浦出卓郎さんの映画レビュー・感想・評価

浦出卓郎

浦出卓郎

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ヴォイツェック(1979年製作の映画)

3.5

色々問題のある人物だと知ってはいますがやはりキンスキーは凄まじいですね。あの鬼気迫る表情、西洋歌舞伎という言葉が浮かびました。確かにこれは西洋歌舞伎なんですよね。

青い真珠(1951年製作の映画)

3.5

爽やかな始まりながら、ホラーのような終わり方。そういえば『ライトハウス』に出てきた灯台の最上階が出てきます。設備もなぜか似ている。あれ何て言うんでしょうね。ともかく薄気味悪い雰囲気が立ちこめていく後半>>続きを読む

ビリーバーズ(2022年製作の映画)

2.5

うーん、前半はまだエロコメディとして面白かったんですが、残念な方向に。オウム、人民寺院、三菱重工事件、日本赤軍、超法規的措置、全て過去起きた事件のパッチワークで、新しさがない。過去起きた事件を扱う作品>>続きを読む

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.3

図らずも生まれてしまった傑作。暴力のピタゴラスイッチというか、連鎖が止まらない。後半不条理に感じられるぐらいセリフがなくなっていく様も不気味。主人公が死んでも結局止まらず、暴力が続いていく。相当キてい>>続きを読む

ゴーストバスターズ2(1989年製作の映画)

2.6

さすがに差別的な表現が目につきます。でもゴーストの描き方は前作より上手くなったような。

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.9

いいです。北欧ってキラキラの理想の国みたいなイメージで語られますが、実質は日本と変わらない。風光明媚さとは裏腹におぞましいものが息ずいているイメージですね。

マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

3.5

家父長制の権化みたいな夫と対決しない、極めて小さな抵抗ができるだけと言うのがインド流なのでしょうね。

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.0

いつものウディ・アレンですが、いい加減にセリフが浮世離れし過ぎなような。出てくる文化なども全く今の若者らしくない。あの俳優のモデルはジョニー・デップでしょうか。
世代も全く異なる監督似合わせて演技した
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