スターマンさんの映画レビュー・感想・評価

スターマン

スターマン

映画(1081)
ドラマ(5)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

5.0

ようやく観ることができたわけです。
実はそのことこそが、この映画の
真髄であったのかもしれません。

物議が起こるか騒ぎになるか、
判断するのは映画を観る私たちであり、
映画を観せる配給会社ではない。
>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

母としての愛なのか、支配なのか。
羊水から羊水へ。全ては母の手の内で。

異性親(母親)との関係性や、
男性器に対する度重なる表現などから
この作品がフロイトの
エディプスコンプレックスに
大いに基づ
>>続きを読む

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

2.6

ジョジョの奇妙な冒険で、
杜王町の料理人トニオを思い出しました。
トニオはいいやつですけど。

作り手と受け手について、
皮肉たっぷりに極端に描いた…
といった感じでしょうか。

求められることによっ
>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

強烈な作品だった。
オズの魔法使やオイディプス王の話などが
下地の一つになっているように思えたが、
コンピュータやAIが進化していく過程を
寓話的に描いたものだろうか?
映画中の光景・世界観が、
視覚
>>続きを読む

零落(2023年製作の映画)

1.2

ひどい映画だった。
主人公の苦悩に普遍性がなく、
各シーンの映像に
こだわりや執着が感じられず、
ひたすら主人公がへこんでるだけの映画で、
みごとに僕には何の関係もない話だった。

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.7

こういった映画が企画され、制作され、上映され、ヒットし、大きな賞を獲得する。
「スポットライト 世紀のスクープ」もそうだが、アメリカの強さは軍事力じゃない。これだ。人類最大規模の自浄能力を持っているの
>>続きを読む

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.2

異常な事件を取り扱っている。
人間の異常性と言いますか。
かなりの衝撃を受ける内容だった。

淡々と記者たちが事件究明する姿を描いた。
淡々と始まって淡々と終わった。
そのことでことの大きさが目立って
>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

1.0

ドキュメンタリーを観た。
求めているものと試みは素晴らしかった。
それが全く活きていない本編だった。
状況や背景の説明ばかりしてる映画だった。
大物監督になったのなら、
こういう作品を作ってはいけない
>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

作家の感謝の念をすごく感じた。
私たちに感謝している。
そういった眼差しを感じた。
深い愛に満ちた「ご挨拶」だった。

「俺たちはこう生きた。あとは君たちがやれ」
それを言わんとするための映画だ。
>>続きを読む

>|