さゆさんの映画レビュー・感想・評価

さゆ

さゆ

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.5

なんだ、この美しい映画は!
スマホ画面で観るのはおそらくとっても勿体無いです。

14歳の栞(2021年製作の映画)

3.0

中学生のドキュメンタリーという前情報から多感ゆえのカオスさ、グロテスクさを想像してかなり身構えて鑑賞した。
でも、なんか、温かみのある映画だった。
カメラの奥には常に愛情のまなざしがあった。
「キミの
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

訓練生同期の女の子とワンちゃんがあっという間に死んでしまったのでびっくり。

ん〜
小学生A「はかいこうせん!」
小学生B「バリア!」
小学生A「はかいこうせんはさいきょうなのでバリアは効きませーん!
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.5

ヤンチャな主人公が真の英国紳士に成り上がる。
ほんとそれだけで、話は思ったよりも明快だった。
でも設定の深さというより、仲間との絆を大切にしていたり、無駄な殺生を嫌ったりというイギリス流美学に心惹かれ
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

東京にはとても静かに社会からこぼれ落ちていく人たちがいる。

「お金で優しさを買う」という真白の台詞がそんな人々の生活を象徴している。人との繋がりが希薄だからお金に頼る。

「友達」をお金で買った真白
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

村上春樹の小説に出てきがちな潔癖で繊細で気難しい主人公を、小説なら内面化できる。
ところが映画になると急にとてつもなく遠く感じて私を泣きたい気持ちにさせる。

忍びの国(2017年製作の映画)

2.5

ストーリーが奥深くて面白かった。
でも大野くんのPVだなーっていうのが感想です。原作はもっと凄いんだろうな。

ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”(2021年製作の映画)

-

何回見ても良い。
ファンになってから12年が経った今でも芸能人に恋したのは多分最初で最後

ピカ☆ンチ LIFE IS HARD だけど HAPPY(2002年製作の映画)

3.0

記録 2013年〜2015年ごろ嵐ファンとしての贔屓ポイント入ってます。1

ピカ☆☆ンチ LIFE IS HARD だから HAPPY(2004年製作の映画)

3.0

記録 2013年〜2015年ごろ嵐ファンとしての贔屓ポイント入ってます。2

ピカ☆★☆ンチ LIFE IS HARD たぶん HAPPY(2014年製作の映画)

2.8

記録 2013年〜2015年ごろ嵐ファンとしての贔屓目込みでもイマイチだったかな

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

うーん。。。

「お母さん今日一件契約取ってくるから!」くらいのノリで結婚相手(という名の子どもの世話係)見つけてくるかーちゃんとんでもねぇモテ女だな。むしろその手腕があれば不可能などなさそうではある
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

生まれた時から頭にくっついていた社会階層。
働き始めたり結婚したりで変わるけど、どこまでつきまとうのだろうかとふと思うことがある。
これは自分の社会階層を見つめ直すことで、本当に自分が居るべき場所を選
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.0

死神としてのコンプライアンスがガバガバすぎて、ハラハラしていたパートが長かったかな笑
お前何年死神やってるんだ。

スーザンのパパをパーティー会場の奥の黒い木の下で見守るジョー。西洋でいう死神のイメ
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.4

終盤の終盤までこれが白黒映画だということに気付かなかった。全てが光輝いて見えて、息もつかせなかった。

初めての恋ってなんてかけがえがないんだ。

アン王女の美しさは、王女として育ったからこその無垢さ
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ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

この映画のジャックやローズってディズニーパーク内などで見かけるけれど格別に不気味な見た目で、何でこんなに沢山グッズが出てるんだろう?など失礼なことを思ってた。

これがハロウィンタウンの中で見ると、あ
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ひまわり(1970年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

イタリア映画祭り第二弾
詩情にあふれる映画

アントニオが降りてくる列車が停まる直前に視線が電車の車輪に落ちるところや、ジョバンナが赤いイヤリングをするところも、雑踏も
映像表現がとにかく美しい

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インスタント・ファミリー ~本当の家族見つけました~(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

どんなに良い親でも、子供が人生で「もっと○○な環境だったら」「親に○○を反対されなかったら」などと一度もよぎらないことはないんじゃないか。
逆に親が子供に期待を裏切られることもあるはずだと思う。
完璧
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パパvs新しいパパ(2015年製作の映画)

2.9

旧パパ・奥さん・周りの人々の倫理観がぶっ飛びすぎてて、どうこう思うよりもクエスチョンマークが浮かんでた。日本人にはこれが笑って良いのか分からないので、一度アメリカ人になって見てみたい。
子供の無邪気さ
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トスカーナの休日(2003年製作の映画)

4.0

私達のイメージするイタリアは伝統的で美しい国。そして住人はせかせかしてなくて、大雑把で、楽しむことのプロフェッショナル。
そんな彼らと毎日を気ままに過ごせたらと世界中の多くの人が夢描いていることだろう
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

要所要所で意外な展開があり、飽きずに楽しめる。
良い意外性でもあるけど、良くない意外性でもあったかも。

主人公の漫画家・警察官たち・出版社の人たちは危機管理能力不足だし。妻は超絶都合の良いお嫁さんだ
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.5

「何かを得ることは何かを捨てることで、何かを捨てることは何かを得ること」
という言葉を、とても都合よく考えている時期があった。
ある選択で失敗しても、その先で取り返せばいいのだ。別のチャンスが巡ってく
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.1

(日本のような環境後進国だけのお話なのかもしれないけれど)菜食主義者と肉食主義者の間の醜い争いにうーんと思わされることは多い。両サイドのコミュニケーションによる歩み寄り不足が酷いのだ。まともに議論をし>>続きを読む

神秘の法(2012年製作の映画)

-

プロパガンダに興味があって観たので教義には言及しない。
しかしこれが信者のふるい落としならともかく
外部への布教のために作られた作品ならびっくり。

①多くの宗教は、拡大解釈・曲解の繰り返しで現代に適
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.9

結構好きなんだけど笑
突っ込み所満載ながらアクションに見応えがある。
佐藤、何で目出し帽被ってるんだっけ?