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舞台っぽい演出と語り手がいるという設定が小説のページをめくるような感覚と重なってとても心地よく面白かった。短編だからこそ疲れずに見れる演出なのかもしれない。ウェスアンダーソンの作品は色の使い方が本当に>>続きを読む
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初めてのモノクロ作品。俳優さんの演技も表情もハッキリしているので白黒でも感情や緊迫感が十分に伝わってきた。最初と最後で同じシーンを流すことで効果的に女生徒達の意思の固さや一致団結する姿勢を表現している>>続きを読む
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マリコのバーに来るお客さんそれぞれに焦点を当てた短編が繰り返される形式でそれぞれの話の関連性は薄いように見えるけれど、全体を通して見るとマリコの過去や探偵の仕事に繋がっているのが面白かった。2人の監督>>続きを読む
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2005年版よりもお話がコンパクトにまとまっている印象。でも音楽も映像も最高で短時間ながらもワクワク感を感じられた。チャーリーも無断でお菓子を食べちゃうところにはびっくりしたけど、好奇心旺盛で子供っぽ>>続きを読む
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母と子の絆の強さを見た。翔子さんの「自分の夢は生きること」「お母様を思っていつも書いている」という言葉が心に残った。彼女の書が力強く見る人の心を動かすのは、障害を持っているからでは無く、母と子のお互い>>続きを読む
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これまでのジブリ作品を思い出させるようなシーンが盛りだくさんですごく面白い作品だった。ストーリーは少し難しく、自分の想像で補って自由に解釈できるようになっている気がした。
個人的には塔の中はいろんな>>続きを読む
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料理を追求しすぎたが故に狂ってしまったシェフのなれの果てを見た気がした。一度箔が付くと純粋に料理を楽しむという枠から外れ、どうすれば客を喜ばせられるか、どうやって良い評価をもらうかというところにまで気>>続きを読む
十代の女の子特有の儚さや脆さが伝わってくる作品だった。心も体も子供から大人に変わっていく時期だからこその悩みがあって、大人になればその悩みや苦しい気持ちも一つの良い思い出として昇華できるけれど、十代の>>続きを読む
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名前だけ知っていてずっと見たいと思っていた作品。1人のタクシードライバーがいろんなお客さんを乗せる話かと思っていたら、都市ごとにそれぞれドライバーとお客さんがいて車内で束の間の会話をする、という構成で>>続きを読む
よくあるストーリーと言ってしまえばそれで終わりだけど、似ている作品がある中でも45分の短編なのに起承転結がしっかりあって印象的なシーンも多くてサクッと鑑賞できる感じが個人的には好きだった。主人公のファ>>続きを読む
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面白かった!ベルモットが灰原の味方をしてくれたのは整理券を譲ってもらったから、、だけなのか?黒の組織は意外と仲間割れが起きていそうで内部事情をもっと知りたくなった。
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20世紀の世界がすごく素敵だった。今みたいになんでも揃っている便利な生活とは違って多少不便な面もあるかもしれないけど、まちに賑わいがあって人の温かみを感じられるのが魅力的で敵役の気持ちもちょっと理解で>>続きを読む
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静かで音の少ない作品だった。ケイコの過ごす毎日を美化することなく自然に映し出していて、ストーリーに波があるわけではないけれどどのシーンも素敵で、見終わったら少し日常の見え方が変わって前向きになれた気が>>続きを読む
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共同体意識や同調圧力のようなものの怖さを感じた。島愛が強いのは良いことかもしれないけれど、島の外から見ると島の住人の仲間意識は異常なほどで、彼らがその異様さに気づいていないのが怖かった。真一郎が最後ま>>続きを読む
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小説原作なだけあって、ストーリーがしっかりしていて面白かったし感動した。いたるところに伏線が散りばめられていて、全てが繋がった時の驚きがすごかった!
最後のシーンとエンド後の特典映像から、アキ、リオン>>続きを読む
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素の自分をさらけ出してレッサーパンダを封印しないことを選んだメイメイの選択がカッコよかった!親の思うように生きるのも一つの選択肢ではあるけれど、時には自分の意思を尊重することも大切だと思う。レッサーパ>>続きを読む