りしゃさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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MERU/メルー(2014年製作の映画)

4.0

映像や音楽の美しさに加え、観客に彼らの背景をだんだんと明かしていく編年的ではない映画の構成が素晴らしくて、それがドラマチックさをより引き出していたと思います。特にコンラッドの奥さんとの馴れ初めが分かっ>>続きを読む

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

4.2

賛否が分かれる理由は大いに分かる!!ですが、僕は完全に‘賛’側で、むしろ期待を遥かに超えた物を見せて貰いました。愛と憎しみが裏返った時どう折り合いをつけるべきなのか、、、ルイが気付いた時には余りにも手>>続きを読む

タンジェリン(2015年製作の映画)

3.8

何か問題が生じた時、どんな無様であろうが正面からぶつかり合って物事を清算し、目一杯生を全うする彼女たちの姿がどこか羨ましく思えると同時に、日本という国で生きる自分のひ弱さを感じました。ある種の人間賛歌>>続きを読む

グリーンルーム(2015年製作の映画)

4.1

自分の身がこの状況に置かれたら、、という想像すらもしたくないですが、映画は最高でした!!!息するのも忘れるような展開であっという間にエンドロールをむかえた感じ!全編割とゴツめの描写が続く中で敵の猟犬が>>続きを読む

SPY/スパイ(2015年製作の映画)

4.0

大大大好きなジュードロウとジェイソンステイサム!!!予想は裏切らないけど、期待も裏切らない普通に最高です!

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.2

こういう類のサイコスリラーに弱い… 芸術において、表現者の背景が狂って壊れていればいるほど、作品が傑然とするという哀しい皮肉。 あとミラクニスエ>>続きを読む

避暑地で魔が差して(2015年製作の映画)

3.8

自分の過ちにどう向き合うか。。親友との関係がこれからどこまで修繕されるかは分からないけど、娘(マリ)は確実に父を見直してた!!

グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

3.5

ミステリーやホラーに慣れている人が観れば、オチはかなり早い段階で気付く!でもオチに気付いてびっくりではなく、この映画の肝は家族の向き合い、相互理解の重要さであり、ホラー映画しかも低予算の中で普遍的な題>>続きを読む

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.3

恋に落ちたら誰だって変人でクレイジー、でもそれは社会的に許容された狂気の形象の一種。 エイミーアダムスのこのセリフ、かなりの名言だと思います!!これに救われる人たくさんいるんじゃなかろうか!

ブルックリン(2015年製作の映画)

4.2

地方出身者には必ず身に染みる物語で、ここがこういう場所だってことを忘れてた、、、て口にした主人公の気持ちがとても分かる!そしてポスター写真として切りとられたシーンが美しすぎる!!

ジュリエッタ(2016年製作の映画)

3.7

誰しも経験ある、あの時ちゃんと伝えていれば、、、みたいな対人関係でのディスコミュニケーションから生まれる歯車のずれ、軋轢が描かれていて、自分の胸にもグサリと刺さりました。

5時から7時の恋人カンケイ(2014年製作の映画)

4.2

始まり方も終わり方も含めこんな恋が出来たら最高だなと思う理想の極地。いかなる恋愛であったとしても、物事を別の角度で、よりポジティブなフィルターを通して見ることが出来れば、思い出も綺麗なまま自分の中に残>>続きを読む

特捜部Q キジ殺し(2014年製作の映画)

3.7

ヒロイン(?)がその女、アレックスみたいだった!まあ、アレックスより性根はクレイジーだけど!

ドリーム ホーム 99%を操る男たち(2014年製作の映画)

3.4

Silence、Hacksaw Ridgeと2016〜17年賞レースに絡んできそうな作品への主演が続くアンドリューガーフィールド君!!ウブで純朴で童◯ぽかったスパイダーマンの時よりは大分大人の男になっ>>続きを読む

天国の口、終りの楽園。(2001年製作の映画)

4.0

観ているこっちが恥ずかしくなるくらいヤりたい盛りで、「性」欲の塊みたいな時期にいる青年たちを微笑ましく割と軽い気持ちで最初は鑑賞していたんですが、最後に「生」という大きなテーマを突きつけられてかなり痺>>続きを読む