AWさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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美術館を手玉にとった男(2014年製作の映画)

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贋作画家マーク・ランディスのドキュメンタリー。
とても良かった。斯くありたい。

作中で一番狂ってるのは彼に執着するあまり仕事を辞めさせられた男性だな〜と思った。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

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この作品で一番怖いところは、物理的・精神的グロではなく(これは大したことない)、新興宗教の勧誘の巧みさと美しい景色に潜む悪意にあるのではと思う。

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

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社会と折り合いのつけられないサブカルな女の子の話。

オタクの心の柔らかい場所にグサグサと突き刺さるイーニドたちの顛末と、どこを切り取っても絵になってしまう美術とファッションと雰囲気の良さ。
きっと少
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野火(2014年製作の映画)

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第二次世界大戦中のレイテ島にて、病を患いながら原野を彷徨う兵士が見た戦地の話。

これが生き地獄か…と思った。たぶん地獄よりも地獄だ。希望なんてほぼ無く、あるのは蛆の這う死体と目ばかりギラギラ光る真っ
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鴛鴦歌合戦(1939年製作の映画)

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久しぶりに再鑑賞。
記憶の中にあるものよりずっと能天気だったし、ずっと歌っていた。

観ながら日本のオペレッタはなぜ衰退したのかと考えてしまう。
いつ頃から突然歌い出すのがダサいと恥じるようになったん
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

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前回よりもスケールと成長度合いの大きい、エルサとアナの冒険譚。

ラストはちょいと急にまとめすぎではと思いつつも、全体的には1より好きかもしれないなと思った。
エルサが見つけた答えと帰結が彼女らしいし
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シャドー(1982年製作の映画)

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ベストオブイタリアンロックにてgoblinの生演奏とともに鑑賞。
いろんなツッコミどころはあれど楽しんで観られた。ラストの叫び声が良い。
あとやはり劇伴がかっこいい。生で聴けて本当によかったと思う。

死の王(1989年製作の映画)

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月曜日から日曜日まで、さまざまな人々の死をオムニバス形式で綴った話。
ブットゲライト作品の中では一番好きかもしれない。
音楽もそれぞれの話に合っていて良いと思った。
ラストは結局どういうことなのだろう
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サスペリア PART2 完全版(1975年製作の映画)

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ひょんなことから殺人事件に巻き込まれたピアニストが、事件の謎を追うサスペンス。
アルジェントとゴブリンの組み合わせはやはり至高だと思う。劇伴と絶妙に不気味なカット割、そして相変わらずの怪奇趣味にドキド
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

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三流コメディアン(にもなりきれてない)男が妄想の成れの果てに起こす事件の話。
これぞまさしく共感性羞恥。
主人公の起こす行動ひとつひとつに心を掻き乱されてしまう思いがした。
現実と妄想が非常にシームレ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

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一人の病んだ青年が社会に踏みしだかれて闇に堕ちていく姿を丁寧に丁寧に描いた話。
これは……度し難い、名状し難い、けれども凄い作品だなと思う。映画として良かったと言っていいものか、自分の中でまだ葛藤して
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シュラム 死の快楽(1993年製作の映画)

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孤独な男の惨めな末路を走馬灯で振り返っていく話。
実験映画みたいでなんとも不思議(というか変)な気分になった。こんな走馬灯は嫌だ…笑
グロテスクなシーンはやはり容赦がなかったけど、この監督の作品として
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

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孤独感を募らせ狂いながらも悪人にはなりきれない男の話。
息の詰まるような都会の空気感と、主人公がどんどんおかしくなっていく様子の描かれ方が丁寧だと思った。
誰も何も正しくもなければ悪くもないし、人生を
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アクエリアス(1986年製作の映画)

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ミュージカルの稽古中に忍び込んだ殺人鬼が、団員たちを次々と襲っていくという話。
凶器が大道具用の工具だったり、劇場の構造を利用し追いかけっこしたりと面白い。
梟面と美術と音楽がなかなかにサイケでクール
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