カシュニッツさんの映画レビュー・感想・評価

カシュニッツ

カシュニッツ

映画(104)
ドラマ(27)
アニメ(0)

マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”(2019年製作の映画)

4.5

ただただ心地よい時間。その人を美しく見せる服を作り続けた人。ほんの少しギャルソンのコレクションも見ることができて感激。
服には自分のエネルギーと釣り合う時期があると思う。
まだ及ばないけれどいつかマル
>>続きを読む

サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.8

ライトなジュブナイルホラーかと思いきや、どんどん濃密になっていった。
デビーの人生を支配しようと呪詛を吐くところに身震い。怖すぎる。マッキー許せん!

アンテベラム(2020年製作の映画)

4.5

追いかけてくる影の存在がものすごく恐ろしくて何度か中断。
生きる中で抑圧を感じた経験があると、何らかの形で響くのではないか。
最後のスローな疾駆が爽快でこみあげるものがある。

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

やっと見放題になってた!
アンブレイカブルはほぼ記憶になく、イライジャの骨折シーンが本当に痛そうで身悶えたことくらいしか覚えがない。
いつもそうなんだけど、シャマラン(今回はデヴィッドの店の客でしたね
>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

2.8

うーん、なんか、うーん…
家族神話、母性神話の裏返しって感じ。モヤ残り。
ガンホさんとドゥナさんいたから最後まで見たけど。
雨垂れ手に受けるところと、観覧車の中でIUの目を隠すところ。いかにも是枝監督
>>続きを読む

スペル(2020年製作の映画)

3.0

なんといっても釘。身をよじるシーン。その存在感たるや…!あと、食べてなくてよかった。と思ったけど食べてたのか…!と、やたら「…!」の多い鑑賞だった。呪術、恋愛、プラシーボなどなど、信じることが与える影>>続きを読む

ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしきクラシックサイコパス映画。頭が良くてスタイリッシュで殺すときにクラシックかオペラをBGMにする、みたいなレクター博士以降のサイコパスじゃなくて、古き良き(?)サイコパス表現というか。。

>>続きを読む

ハロウィン(2007年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ロブ・ゾンビのストップ&スローモーションに弱い。かっこいいし迫るものがある。

俊敏な動きと破壊力で殺戮していくマイケル。看守(ダニートレホ)もあっさり殺して心の無さがより強調された。「優しくしたろ?
>>続きを読む

ロード・オブ・セイラム(2012年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ロブ・ゾンビ大好き。ホラーなんだけど物語がしっかりしててただ訳もなく死んでいくだけじゃない。
これは10年近く前に見て、泣いたのと哀愁を帯びた映像を覚えてる。
U-NEXTで再視聴。今の私にどう響くか
>>続きを読む

ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ダイアナの消滅の仕方からソフィー(母親)の別人格なのかと思った。治療も人格統合の一環かと。
でも二人で写った写真あるし新聞にも掲載されたし…とか考えてたけど、そういえば途中でダイアナがこの世にコネクト
>>続きを読む

ザ・マミー(2017年製作の映画)

-

あらすじの「想像を絶する恐怖」を見たくて視聴。しかし子どもがつらい目にあう映画はメンタルブレイクトリガーとなるおそれ大。なので15分ほどで断念。
それくらい描写がリアル。

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.0

ユーモアセンスがよかった。お、岡田さん、また裸体ですか?!あっ…!見え…ふぅ危ないたまたまサイドミラーで隠れてよかった。はらはらするなー
柳楽優弥のセリフの間合いがすごーーく厭な雰囲気出ててよかった。
>>続きを読む

我々の父親(2022年製作の映画)

3.5

極めつけの催吐ドキュメンタリー。
この事実を広めたことに対するスコア。長年ホラーに親しんでおりゴアスラッシャーシリアルキラーなんでもこい!な私が分割視聴。だって吐き気するんだもの…怒り(感情)の前に身
>>続きを読む

オンマ/呪縛(2022年製作の映画)

3.8

うれしいことも悲しいことも脳にとってはどちらも負荷、のようなことを何かで見た。
アマンダ(サンドラ・オー)の「決して母のようにはならないと誓った」に、その言説を思い出した。

「強く願えば叶う」は夢や
>>続きを読む

ハミングバード・プロジェクト 0.001 秒の男たち(2018年製作の映画)

4.0

「one millisecond faster!」と快哉を叫ぶアントン。すべてはこの速度短縮のため。

市場で莫大な利益を得ようとする側とアーミッシュの人々の対比。

理解や共感ができなくてもそうしよ
>>続きを読む

アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

4.0

三世代間の家族の話。レイの叫びがどんな言葉より突き刺さった。その人のことを分かりたいという気持ち。

私は男でも女でもありません(2020年製作の映画)

4.5

ずっとリスト入りしてたのをやっと見た。
いいかげん男/女に分けたシステム消滅してほしい。つーか性別ってそんなに重要??
男/女2つの箱しか用意されてなくてそれ以外は許されない。生まれる前からそうだし、
>>続きを読む

死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

臨時収入(1000円)があったから贅沢してレンタル。

エクソシズムのシーンなんてホラー好きなら何度も見てるおなじみの光景。なのにすっかり夢中になる演出に死霊館シリーズの凄さを見た。べたつかないドラマ
>>続きを読む

サタニックパニック(2019年製作の映画)

3.0

亀卜のように内臓占いするのに笑った。片手間に見るのにちょうどよい映画。

RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.5

いろんな意見あるようだが私はラストに納得。サバイバーに拍手喝采。

ロブスター(2015年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「自分なら何に変身するかな?」と考えた人多そう。私は粘菌がいい。大地の循環の一部として在る私。なんて自由!あーでも動物じゃないか。

ヨルゴス風に誇張されてるけど、実世界もほぼ同じようなもの。人生にお
>>続きを読む

ウィッチ(2015年製作の映画)

3.5

陰鬱、抑圧、宗教の枷が詰まってる。ラストのウィッチパーティは開放的で自由で、浮遊するトマシンに拍手喝采。

レッド・ライト(2012年製作の映画)

3.5

考察の楽しい映画。深掘派は満足できる可能性高し。

マザーズ(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

無意識のアンテナがキャッチしてるのかはたまたAIに操られているのか、生殖医療関連の映画や小説に出会う。
戦慄の絆(ドラマ)、燕は戻ってこない(小説)、我々の父親(催吐ドキュメンタリー)。
マザーズも代
>>続きを読む

ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬(2011年製作の映画)

3.5

東芝傘下に入った?MI7で活躍するローワンアトキンソンがとてもかっこいい。引き締まった身体に優雅な身のこなしとグレイヘア♡大好きなジリアンアンダーソンも出てる。Mr.ビーンはあまり好みではないけど、こ>>続きを読む

>|