taiaさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ドリーム(2016年製作の映画)

4.0

冒頭からパンチが効いてる!

数学、機械工学にそれぞれ強いキャサリンとメアリーは、各分野のエキスパートとして採用され、奮闘する。
管理職レベルの仕事をこなしながら一向に昇進できないドロシーは、それでも
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.5

予告で見ただけで泣けてしまったので、楽しみにしていた映画。

実は動物モノの映画が苦手で、上映始まるまで忘れてて「あ!」ってなってしまった。いや忘れるってなんだよって感じですが、予告がおもしろそうで本
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.5

無人島で死体と一緒に過ごすことで、生きる事について再考する映画。

ポール・ダノ演じるハンクは無人島に漂流して、生きることを諦めかけている。どうして漂流したのか、漂流する前に何があったかはほとんど語ら
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あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

3.5

南仏にあるツアー用ヨットの運転手サミュエルが、かつて関係を持った女性クリステンに無理やり赤ちゃんグロリアを押し付けられる。クリステンを追ってロンドンまで来たサミュエルは、ゲイのベルニーに助けられながら>>続きを読む

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.0

ボストンの便利屋として働くリーが、兄ジョーの死をきっかけに故郷に戻り、ジョーの息子パトリックと過ごす日々を描く。
過去から抜け出せない大人の、過去と向き合えなかった話。

マンチェスター・バイ・ザ・
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

5.0

これまで、そしてこれからも、多分1番大好きな映画。

パットとティファニーはお互い大切なものを失い、精神的に不安定になる。
そんな2人が寄り添ったら上手く行くなんてのがフィクションであることは重々承知
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.0

映るのは派手なアクションでも、屈強な兵士でもない。あるのは生死の境を彷徨い、見えない敵への恐怖と戦い、目前の祖国に想いを馳せる青年たち。‬
‪言葉無くとも心を通わす少年達。恐怖により理性を狂わされた兵
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パターソン(2016年製作の映画)

5.0

平凡って、日常に生きるって素晴らしい。

バスの運転手のパターソンは特別な力があるわけでもなく、奇妙な事件に巻き込まれるわけでもなく、淡々と家と職場を行き来する。
朝起きて可愛い奥さんにキスしてから仕
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

5.0

世界にひとつのプレイブックにも同じ事が言えますが、愛しているのに怒鳴りあう不安定な家族というのがとても愛おしく感じます。

ルイは自分が余命僅かであることを告げに、12年ぶりに実家に帰るわけですが、時
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フリー・ファイヤー(2016年製作の映画)

4.5

「FBIの記録を見て、人間って打たれても簡単に死なないんだな、しぶといな」と思った監督が作った最of高の血みどろ銃撃戦。
エクスペンダブルズのキャラが1人でもいてくれたら5分で終わるお話が、残念ながら
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.0

好きな邦画ナンバーワン。
少し自信ないけど、多分これからも。

ここまで容疑者に寄り添った物語がかつてあっただろうか。
容疑者Xは自分のエゴでも独自の正義感でもなく、只ひたすらに献身する。それは表題に
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

5.0

この映画は書きたいことがたくさん。

DC関連はジャスティスリーグをアニメで見たことがあって、アベンジャーズが公開した頃から始動を今か今かと待っていました。長かった…。

アマゾン族のプリンセスとして
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.2

「ハクソー・リッジ」
敬虔なキリスト教の過程で育ったデズモンドが、軍に所属しながら銃を一度も持たず、衛生兵として活躍した実話。

作中でよく出てくる「良心的兵役拒否」という言葉。個人的な信念に基づい
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