このレビューはネタバレを含みます
発表会のシーンはすべてが感動的だった。
本番中、聾者の世界に切り替わるシーン。娘(ルビー)の歌声に魅了されていく観客の表情や仕草を見ることでしかルビーの歌声を聴けない儚さと、それだけでルビーの歌声が>>続きを読む
実は現実世界でも罪を犯しているんじゃないですか?と疑いたくなるレベルのサダヲの怪演
タイトルだけが先に与えられていたので、ストーリーに自分の解釈を当てはめていくパズルのような感覚だった。鑑賞し終えた後は何とも形容し難い感覚に襲われたが、エンドロールで宮崎駿の名前を見た時に、なぜだか心>>続きを読む
あらゆる楽器の旋律もノイズのような雑音も、自分だけにしか聞こえない音の世界がある。今、紡ぐことができる音の数が、片手の指の分だけだとしたら、自分はどう表現するだろうか。そんな、坂本龍一の生き様をまざま>>続きを読む
「『信じます』っていう言葉は、その人自身を信じているのではなくて、自分が理想とするその人の人物像に期待をしてしまっていることなのかなと思いました。だから人は裏切られたとか言うけれど、その人が裏切ったと>>続きを読む
意外にも起承転結がかなり丁寧で、隠れた名小説を読んでるような見応えがあった。BGMを聞いた時はボリウッドかと思ったけど。笑
Don’t wanna close my eyes
I don’t wanna fall asleep
'Cause I’d miss you, baby
And I don’t wanna miss>>続きを読む
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テレビアニメ放送から12年の時を経て、四畳半が遂に帰ってきた。他愛もない掛け合い、散りばめられた文学的表現、監督を中心とした製作・キャスト陣+アジカンに加えて、タイムマシンによる予定調和的なメッセージ>>続きを読む
めっちゃ既視感あるなと思ったら、助演がナイブズ・アウトと同じキャストで、同じ役回りだったのか笑
どんなに困難でくじけそうでも
信じることさ必ず最後に愛は勝つ
遺伝子を操作して意のままに人間を造ることができ、可能性や将来性が否定された無機質な世界で、運命に抗い、努力し、夢を掴もうとする1人の男の物語。
意外とアツい映画でした。
一度観てください。お願いします。
#RaqqaisBeingSlaughteredSlowly
このレビューはネタバレを含みます
『「時間」という概念があらゆる価値尺度の機能を果たす世界』という好奇心を唆られる設定に惹かれて鑑賞しました。
スラム街出身で(文字通り)その日暮らしの生活を送る主人公が、富裕層出身で時間を持て余して>>続きを読む