ヤマメさんの映画レビュー・感想・評価

ヤマメ

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Summer of 85(2020年製作の映画)

4.0

ダンスフロアで踊る最中の突然のヘッドフォン、ずるい!これはときめくわ。

恋をして自分を知る、ほろ苦い青春。

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.8

頭にチタンが埋め込まれているのも痛々しいのですが、終始色々と痛くて痛くて痛覚がいっぱいいっぱい!
オシャレな音楽で踊り狂う急な青春っぽさ、良かったです

スタートアップ!(2019年製作の映画)

3.8

ジャージャー麺が食べたくなってはマ・ドンソクさんの顔を見てお腹いっぱい
この繰り返しでめちゃくちゃ笑った
ポスターの絵面どおり、いっぱい笑って泣いて元気になれる映画!最高!

わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

4.0

口下手なミオ、最初は面倒臭でも次第に言葉少なく見守ってくれる銭湯の主人の哀愁ある姿は泣けた
下町の人達も無愛想だけれど本当は温かい気持ちを持っているのが伝わってくるのもいい

思わず自分の手のひらを握
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.5

シリアルキラーを演じた阿部サダヲさんの1ミリも隙のない狂気が凄い

青みがかった映像に透けて見えるあの目、取り込まれて戻ってこれなくなるのではないかと恐怖を煽られました

欲望の翼(1990年製作の映画)

4.7

久しぶりに観たけど、レスリー・チャンの色気がずば抜けてました
部屋で1人ダンスを踊るシーン、とてもいい

PITY ある不幸な男(2018年製作の映画)

3.5

普通の日常の中に大きくズレた価値観を織り交ぜてくるこの感じ
不快でとても面白い

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.8

原作は未読だったので犯人探しに夢中になれてとても面白かったです
名探偵ポワロも含め、登場人物それぞれに胸に秘めた愛がある
不安だらけの船内と対照的にナイル川に静かに浮かぶ豪華客船はとても綺麗でした

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.5

ミステリー要素強め!音楽もいい!私の好みにがっちりハマってだいぶ面白かったです
猟奇的な雰囲気に少しセブンを思い出しました
新バットマンという大役を演じてくれたロバート・パティンソンに拍手を送りたい

君は永遠にそいつらより若い(2021年製作の映画)

4.0

自分の傷や悩みを人に打ち明けるには自ら作った壁を乗り越える勇気がいる

上手く気持ちを伝えられないと悩む彼女の言葉ははちゃめちゃでもその壁をぴょんと飛び越えてきてくれるんだと思う

問題が解決しようが
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.0

早いテンポで進む話に途中から字幕を追う事諦めて映像を楽しみました
好きな俳優さんだらけで観ているだけで幸せ
ティモシー・シャラメはズバリ私のタイプすぎるシャラメでした

少年の君(2019年製作の映画)

4.8

2人お互い涙を流しながら微笑み合う姿は清々しい程愛しかない
胸の締めつけも凄いし、自分でもびっくりするくらい泣いてしまった
ツラいシーンも多いけど、多くの人に観て欲しい

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.0

お父さん、どこまでできる?どこまでやる?あなた誰?の期待感にワクワクが止まらない
テンポのいいアクションに日々のストレスが綺麗にさっぱり流されていきました
結構残酷なのに笑える塩梅がいい!
面白かった
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.2

生優しくない現実の中で何とか生きていこうとする男
人生土砂降りの日もある
そんな時でも雲の上は晴れているのを思い出したい

三上にとってのすばらしき世界を心から見てみたいと思った

ライトハウス(2019年製作の映画)

4.5

灯台にある秘密とは?男達が渇望するものとは?

想像力をかき立てるモノクロ世界の中、狂気を帯びていく2人の関係性
ウィレム・デフォーとロバート・パティンソン、2人の演技の一騎討ちは凄かった

あまりの
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

4.1

ふと過去の思い出が溢れ返る瞬間ってある
そして羨ましさと寂しさを感じ突然走り出したくなる、凄いわかる

自分にとっては特別すぎる人生
歳とっても小さな炎が心に灯っている
いつまでも青春です
「エモい」
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.1

息の合った2人のやり取りが面白いんだけれど絶妙に胸に刺さる
得意分野の話だと急に早口になったり、おじさん相手に絡んだり
本当に2人が愛らしく思えてしょうがない

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.0

彗星が地球を直撃する!
この現実を前に馬鹿馬鹿しい程自分勝手な大統領やどこぞの企業家

笑うと同時に押し寄せる「実際こうなるんじゃないか感」
これだけの豪華メンバーが揃えばシニカルさも倍増です

空白(2021年製作の映画)

4.0

誰も正しいと思えないし誰も悪くない
本当にしんどかった

人間の善悪のなんて白黒はっきりつけられるものじゃない
その狭間でもがくが、すがる藁さえもない
窒息してしまいそうな毎日の中、突然とめどなく流れ
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.5

エディとヴェノムの共同生活は強烈で面白い
終始迫力ある映像に飽きる事なく楽しめました
2人ラブラブだったなー

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.7

男だらけの牧場での埃臭い生活
荒々しさの中で際立つ繊細な心理描写
鳥肌が立つほど面白い
ヒューマンドラマであり一級のサスペンス

街の上で(2019年製作の映画)

4.0

特別な何かを期待してしまい、それでいて懐かしさに心落ちつく下北沢の街並み
誰の中にもこの景色は存在するんじゃないかって思う
なんともいえない空気感が面白くだいぶ笑いました

毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

4.5

香港映画のリメイクと後で知ったのですが、やはり韓国ノワールはいい!
中盤、イ先生誰問題に薄々気付いてしまう、けれどそこからが面白いというのが凄いと思う
異様な雰囲気の人々が繰り広げる心理戦も見もの
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ジェリーフィッシュ(2007年製作の映画)

4.0

「風が帆を揺らすこともない」
その船には「帆がないのだ」

彼女達の心の中には美しく切ない詩があって、それがゆっくりと確実に心を打ってくるようでした
気づいたら目頭が熱くなっていてびっくり
とても良か
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THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

4.5

ジェイク・ギレンホール演じる訳あり刑事の傲慢さ、不安、罪悪感
事件の進行と共に彼の心情の変化から目が離せません
地味なストーリーなのに想像力を掻き立てられびっくりする位面白い

デンマーク版も鑑賞済み
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.5

窓から見える景色に命を感じ、窓を見つめ絵を描き続けるモード
彼女が感じる小さな世界の幸せが、荒っぽいエベレットを温かく包み込む

懸命に生きる2人の姿に胸いっぱいのエネルギーをもらえました

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

4.0

おじさんの中身が女子、これだけでずっと笑える凄さ
殺人鬼の実力発揮で結構グロいシーンも多い中、申し訳ないと思いつつめちゃくちゃ笑っちゃう

終始ボケ倒しなので深く考えず楽しむのが1番です

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ良かったです!
圧倒的な映像美と音楽により、スクリーンとの境界線がなくなったかのような感覚を味わえました
続編あること願ってます

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

とにかく美しく暖かい物語

エリオがオリヴァーに向かい合えたのはエリオの全てを肯定してくれる両親の愛があってこそ
再鑑賞で思ったのはオリヴァーもエリオにベタ惚れだったのね
ラストのティモシー・シャラメ
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デンジャラス・プリズン ー牢獄の処刑人ー(2017年製作の映画)

4.3

ぬかりない暴力描写と独特なテンポで進む物語はやはり面白い
ブラッドリーが無茶苦茶するんだけど真っ直ぐでせつないんです!

オアシス:ネブワース1996(2021年製作の映画)

4.5

やっぱりオアシス最高!

リアム・ギャラガーのかすれた少年のような声がたまらない
観客の熱気に思わず立ち上がりそうになりました

青春!鳥肌!タンバリン!

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.3

おじさん達が酔っ払ってはしゃぐ姿がこんなに面白いと思ったのは初めて!笑ったし泣いたし!
マッツ・ミケルセンの「人生楽しまなくちゃの舞」に元気をもらいました

ゆれる(2006年製作の映画)

4.0

香川照之さん演じる兄のヒステリックさと優しさが薄気味悪く最高

あやふやな真実
それでもタケルは彼にしか分からない「兄」という存在を取り戻せたのだろうと思う。2人は正反対な様でやはり似ている。
キム兄
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東京物語(1953年製作の映画)

4.8

絆があるという安心感からなのだろうか
血の繋がった家族だからこそ疎ましく思えてしまう気持ち、凄くよく分かる

芯が強いがしなやかな紀子の優しさには見惚れてしまいました

美しい映像のなかスローテンポに
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泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

4.0

どうしようもなく不安定なたすくが愛おしくも見えてくる

人って結局ずっと一人ぼっちで
でも、誰かと繋がっている糸が軽くともちょんちょんと引っ張られれば顔を上げて生きていける

仲野太賀の純度の高い演技
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ベイビーティース(2019年製作の映画)

4.3

久々に胸がギュッとなった
天真爛漫なミラと不良モーゼスはもちろん、ミラの家族、そして彼らに関わる人達みんなが愛くるしい
ひときわ輝くミラ
彼女を通して愛が繋がっていく

とあるシーンでは不意打ち食らっ
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