Tさんの映画レビュー・感想・評価

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アンナ・マグダレーナ・バッハの日記(1967年製作の映画)

3.3

バッハ、社畜すぎる
社畜の涙の結晶として、これからはもっとありがたくバッハの曲聴く
宗教はやっぱり芸術を発展させるんだなあと思った

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

5.0

何度か観てるけど、お医者さんの助手の女の子(キルスティン・ダンスト)が何回記憶を消しても同じ人を好きになっちゃってたことが判明するシーンで、毎回涙腺ドナウ川になる。
「忘却はより良い前進を生む」の言葉
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

4.7

とにかくダニエルクレイグがかっこいい。
コモドオオトカゲも出てきてテンション上がった。狭い室内で飼われるのちょっと可哀想だったけど、悪い人間ムシャムシャしてる時は少しはその生活も楽しめたかなと思った。
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.0

ダニエル・クレイグ、本当にかっこいい。鼻血を抑えながら観た。

フェリスはある朝突然に(1986年製作の映画)

3.4

雰囲気がホーム・アローンだなと思ったら同じ監督だった。
フェリスみたいな要領良くてハッピーな愛嬌モンスター、本当に憧れる。

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

1.0

エピソード7の監督が、1〜6の名作っぷりは越えられないことを重々理解しながら「こういうのでいいんだよ」っていうストーリーを作るために丁寧に立てたフラグを、この8の監督が丁寧に全部燃やしてる。

スター
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ランボー/怒りの脱出(1985年製作の映画)

3.0

捕虜が豚に食べられてるとこが怖すぎる。
豚が人なんか食べるわけないと思ってたから、「豚の餌にするぞ!」って「豆腐の角に頭ぶつけろ!」と同義のほとんど攻撃性のない脅し文句だと思ってたんだけど、全然違った
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

コールがマルコムにそっと気付かせてあげる細やかさと優しさがすごい。マルコムみたいな人に出会うのが初めてじゃないんだろうな。こんなちびっ子が抱えて良い重荷じゃないし、こんなに優しくなっちゃうほど本当に沢>>続きを読む

紅の豚(1992年製作の映画)

4.0

君たちはどう生きるかを観てから、この作品も宮崎駿自身のことを描いてるんだって気づいた。
「冒険飛行家の時代は終わっちまったんだ。国家とか民族とかくだらないスポンサーを背負って飛ぶしかないんだよ。」って
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チキ・チキ・バン・バン(1968年製作の映画)

4.5

このディックヴァンダイクを幼稚園に入る前から見過ぎたせいで、今もダンディなおじさん俳優しか好きになれない。
アルバム見返したら、2歳の自分がテレビに向かってMe ‘Ol Bam-booの練習してる写真
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

5.0

男は胆力!女は母性!って感じの宮崎駿で1番ヒットしたのが、ヘタレ弱虫の成長物語っていうのが面白い。

とにかく音楽が最高。ジブリの良さって半分は久石譲が担ってると思う。銭婆の家にハクが迎えに来てくれた
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ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

3.5

ニコールキッドマン、あんまり好きな女優さんじゃなかったけど、これは本当にハマり役。ちょっと病んだ感じの綺麗さが高級娼婦役に合ってる。One day I’ll fly awayのシーンが好きだった。
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とある飛空士への追憶(2011年製作の映画)

3.3

ラストシーンが好きな映画ランクTOP5入る。自分も主人公と同じことするだろうなと思う。
ラノベって、異世界転生したら俺氏が最強勇者だった件についてwwwみたいなのばっかりかと思ってたけど、こんな素敵な
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キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)

3.0

ストーリーは普通だけど、細かいやり取りがめちゃくちゃ面白い。
エルが「フィアンセが他の女に乗り換えた!」って泣きついた時のネイリストさんのセリフ、What she has? Three tits?で笑
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少林寺木人拳(1977年製作の映画)

-

木目調のマネキンを見るたびに木人拳ごっこしたくなるのを我慢する人生

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.0

ヴェノム、歯を磨くの大変そう。
トム・ハーディきゃわきゃわムービーだった。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

5.0

すっごく好きな映画。
心の距離が近付くと、自分の繊細で弱い部分を見られて否定されるのが怖いから相手を傷付けて突き放す。でも本当は傷付けたことすら乗り越えて自分の側にいて欲しい、自分を全部受け入れて欲し
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コクリコ坂から(2011年製作の映画)

4.0

同じ宮崎吾朗のゲド戦記でも思ったけど、普段無表情なキャラクターの表情のわずかな変化を描くのが好きなのかなーと感じた。勝手にめちゃくちゃ繊細な人なんだと思ってる。
劇的なストーリーがあったりするわけじゃ
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ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

3.5

話はまずまずで、後半は正直観なくても良いかなあと思った。
でも映像と世界観が可愛すぎて、このカット超好き!と思ったところが10箇所くらいある。お散歩のとことか、爆撃でみんながガスマスク被ってるとことか
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.0

ジョージ・オーウェルの1984年とかこの映画みたいな、少し前の時代の天才が数十年先を想像しながら作った作品が結構好き。タイムスリップして「あなたの予言当たりましたよ!」って言いに行きたくなる。この映画>>続きを読む

クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

2.2

こういう亡くなった人が忠告してくれる系、本当に相手を救いたいなら要点を簡潔に伝えるべき。「クリムゾンピークに気をつけて…」じゃ何に気をつけたら良いか分からないでしょうが。

ストーリーは普通だけど、世
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.6

最後のエリオの表情が本当に切なかった。
オリヴァーにとっての幸せな人生とエリオの幸せが両立しない苦しさをよく表現してると思った。思慮深くて温かい両親に恵まれてるのがせめてもの救い。
南イタリアの映像が
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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

3.0

エルファニング、神様が丁寧に丁寧に作り上げた芸術品みたいなビジュアル。エルファニングを創造するのにかけた時間の1/10でも私に使って欲しかった。
あとはさすがソフィアコッポラだから映像も良い。どこで切
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.5

シェル・シルヴァスタインの「おおきな木」っていう絵本を思い出す。あの黄緑色の表紙の、絵本コーナーで絶対平置きになってるやつ。
りんごの木と少年が友達で、少年がお金が必要と言えば木は自分の実をあげて売ら
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ThanksKilling(2009年製作の映画)

4.0

ラストがほぼチェンソーマン
予算3,500ドルらしい
誰かが本当にふざけて作った映画観るのも楽しい。

つぐない(2007年製作の映画)

3.5

ジョー・ライトは恋心を表現する時に手をアップにするのがすごく好き。プライドと偏見ではダーシーさんが主人公を馬車に乗せる時の手だし、今作だと噴水の水に触れようとして触れられないロビーの手。
恋愛感情を持
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テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

4.0

泡風呂入った時に、風呂釜の下から奴隷がホースで息吹き込んでるんだって勘違いするところが死ぬほど好き。

アメリカ人と一緒見たんだけど、「阿部寛も銭湯のおじいちゃん達も、どちらも純日本人なのか?本当に同
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

こういう語り手を信頼しちゃいけない系の話って、
①語り手が観客に隠してることがある
②そもそも語り手の認知が歪んでる
③語り手が本当に騙されてる
の3種類に分類されると思うんだけど、やっぱ映画で観るの
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.5

感想を述べるのも恐れ多いくらい圧巻。何もかもが良い。赤いバイク欲しい。
先に漫画で読んで、背景の描き込みの緻密さに気が遠くなったんだけど、それがそのまま動いてるのが感動とか通り越して怖かった。

あと
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インセプション(2010年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

コマが回転してるかしてないかを気にせずに子供達を抱きしめにいくコブ
夢の中で台本通りのセリフを言う父親の幻と、用意された風車と写真で前向きになるロバート
真実じゃなくて、自分がどう思うかが大切なんだね
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ミンティア→フリスクみたいに、パッケージが好みじゃない商品をより好みな容器に入れ替えて使っちゃったりするんだけど、詰め替えられてる側はこんな気持ちなんだろうね。すまんね。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

多分全部で5、6回観た。
レッドが最後の仮釈放の面談で啖呵を切るシーン、レッドの賢さだからああ言えば仮釈放されるって最初から分かってたような気もするし、本当に相棒が塀の外に行った寂しさと絶望から出た言
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