あぶ氏さんの映画レビュー・感想・評価

あぶ氏

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ゴルゴ13(1973年製作の映画)

2.0

『ゴルゴ13』のデューク東郷は、高倉健をモデルにしたらしいが、映画でみるとハマリ役とは思えなかった…。子犬のように潤んだ瞳はゴルゴのイメージとはかけ離れてるし、どうしても高倉健特有の人情味が滲み出てし>>続きを読む

(1948年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

殺人犯であり恋人の小沢栄太郎に、強引に浜松まで連れ出される中で(いわゆる逃避行ですね)揺れ動く水戸光子の感情を追った映画。一度、女の方が別れ話を切り出すのですが、男がブエーンと泣きながら(バックに子供>>続きを読む

昭和残侠伝(1965年製作の映画)

5.0

太平洋戦争後の、浅草マーケットを巡るヤクザの抗争。任侠もへったくれもない新誠会に(どうでもいいが、戦後にあった政党・新政会と被って紛らわしい)対抗するは、昔ながらのやり方を通す老舗の神津組。しかし二代>>続きを読む

テロ、ライブ(2013年製作の映画)

5.0

テロリストが巻き起こす環境の変化によって、移りゆくハ・ジョンウの顔面百景が楽しめる。それはもう、往年の勝新太郎かってくらいに表情だけで観客を沸かせるのだから、凄い役者だ…。
痛々しい肌荒れにも遠慮する
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新しき世界(2013年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

少しボーッとしてたらよくわからなくなり、2度鑑賞。それほど綿密に入り組んでるので、134分と長めだけど無駄がゼロ!
暴力団の撲滅を目的としたカン課長がキーマンで、彼が主人公であるイ・ジャソンを長期に渡
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サイレント・ウォー(2012年製作の映画)

4.0

国共内戦でのスパイ工作について描いており、中国の厳しい検閲の下でよく作れるな〜と思ったが、最終的に社会派寄りになりすぎず、人間ドラマの方に帰着する。車に積み込まれた大量の爆薬を見せといて、結局何も起き>>続きを読む

わたしはロランス(2012年製作の映画)

5.0

誤解を恐れずに言うと、ゲイの世界観はやっぱ最高!という再確認が一つ。今や、カウンターカルチャーと呼べる物は、ゲイの分野に集約されており、そのどれもが耽美かつ過激。映画の中で見せる、80年代リバイバルな>>続きを読む

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.0

オープニングから女の子3人組にひたすら焦点が当たっていて、彼女達が本作の主役なのかと思いきや、途中で壮絶な自動車事故に遭い、あっさりといなくなります。それも漫☆画太郎ばりの首チョンパ&腕ブッシャーな無>>続きを読む