あせろらさんの映画レビュー・感想・評価

あせろら

あせろら

キラー・ナマケモノ(2023年製作の映画)

3.2

原題は『Slotherhouse』、Slaughter(虐殺)とSloth(ナマケモノ)を組み合わせた造語
寮の会長選挙の為にバズるべく、密猟されたナマケモノを寮のマスコットにした結果、ナマケモノが大
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ビバリウム(2019年製作の映画)

3.1

家欲しかっただけなのに…なスリラー
内見しにいった家に行ったカップルが、住宅地に閉じ込められ子どもの世話をさせられるという話

内容はカッコウの托卵と現実的な男女の役目(今時この書き方は良くないとは思
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キャッツ・アイ(1985年製作の映画)

3.4

スティーヴン・キング脚本のオムニバス映画
怪盗のキャッツアイとはもちろん無関係
目撃者の猫がストーリーテラーの役割を担っているが、猫が話の本筋に大きく関わるのは3本目だけ
やや猫虐の描写がありなので注
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フリークス・シティ(2015年製作の映画)

4.0

ゾンビと吸血鬼と人間が共存する世界(特に説明や経緯もなく元々そういう世界)にエイリアンが襲来
人間と吸血鬼とゾンビの生き残りの3人がエイリアンに立ち向かう……と、設定でお腹いっぱいなコメディSF

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ベッキー、キレる(2023年製作の映画)

3.5

ベッキーの続編
監督と脚本は変更しているが、しっかり後日の話
前作から里子を転々とするベッキーが、転がり込んだ老婆の家で犯罪集団とトラブルになり復讐する話

メインになる部分の尺の短さとテンポは気にな
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リトル・マーメイド(1989年製作の映画)

4.0

多分幼少に鑑賞しているけど、通してしっかり観てないので鑑賞
勉強を兼ねて原語・英字幕での鑑賞
ストーリーが分かってるのでなんとか話にはついて行けた

ストーリーにはいい意味で特に言うことなし
ディズニ
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ベター・ウォッチ・アウト: クリスマスの侵略者(2016年製作の映画)

3.8

クリスマスホラー、ブラックコメディっぽさもある
馴染みのルークの家での子守のアルバイトに来たアシュリー、ルークと過ごしていたら何者かが侵入してきて……

どんでん返しというか、中盤で大きく裏切られる展
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アリゲーター(1980年製作の映画)

3.4

トイレに流されたワニが下水道で巨大化し、人間を襲う動物系パニック映画

先日見た『ワニゲーター』はこれのパクりっぽい
あれは1mmも本作には及んでいないけど

一部に本物のワニを使って撮影しているらし
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マンディ 呪われた人形(2018年製作の映画)

1.5

実在の曰く付き人形「マンディ人形」を基にした人形ホラー

強盗目的でベビーシッターに扮して入った家にヤバい人形がいたみたいな、どこか既視感のある話
そのあたりが似たりよったりは別にいいんだけど、人形ホ
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マザーズデー(1980年製作の映画)

3.0

カルト的映画らしく、コアなファン(?)も多いトロマ社のエログロなホラーコメディー

仲良し3人組がミステリー旅行で訪れた田舎で、ヤバい親子3人組(母と子2人)に捕らえられ拷問されてしまう
なんとか逃げ
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ワニゲーター(2022年製作の映画)

1.3

Z級ワニホラー
ちゃんとした質の悪さで特にいうことなし
ありふれた駄サメ映画よりは多少ましかも

クレジットで尺稼ぎをするZ級は数多あるけど、本作は群を抜いてスクロールが遅くそれだけは笑えた

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.2

夫の滑落死をきっかけに落ち込んでいた主人公ベッキーが、友人のハンターに誘われ600mの鉄塔を登り取り残されるワンシチュエーションスリラー

ワンシチュエーションとしてのポイントは大体押さえている作品だ
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ベニー・ラブズ・ユー(2019年製作の映画)

3.4

ブラックコメディー
捨てた人形が持ち主を偏愛してトラブルを起こし続ける人形もの
B級の割に全体的に特殊メイクやCGの質は悪くなく(一部は微妙)映像はそこそこ
あらすじから都市伝説のメリーさんの電話のよ
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.0

自殺した夫がいたハーパーが心を癒すため過ごすことにした田舎、そこには同じ顔をした男達がいて……

ホラーなのかと言われると多分違う
ホラー的描写はちょっと気持ち悪い

近いタイプの映画、『マザー』でも
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デビッド・クローネンバーグのシーバース(1975年製作の映画)

3.2

クローネンバーグ監督の長編デビュー作らしい

臓器移植の代替として研究されていたと思われていた寄生虫が実は人を欲望のまま動かすようになるもので、研究されていたマンションでその寄生虫が広がっていくホラー
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富江(1999年製作の映画)

2.6

原作は多少読んでいる程度
ホラー映画と括られているけどホラー描写はない
富江に求めているものとかけ離れているためスコアは低め

ただ菅野美穂の纏っている雰囲気はすごく良い
それ目的で観るのもいいんじゃ
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ファミリー・ディナー(2022年製作の映画)

3.0

叔母の家にダイエットしにいって断食、祝祭の日が近づくごとに不穏になっていくホラー
割とありがちというか読みやすい展開でホラーというかスリラー描写はほぼ最後だけ

主人公がいるのがリスクにしかならないの
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紅い服の少女 第二章 真実(2017年製作の映画)

2.9

紅い服の少女の続編
魔神仔がなぜ生まれたかの話

全体的にファンタジーっぽい出来に、個人的にはあまり好みではなかった
前作で暗がりで悪くないように見えたCGも浮き気味
前作主人公のメイクは良かった

紅い服の少女 第一章 神隠し(2015年製作の映画)

3.3

2作ある(恐らく前後編)うちの1作目
連続する失踪事件に巻き込まれた恋人、ジーウェイを追うイージュンが主人公
実際の台湾の伝承にある妖怪のようなもの「魔神仔(モーシンナア)」が原因でないかと疑い捜索を
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ワイルド・インフルエンサー(2018年製作の映画)

1.5

Z級サスペンス
SNSでライバルよりも再生が回らない主人公が盗撮されたことがきっかけでバズるが、犯罪がエスカレートしていくみたいな話

全体的に低品質で面白くない
Z級特有の突っ込みどころ満載という感
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ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

3.5

爆発的な人口増加による食糧問題がある2022、ソイレント社が合成食品のソイレント・グリーンを発表する中、殺害された上流階級の男の事件の真相を刑事が追うSFサスペンス

原作小説「人間がいっぱい」がある
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スペル(2020年製作の映画)

3.3

ブードゥー教の呪術ホラー
疎遠な父親の葬式に行くため家族で自家用飛行機で向かったら嵐で墜落、目が覚めると一人、老夫婦の家で看病されていたが話が通じず……

読める展開で某有名映画とプロットが似通ってる
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シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

3.3

ホラー?ある意味ホラーだけどノンジャンルなドラマのような気もする
芸術家(という名の泥棒)で競争相手の恋人ばかりが注目され承認欲求が満たされないシグネが、自身の働く店で犬に噛まれた人を介抱したことをき
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エクソシスト3(1990年製作の映画)

3.3

エクソシストシリーズ3作目
監督・脚本は1の脚本・原作者で、どうやら2の出来に不満だったらしく正当な続編として作ったものがこれ

1作目にも登場していたキンダーマン警部が主人公
ストーリーは警部が過去
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エクソシスト2(1977年製作の映画)

2.4

シリーズものにおいて2作目が駄作とはよく言われるけど(個人的にはそこまで思ってはいない)、本作は1作目と比較するとまさに……
ジャンルはオカルトホラーからSFホラー(?)のような感じに

前作の見所が
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エクソシスト/ディレクターズ・カット版(2000年製作の映画)

3.8

上映版は鑑賞済み
シリーズ全鑑賞するためにディレクターズカット版で再鑑賞

血とかゲロはさすがに時代相応のクオリティではあるけど、70年代にここまでの作品を作ってるというのがすごい
後世の作品に与えた
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犬人間(2022年製作の映画)

3.2

犬の着ぐるみを着た人間を犬として飼ってる男と出会うスリラー

主人公のシグリッドの飲み込みの早さがちょっと違和感
もう少し飲み込む時間は欲しかった

犬人間を飼っているクリスチャンの動機は映画内の描写
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トワイライトゾーン/超次元の体験(1983年製作の映画)

3.4

人気ドラマ『トワイライト・ゾーン』を映画版として復活させたもの
プロローグと4作から成るオムニバス映画

1話の主役のヴィック・モローが撮影中に事故で亡くなっていて、本来の脚本とは異なる終わり方になっ
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デス・レース(2008年製作の映画)

3.3

ロジャーコーマンのデスレース2000年のリメイク

殺し合いレースというベースは変わらないものの、ストーリーは大きく変わりリメイク元を真っ当なカーアクション映画に変えたような感じ
リメイク元にあった人
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スカイライン −逆襲−(2020年製作の映画)

2.8

スカイラインシリーズ3作目で最終作

前作から更にコテコテのSFに振り切った感じ
初めから本作のような流れなら気にならなかったかもしれないけど結構温度差があり、個人的にはそこが気になってしまった
単体
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スカイライン-奪還-(2017年製作の映画)

3.2

スカイラインシリーズ2作目
前作よりもB級SF臭が強いけど、個人的には前作よりも楽しめた

主人公は交替しているものの前作の主人公もしっかり登場しているのは良い
やっぱりエイリアンとかロボットのデザイ
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バレンタイン(2001年製作の映画)

3.1

バレンタインデーだったので
13年前のパーティーでいじめられた男の子が復讐するサスペンス映画

そんなに悪くないけどそんなに刺さらなかった
殺害シーンがギャグっぽいのと、登場人物がまっとうでは無いせい
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スライス(2018年製作の映画)

2.5

ホラーコメディ

幽霊とか狼男が普通に存在している世界、真面目にB級に寄せたB級映画って感じ
いろいろと雑でコメディ部分もそんなに……
映像自体はそんなに悪くない
頭を空っぽにして観るのはいいかも?

殺人美容師 頭の皮を剥ぎ取ります(2020年製作の映画)

3.0

邦題に謎の副題
ジャンルがホラーになっているがホラー要素は少ない

頭皮を丸ごと切り剥がして身につける美容師のクレアが主人公
疎外感を持っていることは分かるが、クレアの過去は語られない
クレアの言動や
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サイコ(1998年製作の映画)

3.1

有名サスペンス『サイコ』の純粋なリメイク
時代が変わっている点を除きほぼそのまま

内容は変わらずだけどオリジナルの持つ雰囲気には及んでいない
1998年というオリジナルとは別の時代にしたことで得られ
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サイコ(1960年製作の映画)

3.6

後の映画に大きな影響を与えたサイコサスペンス
本作と比較されることの多い『血を吸うカメラ』は鑑賞済み

何気にヒッチコック監督作品は初鑑賞で、内容については車のシーンのみ他作品のオマージュで知っていた
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