たけさんの映画レビュー・感想・評価

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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.5

リアルタイム世代で
やはり気になっていたので観ました

名シーン、名言、名台詞
限られた時間の中で乱発された感覚があり
仕方ないのかもしれないけど
週一で味わってきた衝撃は薄れてしまった

沢北のエピ
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.8

日々の積み重ねは経験という言う名の財産をくれるけど
それ以上に重りのような何かを残していく

溢れかえっているリア充なSNSと、そのアピールが煽る不安や孤独や焦り

何一つ映えないけれど
手の届く人に
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.5

なんとなく整理ついたんで追記

電流を通じて、罪の重さと人の苦しみを
知り、後悔や懺悔をとともに
焼け焦げて死んでしまう罪人

一方、コーフィーは普段から避雷針のように人々の喜怒哀楽を受け止め
その綺
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藍色夏恋(2002年製作の映画)

4.5

恋ってこういうことなんだろうなって
漠然と感じる作品

彼の白黒のお面を被って抱き合うシーンが美しい

全ての衣装のなかで初デートの服がダントツでダサいのが妙にリアル

エンディングに原田郁子さんの
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セッション(2014年製作の映画)

2.6

負の感情が混じりあって一つの壁を超えていく様子に
なんとなく寂しさを覚えてしまう

自分に響いてこなかったのは
ラストのドラムパートで興奮を覚えなかったから

やはり名演はそのまた先だと思うし
ポジテ
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.0

怖いのが嫌で
ホラーは観ないのですが
薦められてなんとなく観てみました

過剰に驚かそうとしないところ
グロさよりもスタイリッシュな感じが
上回っているのは良かった
ただ、音楽の使われ方が煽り中心で雑
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偶然と想像(2021年製作の映画)

4.8

しっかりと閉めずにいた
水道の蛇口から滴り落ちる水滴のように
ひとつひとつの言葉が
心に波紋を広げ、ぶつかり、揺らぎ
そして波立つ

その蛇口は、たまたま閉め忘れたのか
わざと閉めなかったのか
それと
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音楽(2019年製作の映画)

4.1

音は溢れてる
その音ってヤツが音楽になる瞬間を視覚的に始めてみた気がする

それは衝動

音楽を好きなことに理由はない

いや好きってのも違う

ただただ湧きあがってくるもんだよ

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

2.3

原作が良いので、かえって
いろいろ期待値を下回ってしまった

個人的に山本美月は完全にハマり役

一番印象に残ったのは
エンディングのレディー・ガガの
コレジャナイ感
原作を好きなら、こんなことになる
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

4.0

映画では泣きたいという、年下女子に薦められた作品

こういう展開なのねって感じで観つつも
泣かされて浄化された気分になる

こういう映画を、一番のお薦めとして教えてくるって素直で良いヤツなんじゃないの
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そして人生はつづく(1992年製作の映画)

3.8

『友だちのうちはどこ?』の中で大人に翻弄された子供と
今回、天災によって人生を左右されている大人や社会の姿がダブって見えた

同じ状況の中でも
捉え方や受け止め方が人それぞれなところがとてもリアル
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スウィート・シング(2020年製作の映画)

3.8

単純に内容としてはキツかった

子供にとって無条件に信用する親という存在
そして、その内容や深さに関わらず受けた愛情への忘れられない想いや憧れが
映像表現の巧みさで自分の中にも蘇る感覚で最後まで観た
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.0

子供の悩みとかって大人は
めちゃめちゃ軽く見るけど
逃げ方を知らない子供にとっては、とてつもない一大事なわけで
その事を母親だけは理解してくれてるように思えて救われた

はじめてのおつかい
戸塚ヨット
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カナルタ 螺旋状の夢(2020年製作の映画)

4.0

自分の父は、かなりの田舎の出身で
そういうコミュニティ特有の
人との距離の近さと熱、陽気さ、優しさ
そして、時に苦笑いしか返せないテンション
また誤解を恐れず言わせてもらえば顔
その独特の濃さとアクの
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かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

4.0

入らないシュートを
どれだけ投げてきたかわからない
下手なだけだったこともある
強く投げる勇気がなかったこともある
わざと外したこともある
投げなかったこともある

少し不器用でも
リングに当たりなが
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アイダよ、何処へ?(2020年製作の映画)

4.0

民族や宗教の違い
それに伴う、対立や憎悪
常に様々な問題を生む要因の1つであるけれど
自分には芯のところまで理解できない
何か、事を起こす理由として利用されやすいだけなのかと思ってしまうのは
日本人の
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.8

山崎まさよしのセロリが頭に浮かんだ

自我というものなのか、そのせいなのかわからないけど
不安とか寂しさでいっぱいになる時がある
その隙間を埋めるように
ピタリとハマらないけと、少しでも隙間を埋めてく
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.5

音には意味があるのだということを明確に教えられた

自然の中の音、街中の音
それぞれには音の生まれる理由とその環境がある
人の関わる音、それは物を通じて出るものだったり、声だったり
こうした音には人の
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.8

最後まで違和感とともに観た

母親に対する気持ちは理解できるものの
実際の行動には首をひねってしまう場面も多々あり、母親の描写が少い故に
利用されてるようにも感じた

極端な例だとしても、人は家族とい
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それから(2017年製作の映画)

4.5

男って・・・
って思うけど共感していまうのが男っいうもの

個人的に時間とともに女性が魅力的になってくるのは良い映画だと思っているので
この映画は間違いなく良い映画

社長、スニーカーって
それがリア
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サーミの血(2016年製作の映画)

3.5

先祖代々、受け継がれた土地を守り
他を侵すことなく
伝統を守り暮らしているのだけなのに
その伝統と存在すらも否定されるような
扱いを受ける先住民族という存在

なぜ、そうなってしまうのか理解できない
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風をつかまえた少年(2019年製作の映画)

3.8

富は分断を生む
でもそれを解決するものも富だと知る

自然は時に残酷なほどに文明を否定するけど
文明を産み出してきたのも自然の力なんだと改めて知った

まずは真っ直ぐな心を
ただ純粋に、手の届く人のた
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あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

4.2

正しさとか、倫理観とかを持って観ると
いろいろと思うことはあるけれど
ジェームス・ブラウンの曲の勢いそのままに観るべきだなと思った


良いこと、悪いこと
綺麗なこと、汚いこと
誠実さも過ちも程度の差
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.5

ミュージカル映画とは知らずに観た
苦手だった
ただ、全てがオシャレ

Olive・relax・渋谷系・PIZZICATO FIVE・カヒミカリィ・ZUCCa・TSUMORI CHISATOとか
全ては
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.9

視覚情報がないので
主人公に近い目線で観ることが出来て良かった

4DMXとか全く否定するつもりは無いけど
臨場感とかってこういうことなんだろうなぁ

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.1

世界はバランスで成り立っている
その正しいと思われているバランスは最大公約数であって
その世界は厄介な問題に溢れている
じゃあバランスってなんなんだろう・・・

人を正しく愛する姿に間違いはないはずで
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

ホラー映画でしかなかった

神は偉大かもしれない

でも、親、兄弟、恋人、友人・・・
実際に触れることが出来て
その温度を感じることのできる人を信じよう
たとえ騙されたってその方が良い
身近な人を信じ
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

4.0

人は産まれ
いろんな経験と出会いを重ねて
良いこと、悪いこと
楽しいこと、悲しいことを知り
その記憶とともに成長していく
そして、衰え老いる

記憶したことで残るものは
たぶん苦い記憶なんだろう
綺麗
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海街diary(2015年製作の映画)

4.2

何のために頑張っているのか
誰に意地を張っているのか
良くわからないけど、だからっていい加減じゃなくて、それなりに生きてる時ってあるよなって考えたりした

今から何ができるわけじゃないけど
せめて手の
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.3

音楽は誰のものでもないけど
酒と一緒に聴いて、歌って泣けるのは大人の特権だと思ってる

自分は音楽は好きだけど聴くだけの人
タワレコとかで彼女と一緒に試聴器のヘッドホンをつけるのが嬉しかった思い出が蘇
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.1

好きになるなんて、わがままなことなのに
いつからか、余計なことばかり考えるようになる

相手を思いやる優しさは
自分の自信の無さの表れだったり
することもある
その方が多いのかもしれない

お腹がすい
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.2

作品に浸りながらも何かを思い出すことがある

小学生の頃は仲が良かった
毎日のように遊んでた
顔色なんうかがうこともなく
ただ、楽しいから一緒に遊んでた

中学生になり、何があったとかでもなく
なんと
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.6

一人だから寂しいわけてもなく
二人だから満たされるものでもない
慣れ親しんだ場所は安心するけど埋もれてしまう
たまの外出は気分転換と言うなの気休めでしかないのか

刺激的な安心感
そんな感じが欲しくな
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

4.0

そのパートナーで良かったのか
それは当人同士にしか
わからないことではあるけど
たまに外野が口を挟みたくなることもある

でも、
そのパートナーとの時間の中で出来た家族が好きだと言われたら
もう外野が
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.0

何かに心を動かされることは誰にでもある

自分も音楽や映像、アートは好きだけど
その影響から、創作したいという想いになったことは無かった

それは溢れてくるモノが無かったからで
向こう側になることは無
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東京クルド(2021年製作の映画)

4.2

今日という日に見ると、今までのゴタゴタを抜きにして
オリンピックって何なんだろうって思う
スポーツを否定するつもりはないけど
平和の祭典ってブラックジョークにしか思えない

ウイグルや香港、台湾に対す
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