こばゆうさんの映画レビュー・感想・評価

こばゆう

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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.5

和製ゴジラ期待の新作!

庵野ゴジラの重厚な絶望感とは違って、
山崎ゴジラは派手でスリリングな展開が多かった。

周りから結構ボロカス言われていたけど、個人的には全然楽しめた。
ゴジラの中でも平成ゴジ
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.3

前情報一切無し、予告などを観た感じだとどう考えても自分の好みでは無いなあと思いつつ、キャストに惹かれて視聴しました。

特に中盤以降は良い意味で想像と全然違った雰囲気と内容で楽しめた。
ただただロクな
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ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.3

頭空っぽにしてなーーーんにも考えずに観られるものが良いな、という気分だったので最適でございました。
ストレス解消の一手!

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.8

じわりと投げかけてくる一昨だった。

あまりにも繊細で、言葉にするのが難しい。どんな感想を持とうにも自分の脳みそがちっぽけな気がしてしまう。
シャロンという1人の人間に否応なしに向き合わされる作品だっ
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ワン チャンス(2013年製作の映画)

3.9

ゴットタレントが見出し、今や誰もが知るオペラ歌手となったポールポッツの半生を描いた一作。

当然実話を基にしたお話なので、ポールポッツを知る人は事の顛末を知った上で鑑賞することになるけど、
それでもし
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異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

3.6

タイトル的にもっとコメディチックな映画かと思いきや、むしろヒューマンドラマの毛色が強い感じ。

邦画というよりドラマの雰囲気が漂ってたけど、俗っぽさはあんまり無かったので嫌な感じはしなかった。

いつ
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.0

バトルシーンの作画には非常に気合を感じた。

終盤の展開は悪くないような感じもしたけど、前半〜中盤が冗長すぎるのと、キャラクターが多くどれも雑多な使い方だったので、どうしても
「Adoを前面に出した斬
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

普段は「同じ映画を観た人とあれこれ考察しあいたいな」と思うんだけど、
なんでか分からないけども誰とも内容も考察も話さず、1人で少しずつ噛み砕いていきたいと思った。こんなの初めてかも。

とにかく映画館
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.3

伝説の作品を今さら映画化だなんて、
ハードルがとんでもなく上がるに決まってるのに、軽々と超えてきちゃったよ。
これはスラムダンクに触れたことのある人も、初めて触れる人も大満足できる作品です。完璧!

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.6

ティーンエイジャーあるあると言えば簡単に聞こえちゃうかもしれないけれど、綺麗なだけじゃない部分もしっかり描いてあって良かった。
親との衝突も、地元に対する鬱屈した感情も万国共通なんだなあ。
終わり方も
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.2

90年産まれなので、90年代にティーンエイジャーを過ごした人たちへの憧れが凄くあるんだけど、その「憧れ」が全部詰まったような映画だった。

ストリートもカルチャーも火遊びも全部カッコよく見えちゃう。け
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

両親と兄に"ろう者"を持つ主人公が学校で歌と出会い、成長していくお話。

派手なシーンはなく、物語も想像できるし起承転結が非常にキッチリと分けられている映画のお手本のような展開。
なのにラスト15分ほ
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

軽い気持ちで見始めたのが良くなかった。完全に食らってしまった。
古傷を思いっきり開かれてしもうた。

こりゃ少しでも思い当たる節があるような人は気軽に見ていいものじゃない、覚悟して、心して見たほうが良
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.1

個人的にめちゃくちゃ好きな雰囲気のはずが、どこかのめり込めないまま物語が進んでいってしまった気がする…。
表現したいものに対して内容が追いついていないような、妙なふわふわした感じがあった。
とはいえ伝
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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

3.7

大泉洋が演じる筋ジストロフィー患者の鹿野と、彼を支えるボランティアの人々のお話。
てっきりド直球のお涙頂戴物語かと思っていたけど、そんなことは全然なくて、笑いありで軽い気持ちでも楽しめる一作。

序盤
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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

3.8

大学生のツネオと足が不自由なジョゼとの出会いから始まる物語。

簡単には形容しがたい内容だったなあ。
忘れちゃいけないのは、ツネオは聖人君子でもなんでもなく、ただの平凡な大学生っていうこと。
だからこ
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そして父になる(2013年製作の映画)

3.8

子供を取り違えられた2つの家族の苦悩。
6年間育てた我が子は、血が繋がっていなかった。

主人公はエリート、インテリで失敗を知らない父親。
それが故にどこか人としての暖かみが無く、冷淡な目で常に人を蔑
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.8

フィンランドで日本食の食堂を営む主人公。
そこに集まり始めた一癖有りの日本人たちと、フィンランドの人たち。

とても静かに進んでいく起承転結。
淡々とした中にハッとするような名言がたくさん紛れていて良
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永い言い訳(2016年製作の映画)

3.8

個人的には非常に好みな一作でした。

妻を失った作家のクズ男が、
どのようにして自分と向き合い、
どのようにして贖罪し、
どのようにして前を向いていくのか。
そして見つけた人生の答えは。
これが本当に
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パパが遺した物語(2015年製作の映画)

3.9

ド直球なタイトル通りの作品。
父親を亡くした娘が、どのように悩み苦しんで、どのように乗り越えていくのか。

ストーリーの描き方は非常に丁寧だけど、
父親ジェイクの描写が多い分、
娘のケイティに感情移入
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.1

英映画の巨匠が引退を撤回して作り上げた一作。それだけで期待値爆上がり。
そしてその期待を優に超える作品でした。

心臓病で仕事を続けることが出来なくなってしまったダニエル・ブレイクが、
給付申請のため
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.7


「90年代を生きるティーンエイジャー特有のヒリヒリした危うさ」
って言うと安く聞こえるかもしれないけど、間違いなくそんな時代があったんだと思う。

あの時代を生きる10代にとっては、援助交際も期末試
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.7

本谷由希子のファンなので、原作は読んだ上での視聴です。

原作の繊細な破天荒さをどう描くかが気になっていたけど、趣里の怪演に圧倒されたな〜。

映画全体を通して、観ていて息が詰まるようなシーンの描き方
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空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

3.1

「超平和バスターズ」の新作とだけあって期待値上がるかなあと思いきや、
劇場で予告編を観てから足が遠のいてしまった作品。

ようやく観たけど、個人的にはやはり「心が叫びたがってるんだ。」には遠く及ばない
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家へ帰ろう(2017年製作の映画)

4.5

1945年当時、ホロコーストから逃れた主人公を救ってくれた友人と交わしたある約束
70年後の主人公はその約束を果たすべくアルゼンチンからポーランドまで、友人に会いに旅路を行く。

戦争が残した罪は決し
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.0

バチコリこじらせOLの主人公ヨシカが、10年間想い続けたイチと自分に好意を向けてくれるニの間で揺れるお話。

綿矢りさ好きなんだけど、そういえば原作を読んだ時もあんまりハマらなかったんだったなあ。
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