人は自分に与えられた役を一>>続きを読む
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ウーナが可哀そう。ウーナは子供でレイのことを本当に愛していたのかもしれない。でもレイは違うと思う。「愛していた」、「君だけだ」と口では言っているけど、子供に手を出した変態。大人になって会いに来たウーナ>>続きを読む
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静かで、余計なセリフがなくて、色々なことを考えながら観ることができた。ゴーストの孤独。残された妻の孤独。たぶんお葬式の後、ルーニー・マーラが食器を洗って、パイを泣きながら食べ続けるの見て、涙をこらえら>>続きを読む
アイルランドに行ってみたくなる。マシューさん、素敵。べたな話だけど、2人のやりとりがかわいくて。こんな恋ができたら幸せだなぁ。
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好き。レオとガブリエルのとても自然に惹かれあっていく様子が温かい気持ちになる。これまで経験のなかった月食、映画、自転車、ガブリエルとだったら楽しい。これまでの自分を変えてくれる人との出会い。レオには見>>続きを読む
アナ・ケンドリックとサム・ロックウェルの狂ってる感、好き。常識にとらわれず、どこまでも自分に正直に!