TKOT1さんの映画レビュー・感想・評価

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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.7

夏、田舎の豪邸で大家族の中に巻き込まれた少年に巻き起こる大事件という設定がそれで既に勝ち。
痛快である。

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

5.0

宮崎駿の怖ろしさを感じる傑作。すごい世界観の作り込み。本当に存在するのかもと思わせるような、妙なリアリティがあるのは、自分が日本人だからだろうか。
圧巻だった。宮崎駿は凄まじい。

オデッセイ(2015年製作の映画)

4.0

ここ最近また優良なSF映画が多い。これもそれ。原作が素晴らしいのだろう。非常にリアリティのある内容だった。長い間火星で過ごす事になるのに、主人公の前向きさや明るい選曲が陰鬱な雰囲気にさせない。それだけ>>続きを読む

ズートピア(2016年製作の映画)

4.2

ストーリーはベタと言えばベタだけど、キャラがとても可愛いくて、美しい世界観の作り込みも素晴らしく、最後まで見ていて楽しい優良なエンタメだった。メインの2人がとてもチャーミングで見ていて嬉しくなる。子供>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

庵野節炸裂の傑作。キャラ、音楽、カメラアングルが良かった。映画として、とても面白かった。ジャンル関係なくここまで面白い実写の邦画は珍しいと思う。ゴジラを倒す方法が苦しすぎると思ってしまったのでクライマ>>続きを読む

デッドプール(2016年製作の映画)

3.6

期待していた通り、キャラクターが良かった。鑑賞者の期待する流れになるのが楽しい、ツボを押さえまくった演出がまたツボ。ここまで馬鹿馬鹿しくて皮肉が効いたアメコミ映画はなかった。続編が見たい。

君の名は。(2016年製作の映画)

4.0

評判がやたら良くてハードルが上がっていたので、どうせそれほど良くないだろうと意識してハードルを下げてから見たのが功を奏したのか、とても良かった。感動させられた。新海誠マジ認めざるおえない。こんなに素敵>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

生涯最高の傑作だった。長いが気にならない。非常に良質な小説を読むような不思議な感覚に陥る。
俳優の演技もとにかく素晴らしいが、リアリティのある演出や圧巻の映像表現が最高。映画の面白さを一段引き上げた、
>>続きを読む

パラノーマル・アクティビティ(2007年製作の映画)

3.7

怖くて面白かった。ただ、ブレアウィッチプロジェクトのような素人撮影のドキュメンタリー風映画なので、食わず嫌いせず素直に世界観に引き込まれてしまわないと、いっこうに楽しくないものと思う。引き込まれるには>>続きを読む

エンジェル ウォーズ(2011年製作の映画)

3.6

なんとなく落ちが読めてしまった。相変わらず映像が斬新で良い。放題が非常にバカっぽくてやや残念だが、ザックスナイダーの性分をよく分かった上でつけてるのかもしれないと深読みしてしまう。独特のダークさ、気持>>続きを読む

ガフールの伝説(2010年製作の映画)

3.6

可愛い。なんでザックスナイダーがこの映画を。ただ、やはり造形力のある監督なので、キャラや世界観の作り込みは見事。妻はいたく気に入っていたので、僕の倍は高評価をつけるだろう。

ウォッチメン(2009年製作の映画)

3.8

ちょっと長すぎるしグロすぎるが、作品のもつ独特の存在感と合間って納得してしまう。絵作りのセンスの良さは他の追随を許さない。原作のキャラクターを崩さず、見事に実写映画化している。ちょっと長すぎる。

もののけ姫(1997年製作の映画)

4.7

始めてひとりで映画館に見に行った作品。セル画数がとにかく多く、映画冒頭でアシタカが梯子を登るシーンから心臓を抜かれた。もちろん技術的なことなど考える余地はその数秒後から吹き飛ばされ、作品の恐るべき厚み>>続きを読む

300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

5.0

最高の映画。この作品で、ザックスナイダーをその他大勢の映画監督とは違うと知覚した。ある種、映画界の事件的な作品。とにかく映像感覚が異常に鋭利で、かつ妙にネバネバしている。勝てるはずの無い戦いに挑む圧倒>>続きを読む

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

5.0

最高の映画。世の不条理さと素晴らしさをインドのスラムの少年を通して描き、成功している。世界は、全ての感覚を停止させたくなるほどに残酷で、自然と踊り出してしまうほど美しい。ダニーボイル監督は音楽の趣味が>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.3

レザボアドッグスと並び、タランティーノをタランティーノたらしめた映画。相変わらず音楽は最高で、ふざけた人間模様が炸裂する痛快な映画。タランティーノ入門に最適な傑作。

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.9

ナタリーポートマンの演技が見事。緊張感が素晴らしい。人の怖さ、人が壊れていく怖さがダークな世界観とマッチして作品の一体感になっている。怖く美しく悲しい映画だが、特殊効果がそこそこ良いので、期待は上回る>>続きを読む

紙ひこうき(2012年製作の映画)

4.0

アニメ作る達人達の技を見せつけられる作品。セリフ無し。見事な演出、動き、音楽との同期。どうも、ここまで良い作品になると技術ばかりに目が行きがちになるが、やはり嫌味でも無く素直にストーリーに引き込まれ爽>>続きを読む

キック・アス(2010年製作の映画)

3.6

映画のターゲットとする年齢層が思ったより上で驚いた。子供が見るにはやや残酷。そのわりにはわかりやすい笑いもあるので変な感じ。普通の人がヒーローやり始める、という設定が非常によい。次回作が待ち遠しい。残>>続きを読む

ダークナイト(2008年製作の映画)

4.8

ほぼ満点に近い、映画史に輝く傑作。いわゆるアメコミ映画である本作をこのレベルに引き上げた功労者は明らかにヒースレジャーだが、クリスチャンベイルもやっぱりすごい。キャスト、ストーリー、演出、映像、そのど>>続きを読む

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.1

ダニエルクレイグファンの俺にはたまらない。かなり良かった。ストーリー、キャラクター共に、見事。おしゃれエログロスリルサスペンスの傑作。そんなジャンル、無い。

インセプション(2010年製作の映画)

4.0

面白い。映画づくりうますぎ。ストーリーや俳優人とその演技もさることながら、映像の表現方法が素晴らしく、全体の緊張感やミステリアスさと合間って作品の一体感により厚みを増している。映画の進化を感じる現代S>>続きを読む

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

主人公もヒロインも魅力的。この映画を男が見るのと女が見るのでは、感じ方が違うのではないだろうか。ただの恋愛映画ではない、やや心残りなラストだが、新鮮かつリアルで良い。ただ、男としてはなんだか切ないので>>続きを読む

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.4

とにかくキャラクターが素晴らしく、引き込まれる。見ていて登場人物につられて笑ってしまうシーン多数。笑えて、胸にぐっと来る。ヒューマンドラマでは久々に誰にでもオススメできる傑作。これがまさか実話とは。

アイアンマン3(2013年製作の映画)

4.3

面白かった。相変わらず非常に痛快でかっこいい。オープニングから引き込まれる。テンポも良く、デザインも素晴らしい。見て損は無い。悪役が強い割にイマイチ物足りなかった。意図的だったかもしれないが、アーマー>>続きを読む

ドリームキャッチャー(2003年製作の映画)

3.0

とにかく緊張感がすごい。何かが起こりそうなかんじが続く。そして、急に何ももったいぶらずに色々と起こってしまって終わる。拍子抜けしてしまった。

ナポレオン・ダイナマイト/バス男(2004年製作の映画)

3.0

電車男を彷彿とさせる酷い邦題のせいで評価がイマイチ伸び悩んでしまった印象の映画。ゆるいコメディ。ただ、ラストはゆるく映画史に残るほど良い。