amhuiさんの映画レビュー・感想・評価

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ドーナツもり(2022年製作の映画)

3.5

ドーナツのように空いた心の穴。
穴があるから、無理矢理に満たそうと思わなくてもいい。
空いた穴をそっと覗いてみよう。
すでに私たちは満たされている。

映像の画角や彩度が映画の雰囲気に合っている。
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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

2.9

脱力系社会風刺SF映画🛸

当時のソ連や社会の人種差別や権力や難民問題などをゆるさとシュールさで風刺している。
マッドマックスとジャンクヘッドのような風景がなんとも言えない異世界を感じさせる。
間抜け
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見えざる手のある風景(2023年製作の映画)

3.8

ゆるく淡々とストーリーが進み、何か起こる訳ではないけど、家族、恋愛、アート、配信、貧困、格差など多くの社会風刺の要素をポップに皮肉っていて面白いので、フラットに思考の機会を与えてもらえる。


全然強
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WEEKEND ウィークエンド(2011年製作の映画)

3.6

「荒野にて」がとても素敵な映画だったので鑑賞。

恋愛映画なのにセラピー的な心のセッションを受けているような映画。
BGMが無く会話ベースで映画によくある都合のいい部分を切り取るのではなく、ありのまま
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Saltburn(2023年製作の映画)

3.9

バリー・コーガン、ジェイコブ・エロルディを配役してる時点で◎
気持ち悪さ万点なのに、不思議と爽快感ある。


屋敷のレイアウト、置いてある美術品
光の入り方、鏡の使い方、人の配置、構図のすべてが美しい
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.7

音楽聴いてたらたまたまpixiesが流れて久々に観たくなったので鑑賞。

資本主義によって当たり前になった物質主義、消費社会に囚われた主人公。

ブランド物や欲しい物に囲まれた生活でも心は満たされず、
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