Yukisoundsさんの映画レビュー・感想・評価

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シティーハンター(2024年製作の映画)

5.0

マイナス要素がない!
獠ちゃんが現実にいて嬉しい!
って思えるくらいキャスト陣ぴったり。鈴木亮平はいつも化けますが、しばらく冴羽獠としか思えなそう。

とにかくシティハンターへの愛を感じる作品。
原作
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

5.0

映画から伝わる圧力を感じる作品だった。
特にトリニティ実験場面は胸が締め付けられた。巨大スクリーンであまりにもリアルに観て、全てを観終わった後の自分の思考が追いつかず感情がグラグラ。よくある大げさな言
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アインシュタインと原爆(2024年製作の映画)

3.2

翌日にオッペンハイマーを観に行く為に同時代に活躍していた唯一知っている科学者アインシュタインを深掘りして知っておこうと思い鑑賞。
時代背景や科学者の葛藤が本人談を織り交ぜてよく分かる内容だった。特にド
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.8

面白くて瞬く間に観終わった。こういうスパーン‼︎とわかりやすい話はやっぱりいい。レーサーという舞台も個人的に大好き。作品に文句なし。観ていない人には薦めたい。ゲームをあなどってはいけないな…。

↓も
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.7

感情を揺さぶるホラーだった。
観て大分経ってから思い出しているけれど、印象的なシーンがあまりにも多い。
「ワルツの指揮は簡単。ベートーベン以降、指揮者の手腕が求められるようになった」云々のインタビュー
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

3.0

漫画のみ既読、アニメ未視聴で観に行ったため動いて喋っている日向を見てピッタリ!!という今更ながら感想。そして試合の臨場感は素晴らしい。

ただ、原作漫画では35〜36巻を待って、決めるのか…!と思いき
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正欲(2023年製作の映画)

4.1

どういうカタチであれば人は世の中に堂々と順風満帆に生きていると言える!なんてことはない、にしたって「いろんなカタチ」を理解できずにいるのは事実だと思った。
知らない感覚を自然に知ることが出きる内容でキ
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マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.9

レナード・バーンスタイン、彼についての知識は少ないに等しくも題材に興味があり鑑賞。
なんとニクい、憎めない、悪い男を描きながらも、その才覚には魅了されたんだろうなと想像できる感じ。音楽家の半生を知りた
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SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁(2016年製作の映画)

4.0

数年前に映画館で観たかったやつ!!
…と思いながらも先にドラマのラストシーズンもあり、その後のカンバーバッチの活躍の幅の広がりを見続けていたら後回しになったんだろうな。忘れかけてたけれど観てよかった。
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そばかす(2022年製作の映画)

3.2

最近ぽい。いろんな価値観を尊重たり理解したりするなかにある傾向の…とかで一括りにしたら解決しないんだろうけど、そういう感想が先に立ったかな。

7月4日に生まれて(1989年製作の映画)

4.0

戦争があったことで、アメリカの映画史は変わった、というハリウッドドキュメンタリーを観て気になっていた作品。
これまでに観た、とても感銘を受けた映画作品はほぼ戦争を糧に人として強くなったり弱くなったりし
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劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)(2023年製作の映画)

-

お台場を歩く冴羽獠もなしではないのですが、CHの舞台はやっぱり新宿がいいなー、と思いますね。
愛すべきキャラ達が現代を生きている感じはプライベートアイズの時以上に感じる作風で新鮮でした。

アムステルダム(2022年製作の映画)

4.1

個人的にロケーションによって観たくなる作品か否かの判断基準が変わる視聴者なので、アムステルダムの街が大好きな者としてはずっと気になっており、やっと視聴。そのロケーションをもっと映像で見たかったけれど時>>続きを読む

ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった(2019年製作の映画)

-

この時代のロックシーンは面白すぎる。
この時代に生きてリアルタイムで見ていたらどのバンドを好きになっていたんだろう!と、ワクワクしかない。

キューブリックに愛された男(2016年製作の映画)

4.0

この人なしでは今のキューブリック像は違うのか?と思うくらいなドキュメンタリー。

エミリオさん、よくぞそんななりふり構わず仕事を続けられたなと思いながら見ていたけれど、他人にはわからないスタンリーとの
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.8

井上先生の絵が動いているだけで感動しました。
山王戦をそのまま映画にするだけでも面白く出来るわけで、漫画で描かれなかったリョーちんの苦労に胸熱。この設定いつからあったんですか⁉︎
読んでから何年も経つ
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ザ・ビートルズ&インディア/ビートルズとインド(2021年製作の映画)

3.8

The Beatlesについての映像・情報共に既出の事柄が目立ち、後追い世代ファンとしてあらゆる媒体を追った人には新鮮なドキュメンタリー作品は出ないとわかっていても、出し続ける価値はあるなー、と思わさ>>続きを読む

ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~(2018年製作の映画)

3.6

邦画のリメイクだとか、諸々知らずに就寝前に1本90分で軽く観られそうだなと思って鑑賞。
若さゆえの美しさとか儚さとが、深夜に観たせいなのか、単純に涙が出ました。(セカチュー批判していた10代や20代に
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1001グラム ハカリしれない愛のこと(2014年製作の映画)

3.6

キログラム原理を守り研究する職業、など初めて知りました。
「人の魂は21グラム程度」という職業病的な台詞や、映像の中でポイントともなる青い小さな電気自動車のかわいいフォルムは印象的。
何よりキログラム
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.7

絶対いい!と思って観た上で裏切りなしの良さでした。
ただ、先に制作されて先に鑑賞済みの「エール」を超えるには心を打つシーンが同じなだけに予測できてしまって、どちらがいいというのは完全に観た順になるのか
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

5.0

同日に三度観て三度涙が出た。個人的に何が刺さったのかわからないけれど、滅多にない。シンプルな台詞回しは好み。
「他人の物語に時間を費やすこと」に有り難みを感じて、それがいかに素晴らしい時間なんだ!って
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.3

西川美和監督作品、という感じが滲み出てるし、それを感じてなんだか嬉しくもなりましたが「うまくいかない人生」を描きたかったのか、「人生は安易なもの」なのかどちらを受け取るのか全くわからない印象で終わった>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.9

パルプ・フィクションみたい、とかガイ・リッチー監督作品みたいとか、観終わった後に話した感想は全てその通り変わらず。更にコメディ感が色濃く出ていて残虐なのに、なんと観やすい映画。
CG技術を面白おかしく
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

-

上映していた頃に、あらすじを聴いたら、過去を掘り返される気分になって気分が悪くなり敬遠していた。宇多丸が大絶賛するから観たかったし、大ヒットしていたから気にはなったものの、ちょっと止めていた。それくら>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.5

個人的に無機質なものに心を吹き込んでいくようなSFはロマンがあって素直に愛だなぁ、って受け止められるから本当に好き。

謎の生き物に卵から愛まで嘘偽りなく言葉なしに伝える姿は美しく、それとは対極に冷戦
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マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ(2015年製作の映画)

-

観ている方の気持ちが追いつかないくらい、展開が早くて観やすい。心理描写はに感情移入しにくいから100%エンタメとして楽しむ映画。
イーサンホークのズルいダメおじさんぷりがハマってましたね。

赤い闇 スターリンの冷たい大地で(2019年製作の映画)

-

ホロモドールについて知っておこうと視聴。歴史認識として余りにも知らな過ぎることを痛感。
一方から見るのは良くないけれど、イギリスのジャーナリズムを称賛する。

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.8

カーボーイ聴いてからの鑑賞。
爆笑太田さんの「作品に罪はない。(作中に)罪があるから感銘する、罪があるから救われる、だから困る」は的確だなぁ。

主人公の現実と飛躍した妄想と同じ目線で観るせいか、異常
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.9

一つの作戦遂行をもって、こんなにもドラマティックに描くなんて、この続編を見据えて前作を作ったんじゃないかってくらいに思わせる30年越しの続編ストーリーの凄みに胸熱になるしかない!
飛行映像の迫力は映画
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.3

このノンフィクション作品は物凄く時事的で政治的な内容なのに、あつかましいメッセージを感じさせない。もちろんいい意味の感想。
戦争の中である人間ドラマではなくて、ひとりの人間の生き様と戦争の関わり方を見
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エール!(2014年製作の映画)

4.6

「コーダ」のベースとなった作品、とお薦めされて鑑賞してから大分経っても、いい作品だったという余韻がずっと残る。表情豊かな映像が沢山思い返せる作品。
人の素直さが観ていて素敵だと思う反面、それは誰かを我
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.0

何となく観始めたら、淡々としながらもすごい内容と役者陣な映画だった。
事実こんなことがあるなんて。



「アルジャーノンに花束を」を思い出さずにいられなかった。

SING/シング(2016年製作の映画)

-

いい意味でオーディション番組「アメリカン・アイドル」観てる見てる気分だった。それだけに、Mr.ムーンをライアン・シークレストでやって欲しかったなー、なんてふわっと思ったことが一番最初に思い出す感想。(>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.1

リアルな人間の自分本位をコメディで懲らしめる感じは痛快だったし、ディカプリオの落ちこぼれ教授っぷりもよかった。
ただ個人的にはあまり観終わった後の後味が良い作品ではなく、好みではなく。

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

-

観終わって、日本人としては恥ずかしい気持ちになる。まだ終わっていないんだ、という再認識と国際的にも再認識してもらうにはとてもいい映画だったと思う。
そもそも水俣病を記録しようとしたアメリカ人写真家がい
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