心の旅さんの映画レビュー・感想・評価

心の旅

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スヌーピーの感謝祭/チャーリー・ブラウンの感謝祭(1973年製作の映画)

4.3

かわいくて涙が出そう。実際ちょっと出た。

スヌーピーが働かされ過ぎてて不憫。しかしかわいい。
料理上手だなあ、スヌーピーは!

「こんな問題だらけの世の中で私たちがいがみ合ってることはないよ。傷つけ
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女咲かせます(1987年製作の映画)

4.5

最高!ふとこんな映画に出会えることが、映画を観る楽しさというか、嬉しさというか!醍醐味だよねっ。

松坂慶子によるケイパームービー。
いくつものスタイルを披露し溌剌とした魅力を放つ松坂慶子の素敵さ、可
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七人の侍 【新4Kリマスター版】(1954年製作の映画)

4.7

やべえ!やっぱり何言ってるかわかんないじゃん!
とヒヤヒヤしたのは最初の場面だけで、それ以降は音の悪さを感じることなく、没入できる。
今でも色褪せることなく楽しめる完全無欠の活劇映画。70年以上前に映
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ワン・バトル・アフター・アナザー(2025年製作の映画)

4.3

ダレる瞬間がなかったな〜。緊張感がずっと続く2時間50分。
ベニチオ・デル・トロのセンセイがなぜかカワイイ。

PTA作品の近作の中でも、圧倒的に面白かった方だと思うのだけど、インヒアレント・ヴァイス
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春、バーニーズで(2006年製作の映画)

4.7

すみません、傑作です。
西島秀俊を俳優として評価してなかったのと、WOWWOWのテレビ映画であること、ジャケットのやる気のなさから、観るのを後回しにしてしまっていました。そんな大した作品じゃないだろう
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見える子ちゃん(2025年製作の映画)

3.6

面白かった。霊がしっかりと見えてるのが今までのホラー映画にない形で新鮮。たぶん漫画由来の表現なんでしょうね。
序盤の子どもが走ってくるシーンが割と怖さのピークで、そこから霊がいるのが当たり前になってし
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メイキング・オブ・モータウン(2019年製作の映画)

3.9

そこまで知られざる秘話が明かされるということもなかったが、創設者であるベリー・ゴーディの陽気な喋りが面白い。
ポンキッキ世代だから、恋はあせらずとかジャクソン5の楽曲は自然と刷り込まれてるのよね。
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ヘッド・オブ・ステイト(2025年製作の映画)

3.3

シチュエーションもキャラもいい、アクション満点のポップコーンムービーとしてはかなりいい出来だと思いますけど、敵の先回り能力が高すぎなのはリアリティなさすぎて全然ダメ!ありえないでしょ、あんなの!
展開
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近畿地方のある場所について(2025年製作の映画)

4.5

いや、面白いでしょ笑
低い低い!点数が!みんなの!!!
人によっては賛否あるとこでしょうが、トンネルのシーンがアゲで大幅加点してしまいました。

それはさておきエンディング曲、椎名林檎が椎名林檎でしか
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Flow(2024年製作の映画)

3.4

展開もあって面白かったし、野心を感じる出来栄えではあったものの、野生の島のロズを抑えてアカデミー賞か……と思うと、それはこの作品に優しくしすぎではないでしょうか

冬冬の夏休み デジタルリマスター版(1984年製作の映画)

4.2

すごくよかった……!あのラストシーン……。車が通り過ぎていったあとに残る、おだやかな田舎道と美しい青空の風景の綺麗さをまだ噛み締めていたい。

血と砂(1965年製作の映画)

4.4

クストリッツァの『アンダーグラウンド』より何十年も前に、こんな映画があったのか。爆撃の音と共に火葬場に響き渡る「聖者の行進」の演奏が頭にこびりついて離れない。

岡本喜八の映画久しぶりに観たら、もうと
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めし(1951年製作の映画)

3.5

面白かった。名作だと言われているが意を決して観たら、思いの外タッチが軽く、大阪の風景や人とのやり取りなど楽しく観れる。
原節子の見せる表情が良い。序盤は思いつめたような顔も多いけど、東京に行ってからは
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東京マリーゴールド(2001年製作の映画)

3.9

ほんだし30周年記念作品。
内容については語りたくない……ただ好きとだけ言わせて……
エンドクレジットのときの映像、よすぎるんでい!なぜかよく分からないけど感動で胸いっぱい!

亀は意外と速く泳ぐ(2005年製作の映画)

4.4

あずきパンダちゃ〜ん♪
リバイバル上映も観たい。

フェッフェッフェッフェ……

スーパーマン(2025年製作の映画)

4.8

面白すぎて体感時間30分!
これまで色んなアメコミ映画も観てきたけど、本当はこれを待ち望んでいた!と言いたいぐらいの痛快さと心揺さぶられる物語になっている。
ほんと、マン・オブ・スティールって何だった
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ウォレスとグルミット 仕返しなんてコワくない!(2024年製作の映画)

3.8

これは面白い!エンタメエンタメ!
グルミットがかわいい。喋らないし、口もないのに表情が分かるし、ちょっと不憫なところも含めて愛しい。
テンポよく詰め込まれててあっという間に終わっちゃった。また新作が観
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罪人たち(2025年製作の映画)

3.5

招き入れないと入れない、のくだりが長すぎる笑
なんか、そこまででしたね
バカバカしさのないタランティーノみたい
普通に私が好きな話じゃなかっただけで、よくできた映画かと……

劇場版 ほんとにあった!呪いのビデオ100(2023年製作の映画)

3.8

シリーズ初見でスミマセンな100作目。
中村義洋の演技が上手すぎる!
本人役とはいえ、こんなにナチュラルにできる人なの?

派手な音や心霊現象で怖がらせるということもなく、本当にドキュメンタリーを見て
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アイスクリームフィーバー(2023年製作の映画)

3.6

映画としては全然面白くない。
でも、全く嫌いじゃないのよ〜!

エンディングに流れた曲の「薄緑に華やぐ街色、涙がこぼれるのは何故と」というフレーズが昔から好きだからかもしれません!

鴨川ホルモー(2009年製作の映画)

3.5

あの頃の、あの頃の京都!
懐かしいなあ。この映画のワチャワチャしつつものんびりした雰囲気が好き。
神々 LOOKS YOUが泣けちゃうよね。

リライト(2025年製作の映画)

4.0

これはネタバレを入れずに見てほしいけど、肝心のネタバラシ部分がオモろすぎるので今すぐネタバレしたい。笑った。
あの時をかける少女の未来人が○○だったら……の大喜利として、これほどぶっ飛んでるのあるかっ
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国宝(2025年製作の映画)

4.0

田中泯の存在感が圧倒的。何なんだあの人は。
役柄とかじゃなく、ずっと女形をやってた人がそこにいるだけ、という感じ。凄まじい境地。

渡辺謙がいるまでがピークで、そこからがちょっと長い……やってることは
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新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!(2024年製作の映画)

3.3

なぜ、小林啓一はあんなに脚本を書ける人なのに別人に脚本を任せたのか……
登場人物はみんな魅力的だったけど、演出的にはいつものキレがない気がしちゃいました。
まぁでも、そういう時もあるよね。お嬢と番犬く
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新幹線大爆破(2025年製作の映画)

3.1

東北在住者として楽しめた部分もあるけど、もう一回ガメラ2でも観たほうがマシだったな。
樋口真嗣真面目過ぎだろ。キャラ造形は良さそうなもんだけどイマイチ弾けきらない。ケレン味がない、という印象。
誰が見
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墓泥棒と失われた女神(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

映像がむちゃくちゃ好みでしたね〜。
撮影のエレーヌ・ルヴァールの撮る映像、全部いい。
街の風景も光の捉え方もおしゃれで、今時の流行りっぽくコロコロ画角変えたりしてはいるんだけど、全然いやらしさがない。
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野生の島のロズ(2024年製作の映画)

4.5

最初っから最後までずっと面白くてロズ泣きしてしまいました……

ヒックとドラゴン好きだった人は全員観て

カップルズ 4Kレストア版(1996年製作の映画)

4.0

クー・ユールンがカッコよくてメロついてしまいました。
エドワード・ヤンって若い男の色気を描くのがすごく上手いですよね。焦燥感を感じてもがく様とか、物憂げな表情や佇まい、躍動するその肉体、すべてが魅力を
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恋するプリテンダー(2023年製作の映画)

3.1

こういうのが観たかったからいいんだけど、今の時代に撮られるべき映画か?笑

ステイ・フレンズは結構好きだったな〜

今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は(2025年製作の映画)

4.7

年に一回ぐらい心にドストライクを食らう作品があるんですけど、まさにそれ。
私って登場人物に感情移入どうこうとかはどうでもよくて、変な気持ちにさせてくれてありがとう、で大幅加点してしまうときがある。
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お嬢と番犬くん(2025年製作の映画)

4.2

小林啓一の仕事を信用しているので絶対面白いと思ってましたが、アイドル映画として本当にすばらしかった!
ジェシーの顔の美しさ、ずっと見ていられる。鋭い目つき、甘えた表情、鍛え上げられた肉体、魅力を余すと
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塀の中の懲りない面々(1987年製作の映画)

3.7

いい顔の名優が揃ってて良い。
中でも植木等が飄々としながらも決めるところはビシッと決めてかっこいい。
小柳ルミ子との会話のシーンも上手いですねえ。

ダッカ事件のこととか全く知らなかったので、どういう
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ディアスキン 鹿革の殺人鬼(2019年製作の映画)

3.3

鹿皮のジャケットを着た男が、自分以外のジャケットを着た人間を狩っていく話。
人には薦めないけど、なんか面白くてワロタ
映画なんて所詮これぐらいでいいんだ、と感じさせてくれる映画ってなんか好きなんだよな

スマイリー・フェイス(2007年製作の映画)

3.6

ビックリした、何このラスト!笑
全編ずっとアンナ・ファリスがハイになって人に迷惑かけてるだけの映画なんだけど、予想外に変な余韻を残して終わるんだよな〜。嫌いじゃない!

グレッグ・アラキは『ミステリア
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タバコは咳の原因になる(2022年製作の映画)

4.1

めっちゃおもろい。
一つ一つのネタ全部くだらなくていい。意味のあることなんて何もない。
唐突なグロシーンでも常にほんわかした空気感が漂ってるのがツボ過ぎて、とても気に入りました。
こんな映画、なんでカ
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