「感謝と愛情は違う」
レビューを観ると、好き嫌いハッキリと別れてるなと感じた。私は好き。
あなただけと渡されたあの時の気持ち、もう探しようのない場所で捨ててしまったあの時の気持ち、弱くて強くて人間らしくて好き。
作品だからこその綺麗な出来事にみえたし、誰にでも起こりうる出来事にもみえた。役者さんの演技ということを忘れてた。全部、全部綺麗だった。
静かに進んでいるのに、心がすごく疲れた。眼差しや距離感、空気感を愉しんだ。
血や刃物が映る間、目を開けていられないけど、その時間にも意味を与えて大切にしたくなった。セリフのない場面で、泣きそうになる。この土日は用事がないので、余韻を愉しんでしまおう。
美しかった。ラストのアデルの背中を想いながら、じんわりと、力強い余韻に浸ってる。
この作品を観られたことは、とても心強い。「現実の人生と、真の人生」という表現が印象に残ってる。
無知なことばかりなので、色々知っていきたい。
言葉が見つからずに涙が出て、違和感があった。
「人生は他者だ。」と、物語が重なったとき、この作品への想いが込み上げてきた。
すごく良い映画鑑賞の時間が持てた。
なりたい大人になれるのは、今と向き合い今を愛したひと
最後、そっと、小さな力で、確かに進んでいたとおもう
公園で息子と将来について話すシーンがいちばんすき
ポップコーンを買ったことを悔やむくらい、静かに集中して観たくなった。音も、空気も体に染みていく。自分に必要のないものは離れていって、本当に大切なものはちゃんと側に来てくれるんだって思える作品だった。
目に見えないんだけど、見たもの、聞いたものの声を信じる。そういう自分で居られるって本当に素敵だと思うんです。
苦手な人殺し場面があるのはわかっていたけど、愛の物語というのが気になって鑑賞。
「いつも、ちょっと間に合わない」
いつかふと思い出して、そっと心に響くんだろうな。
それがそっとずっと残りそうな作品。
役者さんの演技を観てる感がなくて、他人の家の日常をビデオで観てる気分だった。>>続きを読む
連行されるときの「その子はまだご飯を食べていないの」のセリフに、希和子の気持ちが分かってるみたいに泣いてしまった。
お母さんにみえた。
ひとつのかたちを知った。
夜中に観て放心状態になって、静寂の中どうしていいかわからなくなった。
映像が素晴らしく綺麗。大切に大切に記憶に残そう。