Akiakiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Akiaki

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レッド・ロケット(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

主人公は自分の欲望に忠実。水曜日のダウンタウンでのクロちゃんを思い出す。藤井健太郎氏はクロちゃんのことをそれほどクズとは思っていないと言っていた。この映画を見てなんとなくわかるような気がする。
彼は自
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郊外の鳥たち(2018年製作の映画)

3.5

叙情的なショットが好き。
ホン・サンス的な時間描写も面白かったけれどもラストの方は若干だれた感も否めない。

聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

あらゆる人たちの国家の二枚舌。そこにはミソジニー、貧困、戦争とあらゆる要因。
因果応報的なラストだけどプロパガンダ的に使われた彼も被害者なのかもしれないなと。

AIR/エア(2023年製作の映画)

-

結末はわかっているのに鳥肌。
ベンアフレック凄い(語彙力)
ベンアフレックは上半身大きいのに脚が細くて心配になった。

零落(2023年製作の映画)

2.5

監督舞台挨拶。
主人公がキツかった。監督は共感というか魅力的なものがあると言われていたけど受け入れられなかったな。
MEGUMIって本当にいい役者で酒の勢いとはいえプロデュース業もこなすなんて本当凄い
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わたしの見ている世界が全て(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

人間関係が凄く整理されててわかりやすい。面白かった。
時代をきっちり汲み取って、もがく人、弾き出される人つ、いていけない人、レースに興味ない人など描き方が巧み。
末っ子の人は、あそこまで事業がうまく行
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Winny(2023年製作の映画)

4.0

ずっしりとくる。袴田事件の報道もあり、嫌な意味でリアルさを感じてしまった。
袴田事件もそうだけれど組織のメンツに人生狂わされた感。天才すぎた故にこんな事件に巻き込まれたかと思うとやるせなさしか残らない
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.5

ゲストビジット(西野七瀬)。
仮面ライダーや特撮好きな人はハマりそう。
映画として観るとよくわからない。
脚本は荒い感じがしたけど計算してる気もするし。やっぱりよくわからない。
Not for meだ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.5

Dolby Atmosにて
原作は未読
JAZZをあまり聴かないので本物かどうかがよくわからなかったけれども面白かった。
曲の強度が強いので入り込めたのだと思います。

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

凄い。
映画の魅力、危うさ。否応なしに全てを曝け出させる悪魔。それを暴露的に感じさせず映画はこうでしょとねじ伏せる圧倒的な力。
凡百の監督との隔絶感。
学園の人気者であろう彼が演じている自分を的確に撮
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

2.5

IMAXにて
Not for me映画。
2時間以内にまとめられたはず。下ネタの箇所とかいるのかな?と。他と違う格闘シーンを表現したかったのかもしれないけど。
マルチユニバースもこんがらがってまとまり
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

4.0

ショットがいちいち決まりすぎてて凄い。
綺麗な映画。
ティモシーシャラメはルカグァダニーノに撮られ続けて欲しい

別れる決心(2022年製作の映画)

4.0

脚本が上手い。
緩急がしっかりしてて観やすかった。

BTS: Yet To Come in Cinemas(2023年製作の映画)

4.1

楽しかった。
最近の曲しか知らないけれどめっちゃ楽しかった。

エゴイスト(2023年製作の映画)

3.9

鈴木亮平が凄い。表現力の凄さ。
喜びを表現するときの歌う感じが最高すぎた。
母親を思う気持ちがオーバーラップしてる感もなんとも言えん気持ちに。

途中若干中弛みしたように感じたが映画館で観てよかった。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.7

鬱屈とした日々。それを気にする人気にしない人。気づく人気づかない人。
島自体が密室となっている密室劇。楽しかった。

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

変則的なミュージカル。
説明台詞が多いのは子ども向けでわかりやすく作ってるからか。序盤がピークだった。
最後は薬飲んでから歌うとダメな理由がわからなかった。薬飲んだら眠くなってしまうとか気絶してしまう
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ヘアー(1979年製作の映画)

3.0

町山智浩さん映画解説付き

ペディキュアをからかう場面が昔を感じさせた。
歌はすごいけどダンスがバラバラっていうのがしんどかった。あんなに揃わないなら踊らせなかったらと。

町山智浩さんの解説の中でス
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ボクらのホームパーティー(2022年製作の映画)

4.0

ヘテロの自分でも7人の登場人物に重ねることができる部分があり面白かった。けれどゲイであることで傷ついた経験はヘテロの自分よりあることをよりリアルに感じた。
全員気弱で全員悪い部分がいい具合にあって、あ
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

居心地の悪さを感じている人たちに寄り添う優しい映画だった。
リアリティを出すためなのかよくわからないけれど子どもたち役の声優の声が聞き取りづらくもうちょっと聞き取りやすく話して欲しかった。そう言う意味
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そして僕は途方に暮れる(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

舞台挨拶中継付き
登場人物全員弱い。この弱さが絶妙だった。
ヒモみたいな自堕落さ、ダメな男に依存、胡散臭い宗教にハマる、借金踏み倒し。
逃げている主人公は一歩づつだけど成長していく。弱い自分に向き合っ
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

お正月映画としては良かった。
予定調和なとこと厳しい事態のバランスが良かった。
劇伴もヨハン・ヨハンソン的過ぎて笑いそうになってしまった。
賛成派反対派の両派ともデモ用のボード用意するの早っ!とは思っ
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

2.5

IMAX
3時間は長い…
映像体験としては凄いけど映画としてはどうなのか

ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

3.0

後半の流れは好きだったけど前半はもっとシャープにまとめてほしい

RRR(2022年製作の映画)

3.0

楽しい映画だけど3時間休憩なしはキツかった。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ラストシーン、ケイコは上へ向かって走り出す。河川敷から登りきりシャドーをした後走り出す。このシーンを観ることができて本当に良かった。

年が明けて2回目鑑賞
2回目の方が面白かった。
生活音が劇伴のよ
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天上の花(2022年製作の映画)

3.0

舞台挨拶
東出昌大が素晴らしかった。ここまで振り切って演じられるのは凄い。
信頼できる役者だと思う。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

IMAXレーザーにて。
ストップモーションにならず展開が早くそれぞれのセリフは添え物に過ぎず主役は試合だった。本当に試合会場にいるような臨場感。結末を知っているにも関わらず緊張してしまう。選手の一挙手
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未来の想い出 Last Christmas(1992年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

宇多丸さん三沢和子さんのトークイベント付

タイムリープものだけど、周回毎に未来が変わるのでマルチユニバースに近いと感じ、幸せな『ドクター・ストレンジ マルチバースオブマッドネス』。
女性は性差別に対
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

男たちが女を見捨て、女たちは見捨てられながらもきっちり食べる場面がなんとも言えん気持ちに。
金持ちの醜悪さ欺瞞の描き方最高(語彙力)
最後のマーゴが出ていくのを見送る面々の描写。
どこにでも空気読めな
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ある男(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

『宮松と山下』のように虚構と現実の曖昧さを見せられたけどこちらは丁寧な作りで見やすかった。
無自覚な差別主義者の描き方が上手い。
人の人生を追うのはフィクションを体験することであってそりゃ夢中になるだ
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