瞳を閉じても
眠くはなれない住処みたいなもんが
世界にはたくさんある。
そんな世界を
しっぽみたいにぶらさげて
街中を
人間みたいに歩いていると
人間みたいな顔をした
そいつの心が
だれでもないよう>>続きを読む
くるりと
振り向いて
落ちてしまった
ソフトクリーム
を
食べたい。
そんな
映画
ではない。
「会長、さよなら」
火葬場に向かう祖父の遺体に、昔馴染みのおっちゃんがそう声をかけていた。別れを惜しむわけでもなく、なにかを言わなければならないという責務からでもなく、そっと花を添えるように爽やか>>続きを読む
あ〜らよっ、ととと
あ〜たはきっとねぇ
さざなみのさきっちょにつまさきだつのよねぇ
ないすなあいすこおひぃを
とどけたいひとがいまふ、
映画とはこのこと
お腹が空いたら、猫になりたい。
ぼくぁ、切実にそうおもうんだ。
そんな6月の日曜日でした。