わやさんの映画レビュー・感想・評価

わや

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14歳の栞(2021年製作の映画)

4.3

本当に上辺でしか知らなかったけど知った気になっていた同級生たちを思い出す

この映画もすごく上澄みしか触れないんだけど、それでも触れすぎと思うようなところがあるような、
危なっかしい気持ちになった

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

上映館の多さに騙されたけど、とんだカルトムービー

撮り方は過剰に感じたけど音楽や質感が好き
話も順序が丁寧で気持ちよく入ってきた

AKAI(2022年製作の映画)

3.2

赤井英和の過去が面白いから成立している人生総集編

どついたるねん(1989年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

最後はびっくらこいたけどめちゃくちゃアツくて面白かったなあ

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.5

その人がそうであるとか
こうなってしまう
とかの必然性が本当にあるし
意外性すらも後からそうなってしまう感じ

天国はまだ遠い(2015年製作の映画)

4.0

主人公の不気味とも純粋とも気持ち悪くも取れる雰囲気がよい

正欲(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

思ってるほど切り込まれていかないし
想像以上にステレオタイプで
花束と一緒で見透かした気になられてる感じが癪に触るし
水はいいけどショタコンは悪

CURE キュア(1997年製作の映画)

4.5

人間のギリギリのラインを描くのが上手すぎて苦しかった

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

4.0

ネトフリ映画らしい撮り方
過去が広がっていくことで段々とキャラが深まっていく感じが心地よかった
それぞれのキャラが現実味をちゃんと背負ってるのも良い

遠いところ(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

少しでもフィクション味があれば救われたのだろうが、演技のリアリティさによって脚本の少しのご都合感すらかき消されるエグ味があった。


沖縄の問題点を提起しているのか、
マサヤという男のヤバさを提起して
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青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

花楓の葛藤はあれど、ほぼ通信高校のPRのような印象
結末はすごくスッキリしてるけど、青ブタとして映画館で見る必要性を感じない

「花楓が受験をした」以外の話の動きを見たかった

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

意図的に置いて行かれた気がしたけど、クライマックスのセリフ愛深すぎて脳が揺れた

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.0

ギリギリだと思ってるラインは実はそれほどギリギリじゃないという

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

5.0

すごいものを見たという感覚
異常性の中に自分もいる感じ

はざまに生きる、春(2022年製作の映画)

3.4

こういう映画にありがちな繊細さとか強い葛藤が薄く感じて、春に気持ちを動かされなかった

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.1

作り手の話は好みだけど、才能のない人の話が好きだからSHIROBAKOが好きになったんだなあと。
テロップとか撮り方にシンゴジラ味があった

ドリーマーズ(2003年製作の映画)

3.8

強すぎる絵
どうもフランス映画は自分と記号が違うようで100で享受することができない

千年女優(2001年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

切ない呪いの話
救いのある最後の一言
最高の音楽
パプリカより先にこっち見るべきだったかな

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

5.0

スピード感と倫理観がぶっ壊れてる
許されないような表現をひょうひょうとやってしまう残虐さ

長編ほか二作品と比べ物にならないくらい好き

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.1

こういうのが好きなんだろって言われてるみたいで癪に触るんだけど、好きなんだからしょうがない。
説明と余韻が極限まで省かれていて見やすかった。

さよならテレビ(2019年製作の映画)

4.5

テレビらしいリアルと茶番が入り混じりつつ、懺悔にも言い訳にも見える、全く本質の掴めないドキュメンタリーだった。
裸にも見えて裸でも無いが、これをラヴレターとするのは非常に性格が悪いと思う。

ここまで
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アクト(2022年製作の映画)

4.5

もうそんなにやめてほしい。
ダンナのどこまでも違う場所を向いているところに嫌でもシンパシーを感じ、
救いはあるようでどこにもなく、ありのままを映し出しすぎていた。

雨を告げる漂流団地(2022年製作の映画)

4.5

子供のガキンチョ感と特有のもどかしい感じにリアリティを感じてしまって非常に好きだった。お嬢の子は展開の犠牲になってたけど。

怖い部分は怖く、盛り上がる部分は盛り上がるよう工夫されていて、映像も美しく
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.8

開始直後から気持ちがちゃんと持っていかれる。全員の演技が素晴らしい。
重たい内容を扱っていて、ガリレオの映画版として面白い。
容疑者Xが格別だっただけ。

キャラクター(2021年製作の映画)

3.5

所々冷める瞬間があったけど、いい感じなんじゃないでしょうか

ラストレター(2020年製作の映画)

4.0

ものすごく濃く感じる映像内の時間と、言葉でポロポロと語られる過去があって、役者の名演技をもってしても後者が補完できなかった。
複雑になる。

逆噴射家族(1984年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

カッコ良いカットが次々と出てくる

途中までは全員死んじまっていいのにと思ったけど、ただの破天荒映画じゃなくてハートフルな家族映画だった
夢がある

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.2

アクションはもとより社会不適合者とそうではない2人の人間味がとてもよかった
90分ちょい映画の良さが詰まってる

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

アニメ版から伝記の1幕的に語られるけど、ヴァイオレットの物語が終幕してしまったことがとても悲しくなった。

そもそも少佐が生きていたことや、まどろっこしい中盤など、このアニメってこんなテンプレな感じだ
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