Marianさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Marian

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ザ・ライダー(2017年製作の映画)

4.6

「ノマドランド」の一つ前の作品で、同じアメリカ西部を舞台にした作品。登場人物は俳優ではなく、登場人物と同じ境遇の実在の人物。ノマドランドで見せたあの"ドキュメンタリーでもフィクションでもない"クロエ・>>続きを読む

雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.2

ジーン・ケリーがとにかくカッコいい...
これぞ王道ミュージカル。ハリウッドに行きたくなる。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.8

ジョーの心理描写がすごくリアリティーがあった。
ラストの展開は監督の意地を感じた。
子供時代と現在のシーンを連続的に入れているけど、見ている側が混乱しないような照明の使い分けとか、すごく凝っていた。

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.6

Prime配信終了前に滑り込みで中学生以来の再鑑賞。
やっぱ凄い...
一市民から奴隷に転落しただけで、人柄は全く変わっていないのに扱われ方が全然違くなっちゃう。
奴隷制の本当の恐ろしさに迫った傑作。
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

4.6

最高。
Pixar作品は、子どもも大人も楽しめる普遍性の高い作品が多いが、この作品は思春期を経験した世代に対象を絞っている感じ。これまでのPixar作品とは一味違うチャレンジ精神を感じた。
監督の個人
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8 1/2(1963年製作の映画)

3.8

Amazonプライムにて鑑賞。
新作の構想に迷う映画監督が現実から逃亡し続け、いつしか幻想の世界に浸っていく...といった内容。
すごく難解だった。特にエンディングは観客側が試されているような感じがし
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

5.0

オープニングのハンス・ランダのシーンから、エンドロールに入るまで全てが完璧。個人的には、タランティーノの"イカれた部分"を最も堪能できる作品。
ブラピの過度なアメリカ訛りも面白いし、クリストフ・ヴァル
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ハミルトン(2020年製作の映画)

5.0

ディズニープラスにて鑑賞。
全てが最高。2時間半ずーっと歌いっぱなしで、セリフではなく全て歌で紡ぐ物語。
ブロードウェイの迫力はやっぱすごいし、物語も建国の父アレクサンダー・ハミルトンの生涯を追う重厚
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.2

ディズニープラスにて初鑑賞。
このシリーズに関してはストーリーがどうのこうのとかじゃない。この映画を観たという経験こそ人生を豊かにする。
超一流の映像と音楽で彩られたパンドラを3時間も体験できて大満足
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.6

ディズニープラスにて鑑賞。
ヨルゴス・ランティモス作品の鑑賞は今作で2作目だが、カメラワーク、音楽などはまさにらしさ全開といったところ。
作品のテーマ自体はとても珍しいというわけではないが、俳優陣の一
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ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

3.8

表面的な人種間の対立だけでなく、スパイク・リー監督だからこそ描ける生き生きとしたアフリカ系アメリカ人社会の実態や、後半の展開、キング牧師やマルコムXの言葉の引用など、考えさせられることは多かった。"市>>続きを読む