初タルコフスキーです。
製作への意志と熱量を感じる。
自虐コメディとヒエラルキーのくだらなさ。
最近見た邦画でイチバンかも。
「くだらなさ」なんて笑い飛ばせいい。
人は生きていく上で様々な制限、制約に縛られてる。
それは自ら信じていることかもしれないし、他者の目線かもしれない。
むしろそれらが、自分のことばかりを考えてしまう性向を生み出してしまう。
限界を打ち>>続きを読む
ウザったるさも、おせっかいも、怒りも、優しさも。
全ては愛情なのだろう。
親としては、子どもに憎まれることなんてきっと想像もしないだろうに。
親になるということは、そういう葛藤も引き受けるということ>>続きを読む
「自由は帽子や菓子のように粗末にできない。自由は戦いとるものだ。」刺さった。
1942年6月4日にラインハルト・ハイドリヒが暗殺された。
そして、1943年3月23日にフリッツ・ラングは本作を世に送>>続きを読む
愛する者は愛される。
ただし、すぐに返ってくる訳とは限らない。
もしかしたら、生きている間に返ってこないかもしれない。
『今度は愛妻家』や『永い言い訳』のように。
それでも人は愛する。
または、愛を>>続きを読む
愛の欠如とディスコミュニケーション。そして、孤独。
それは、普通であれば分かち合えたはずのものでさえ、分かち合えなくしてしまう。
あらゆる可能性を閉じてしまう。
音。
生活は音で溢れている。
かつて、世界は自然界の音だけであったはずだ。
そのとき、「雑音」「ノイズ」という概念は果たしてあったのだろうか。
人類が、ある種の音を「ノイズ」と知覚し始めたのはいつ頃>>続きを読む
ジョーダン・ピールが描きたかったのは、「知らないこと」は誰かを傷つけるっていうことなのかなぁ。
この作品の残酷なところは、アフリカ系アメリカ人であるクリス本人が、最も人種差別、偏見の構図に囚われているところだ。
一方、白人のお歴々は黒人に対する歴史的レッテルなどほとんど意に介していないのだ。
少>>続きを読む
ジャ・ジャンクーはずっと、移ろいゆく中国を描いてきている。
むしろ、人々も日々変化していく景色の一要素に過ぎないかのようだ。
おそらく、そうなのだろう。
人も、変わり続ける時代の一部に過ぎない。>>続きを読む
一見まともそうな人こそが、罪を犯すものなのか。
もしくは、ヤバい人こそ一見まともなのか。
実際に起きた4つの事件。
理由にかかわらず、どの人もどこかのタイミングで、一線を越えてしまった。
きっと、一>>続きを読む