toriさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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田園に死す(1974年製作の映画)

4.5

過去に制作した自身の作品になんとなく似通った所を感じた。
過去からは逃れられないから美化してしまう。でもそんな逃れられない過去がアイデンティティを生成してるんだよね。

シュルレアリスムに描かれた世界
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裸の銃を持つ男(1988年製作の映画)

4.6

終始やりたい放題で好き。
ベタな笑いとシュールな笑いがあちらこちらで起きててずっと楽しかった。

好きなシーン多すぎるなぁ

めまい(1958年製作の映画)

4.8

目眩の描写が偏頭痛の時に見るものに似てたり、高所恐怖症の重力に引っ張られて心臓だけ置いてかれるような感じが凄くリアルで軽く頭痛くなった。

色々メタファーも含んでいそうなサスペンス、考察しながら観るの
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バルカン超特急(1938年製作の映画)

4.2

伏線の回収されていく様が気持ちいい。

カメラワークも秀逸でボケ感と人物の動き、展開の仕方、それぞれがマッチして楽しく観れた。

マジックの小物類を使ったアクション?シーンが楽しかったな。

ル・ジュエ おもちゃにされた新聞記者(1976年製作の映画)

4.1

フランス映画らしい映画。
わがまま御曹司と新聞記者のほっこりなストーリー。
親子とはなんぞやを改めて教えられたような気がするな。

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

3.9

グザヴィエドランの色彩と世界観をしっかりと味わえた。
途中のインタビューのシーンがちょっとくどくも感じたけど、それがあるからストーリーの重みも増したのかな。
複雑な三角関係とラスト、面白かったです。

デリカテッセン(1991年製作の映画)

4.8

ブッチャースモックにアトリエコート、ヴィンテージの宝箱!!持ってるエプロンと同じもの付けてる、それだけで大興奮。

ジャン=ピエール・ジュネの世界観はデビュー作から完成されてたんだなぁ。小物から衣装か
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東京キッド(1950年製作の映画)

4.8

戦後の日本ってこんな感じだったんだなぁ、、フィルムの映像も最高。
下町情緒溢れる世界に美空ひばりの歌声と、コメディータッチな演出。
現代における懐古する楽しみ方と、当時戦後の人達での楽しみ方とは違うだ
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

3.7

終始理不尽と緊張感の張りつめる胸糞映画。
随所で語りかけてくるシーンや長回しのシーンがあるおかげで、自分も為す術なくその場にいる一員になったようだった。
リモコンのシーンも衝撃だった。

黄金の七人(1965年製作の映画)

4.1

軽快なスキャットと衣装と小道具が可愛い。
ジョルジャはまさに不二子ちゃん。
肩肘張らずに楽しめるいい映画でした。

マダムと泥棒(1955年製作の映画)

4.6

イギリスらしさのあるシニカルなブラックコメディって感じで終始面白かった。
一人抜け駆けしちゃったね〜

スケアクロウ(1973年製作の映画)

4.2

オープニングが最高。
各所のシュールでハートフルなシーンが記憶に残り、鑑賞後の自分の過去を回想してたような没入感のある余韻が心地いい。

スケアクロウ開店できてたらいいな。

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

4.5

マッチの製造工程かわいい。

イリス(マッチ)の火がついて燃え尽きるまでの物語なのかな。
大好きでした。

コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

4.1

セリフも少なめで、飽きのこない絶妙な間だったりシーン展開をだらだらと見せられてる感じが非常にツボ。
そっぽ向いた猫のしっぽがファサファサ足に当たってる感じ。

ジュディット・ホテル(2018年製作の映画)

4.2

登場する人物のキャラも濃くストーリー展開も16分しかなかったとは思えないほど濃密で皮肉めいてて美しくて引き込まれた。

言語を100で理解できないからこそ、視覚的情報で考察できて楽しかった。

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.8

ジム・ジャームッシュって感じ。
点と点が繋がっていく様が心地よかった。

フロントマンの2人がシュールで好き。
ジッポはかっこよすぎた。