Yumaさんの映画レビュー・感想・評価

Yuma

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アルナとその好物(2018年製作の映画)

3.0

ニコとディアンの共演作
オカも好きな俳優さんなので楽しみに観た。

インドネシア各地の屋台料理は美味しそうだし、旅情もたっぷりだけど、
鳥インフルに纏わる陰謀やミステリー要素と恋愛要素があまりにも中途
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.5

あるんだろうな…と思ってしまった。
そして、この映画のような事がこの国の中枢で起こっているのなら、民主主義なんてものは本当にお飾りだし、それはこのコロナ騒動のこの2年痛烈に感じてる事でもある。

仕事
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.0

アダム・ドライバーとスパイク・リーで期待して観た。
予想通りの面白さ。

ベトナム戦争の頃のアメリカが舞台。
人種差別というか、民族間の権力争いを描いてる作品。
アフリカ系、ユダヤ系、ヨーロッパ系とそ
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.2

ヤクザの親分に拾われた天涯孤独の男が、その血の繋がりのないヤクザ一家を家族として守りながらも、社会の変化にもがく姿が20年の歳月と共に描かれる。

ヤクザは悪と徹底的に差別し葬る国家権力。
なのに、器
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デイアンドナイト(2019年製作の映画)

3.0

立場や見方が変わると姿を変えてしまう正義。

登場人物の誰にも自分なりの正義があり、ただ其々の正義の利害は当然一致しないから軋轢が生まれてしまう。

結局、自分の正義を横に置いて、
大事な人を護る事を
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

4.0

阿部さんも健くんも素晴らしいけど、
やっぱり本作は清原果耶だよな〜

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

Netflixで鑑賞

映画ファン、演劇ファン必見の
アダム・ドライバーとスカーレット・ヨハンソンの演技合戦。

スカヨハが裏切られ人生を変える選択をした妻を、
アダムが父親の悲哀を、
「親権争い」と
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

-

EP5を映画館で観た子ども時代からずっとフォローしてたシリーズ。
「スカイウォーカー」という名前はSWファンにとって特別な響きを持つ。
その名前を前面に出したサーガの完結編。

正直、続3部を作る意義
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.0

Netlixの配信でやっと鑑賞

全てを手にしてる男が水よりも石油よりも大事な自分の分身である子孫。
それを体内で育む事が出来る女を奪還する為の戦いと、
下劣なその男から逃げる女たちの戦い。

場面場
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.6

All is Well
感動した
人生での選択に迷ったら、この映画を観る事を全ての人に勧めたいし、
自分も凹んだ時や諦めたくなったり、投げ出したいときに観たい作品。

アーミル・カーンの人間性がとても
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.6

ゾンビものは全く関心ないのだけど
友人の「絶対に面白いから見て!」の言葉に
ちょっとだけ期待して鑑賞。
何も言わずに勧めてくれた友人に本当に感謝!
もうまっさらで観る事できないのが寂しいけど
観られて
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焼肉ドラゴン(2018年製作の映画)

4.5

前評判通りの傑作!

疎外される移民の苦しみと悲しみ
理性ではどうにもならない男女の感情
人の強さと弱さ
家族愛
シリアスな中に時々挟まれる絶妙な笑い
感情を揺さぶられまくったあっという間の2時間。
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海を駆ける(2018年製作の映画)

3.5

自然と人間の関係性の話に、アチェという数々の哀しい出来事が起こった土地を選んだ深田監督の視点が好き。

イスラームを信仰している人達の死生観
自然の擬人化

自分の身近にあるものから離れているけど
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ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

4.0

アーミル・カーン様の偉大さが堪能できる映画。
肉体改造も頑固オヤジの役作りにもただただ脱帽。

娘2人の健気さやスポコン物の感動の他に、
インドの地方都市においての「女性」の立場を風刺している
深さも
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blank13(2017年製作の映画)

4.0

必見!

斎藤工さんってただのお洒落イケメンだけではないと感じていたけど、
それを立証するかのような作品。

はしもとこうじさんという作家(放送・脚本)さんの実話なんだそう。

「人の価値って?」
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あなたがいてこそ(2010年製作の映画)

3.5

バーフバリで一躍日本でもその名を広めたSSラージャマウリ監督の2010年の作品。
コメディとしてとても面白かった。
主演のラーム役のスニールさんはずんぐりとしたヒゲおじさんだけど、
とても愛嬌があって
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「観て良かった~」と思えました。

妻として母として家庭でのみ生きてきたシャシが、
NYへの旅を通して一人の女性として生き生きと輝き出す姿に
めっちゃ共感しました。

それと同時に、保守的なダンナであ
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39窃盗団 サンキューせっとうだん(2011年製作の映画)

4.5

この作品を観たのは5年位前。
障害者支援機関での上映だった。
アール・ブリュットに関心を持ち、彼らとお付き合いを始めた頃。

「生きる」っていう事を必死に難しくしている健常者(という括りにエラソーにい
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.5

アール・ブリュットに関心があることから名前だけは知っていた
モード・ルイス。
彼女の人生と作家生活を追った作品だという事でワクワクで映画館へ。

自分が自分で居られる場所を求めていた
家族の厄介者の身
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パターソン(2016年製作の映画)

4.5

去年の夏に鑑賞
何の前情報もなく、ジム・ジャームッシュ監督という事でいそいそ観に行き、そこで初めて
「エっ!?カイロ・レン???」となった忘れられない作品。

でも、自分の中でとっても大事な作品となり
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

この作品には、様々な「異形」とされる存在が出て来る。

人の心の中にある「異形」への恐怖や嫌悪、排除の感情と
翻って吸い寄せられる好奇心。
そこを超えてゆく人たちと嫌悪を表す人たちが織りなす物語に、
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空海 ーKU-KAIー 美しき王妃の謎(2017年製作の映画)

3.0

チェン・カイコー監督の「覇王別姫・さらばわが愛」は大好きな作品。
監督の映画は「北京ヴァイオリン」以来久々。

序盤、家来の屋敷から物語が始まるので、映像がドラマっぽく感じてしまったが、染谷空海が出て
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サラワク(2016年製作の映画)

3.5

2016年の東京国際映画祭で。
モルッカの映像が(景色)がとにかく美しい。
主演のカリナの気の強そうなところが可愛かったけど、
やっぱりビナイヤ役のライハアヌンが良かった。
他の作品も観たが、雰囲気の
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珈琲哲學~恋と人生の味わい方~(2015年製作の映画)

3.5

一昨年の東京国際映画祭で。
チコ・ジェリコがとにかくカッコ良い♡

昨今、あちらこちらで問題になっているコーヒー豆問題を絡めながらも、
気負わず楽しく観れた。
ジャカルタの映画とタイアップしたカフェは
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ビューティフル・デイズ(2004年製作の映画)

4.5

リリ・リザ監督の大好きな作品
まだネットがこんなに高速じゃなかった時代に
ネットのインドネシアのラジオ局でこの映画の主題歌が何度もかかっていて、映画を観る前から曲だけ覚えてしまったくらいよく聞いてた。
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

5.0

1月頭に観たけど今現在まだハマってる最中。
冷めれば冷静にアラも見つかるかもだけど、
まだ劇場に通って観ている中毒状態なので
「面白いよ~」としか言えない。

脚本、演出、キャスト、音楽全部好き
キャ
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.0

シリーズ完結作「王の凱旋」に比べるとどうしても見劣りするが、
王女救出や最後の戦闘シーンは見応えあった。