アミノ酸さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

アミノ酸

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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.0

原作が大好きなので厳しい見方をしてしまったが、監督がこの作品を丁寧に大事に扱おうとしているのがキャスティングからも物語全体からも伝わった。遠藤周作とスコセッシ監督の考え方の違いも垣間見え、この映画は遠>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

どんなに巡り会うのが絶望的な状況下でも縁を手繰り寄せ続ける2人に胸が熱くなりました。2人がお互いに会うために行動し続けたからこそ迎えられたラストだと思いました。

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.6

ハリーの成長が中心だった為に手をつけれなかった「マグルと魔法使いの関係」をテーマにしていました。著者が脚本を担当してることもあり、伏線をひたすら張り巡らせ回収する展開は、今までのハリポタ映画シリーズに>>続きを読む

映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.5

あれだけ緻密に作られた原作をよくまとめきった!とは思いますが、削られたあの部分が無いと成り立たない部分があるなという印象を受けました。水や花の表現は非常に好きでした。

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

3.3

日本の現在の社会問題を上手に織り交ぜた映画。赤ちゃんパワーということだが、それでもご都合主義感が否めない

市民ケーン(1941年製作の映画)

4.8

眠たい頭で観たが、目が醒め食い入るように観てしまった。最期は、本当にどうしようもなく心苦しかった。技巧についてはよくわからないが、面白かった

ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

3.2

彼の正義には不快感を大変感じるが、それはドキュメンタリーとしてよくできてるということの裏返し。もし仮に新たな戦後が訪れたとしても、私はこの人の正義を支持しようとは思わない。

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.5

妄想と現実(日常生活・ドラマの撮影現場)が入り混じって区別がつかなくなるが最後、全てが見事に収まった。面白かった

パッチギ!(2004年製作の映画)

3.4

在日問題を描いてる点では好印象だが、「日本人」である監督が在日側を好意的に描きすぎている気もする。在日である金城の半自伝小説を原作とした映画GOとはまた違う、在日と「日本人」の垣根の越え方なのは興味深>>続きを読む