キュートで可愛らしい貝殻のマルセルを堪能するだけの映画では決してなくて、ファストな消費文化や狭苦しい考え方など現代社会が抱える問題と対峙するきっかけをくれる作品で、気づきを与えてくれるものだった。ディ>>続きを読む
この映画の話で坂本裕二さんが「自分の前の車にクラクションを鳴らしたんだけど、その前に横断歩道があって車椅子の人が通ってて、クラクション鳴らした自分にすごく後悔した。そんな風に気付かないことで相手を傷つ>>続きを読む
「どうしようもない寂しい人がたくさんいる。救われない悲しみがある。だから今日も、寂しい人に猫を貸そう。」誰かに優しくしたいと思える主人公が魅力的でした
やさしくなぐさめてくれる、明るく元気づけてくれる。誰かにとっての犬や猫や音楽や本がそうであるように、ツチダにとってのせいちゃんの歌がずっとそんな存在なんだろうなと感じた。