M越さんの映画レビュー・感想・評価

M越

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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

3.9

展開のスピード感◎
飽きさせない2人の女性キャラクターが魅力的で、ずっと楽しく観ていた。男女関係が曖昧に書かれているのも、想像力を書き立てる。
上質なミステリーでは無く、コメディーホラーミステリー。回
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.7

ジョニーとジェシーのフィクションの世界と、子供たちへのインタビューのノンフィクションの世界を行き来する感覚が不思議な感覚だった。物語らしさの演出で全編モノクロだけど、たまに彼らが録音している美しい世界>>続きを読む

かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.2

3人の個性的なキャラクターが織りなす日常を覗き見させてもらう気持ちになる。
ヘルシンキが舞台だし、それぞれの過去もあるから平々凡々な物語という訳ではないけど、優しく進む毎日で心が温かくなる。

タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.4

子育てで疲れ果てた母親のもとに、1人の不思議な女性がシッターとして現れてから、どんどん生活が上手くいくのは心が明るくなる。
そして、悲壮感なくじわじわと夢が覚めていく展開と、これ何?となっていたシーン
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女殺油地獄(1992年製作の映画)

3.1

作り物めいた演出もあるけれど、ゆっくりとした破滅への道のりが素晴らしかった。女の業に翻弄される男。
堤真一のエネルギッシュで若き肉体美が随所に光る。

天使たちのビッチ・ナイト(2017年製作の映画)

2.5

修道院を舞台にしたちょいエロコメディ。
時代感も人物もふわふわしているので、だらだら観るには良い

愛とセックスとセレブリティ(2009年製作の映画)

2.5

アシュトン・カッチャーの人たらしっぽい雰囲気が存分に楽しめる。イケメンでセレブ彼女を捕まえても、計画性が無くてヒモ男に徹しきれない普通の男がすんなり受け入れられた。
女性の方が直後は感情的でも、決断す
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フランス特殊部隊RAID(2016年製作の映画)

3.3

映画ポスターと内容が全然違う…笑
最初から最後まで、周りに迷惑かけながら気付かないでガンガン頑張る主人公にイラッとした。でも良い終わり方だし、他の登場人物は魅力的なので楽しい映画だった。

陽炎座(1981年製作の映画)

3.5

松田優作演じる主人公の人間らしさに惹かれるが、それ以外の人物の存在が摩訶不思議で付いていくのに必死だった。
何かを暗示するシーンや急な場面展開、含みのある会話劇が難解だけど、観て良かったと思える作品で
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モデル 欲望のランウェイ(2016年製作の映画)

2.9

テンポよく進む、どこか展開が読めるような物語でも楽しめた。
主人公の顔の変化が展開に沿っていた。田舎から出てきた姿、モデルとして芽吹く姿、落ちぶれるとき…どれもリアルだった

キス&キル(2010年製作の映画)

3.2

アクションも良くて、ラブコメディーとしても楽しめる。テンポが良い映画で好き。
若き日のアシュトン・カッチャーの肉体美とイケメンっぷりが垂涎もの。

わたしは生きていける(2013年製作の映画)

3.4

短い期間でも愛し合う家族にはなれるし、支えがあると強くなれるし、悲しみや辛さは分かち合うことで救われえる。
戦争はこの映画のように、知らない間に巻き込まれて、ちょっとの差で生死が決まり、終わるときはあ
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西遊記 女人国の戦い(2018年製作の映画)

2.9

ツッコミどころたくさんあるけど、しっかりとしたアクション&CGの壮大なスケールは見事。娯楽映画としての西遊記

BACK STREET GIRLS -ゴクドルズ-(2019年製作の映画)

2.5

歌とダンス、戦闘シーンは良かった。良い意味でB級映画らしい演出。男の自分との対話に入り込めないと微妙なまま。

アガサ・クリスティー ねじれた家(2017年製作の映画)

3.4

上質なミステリー小説が映像化された。ペースが良く、登場人物のキャラクターも際立っていて入り込める。
終わり方のあっさりさだけがちょっと不満。

ノーマ東京 世界一のレストランが日本にやって来た(2016年製作の映画)

3.6

食材へ並々ならぬ探究心があり、レシピでなく直感を信じる料理人の、東京でのレストラン開店までを追ったドキュメンタリー映画。
新しい世界を見せることに責務を感じて、純粋な目で食材と向き合い、試行錯誤してメ
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ブドウ畑で離さないで(2017年製作の映画)

2.5

昔の恋人達、母と娘、御曹司とカフェの店員の3つの軸の話が、あまり絡みの無いまま進んでいく笑
ベタ展開とハッピーエンドがお約束された映画でした。気楽に観れて楽しかった。

フェア・ゲーム(1995年製作の映画)

2.8

悪役はちゃんと悪い顔をして悪いことばかりするのが良かった。
シンディー・クロフォード美しく魅力放出して、だめ人間っぽいヒーローが優秀で熱い警察官で、展開的には王道だと思う。

フラワーショウ!(2014年製作の映画)

3.5

実際のガーデンデザイナーのサクセスストーリー。
主人公の泥臭く、体当たりで頑張る姿が好感。自然への傾倒もファンタジーっぽさもあってすんなりと受け入れられる。
でもエチオピアのエピソードがハラハラさせる
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ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命(2017年製作の映画)

3.9

ポーランド市民の目線から見たワルシャワのユダヤ人迫害の様子が描かれた映画。
動物園という本来なら楽しい憩いの場が、ドイツ軍によって荒らされて、悲しみと愛憎渦巻く場所になっても、ユダヤ人の希望の在処とし
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実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)(2007年製作の映画)

3.0

山岳ベース事件とあさま山荘事件の繋がった事件を、視点を変えてドキュメンタリーとして描いている。
理不尽さも虚しさもそのまま描写され、失うばかりで誰も救えていない中での連呼される「革命」の響きが悲しい

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.4

迫力のあるシーンが続くし、アメリカらしい映画だった。ゴジラの圧倒的強さが格好良く、コングは少しだけ感情移入させるので、両方応援したくなる。
小栗旬が全然喋らないから、何が目的か、背景も性格もわからなく
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ビッチ・ホリデイ(2018年製作の映画)

2.1

世の中のどこかで本当に起きている女の子の話。ゆるっとした時間の進みがドキュメンタリーのようだった。
若さ故の愚かさを観れるが、そこまで起伏がある話じゃなかった。

ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~(2018年製作の映画)

2.8

邦画リメイク作品。
よくぞここまで…王道アメリカ映画の雰囲気や台詞になってて凄いと思った。シュワちゃん息子はイケメンだった。

重力ピエロ(2009年製作の映画)

2.9

原作が好きで観に行った作品。原作の暴力的なシーンも削ったり、設定も一部変わっていると感じたけど、映画から入るなら良いのかも。
役に溶け込む加瀬亮とデビュー間もない岡田将生が本物の兄弟に感じられた。

オーケストラ!(2009年製作の映画)

3.0

過去の栄光を取り戻そうとする男と昔のオーケストラ仲間が、現役の楽団に成りすまして、ソ連から無理矢理パリで演奏するために、無茶する話。
ちょっとドキドキするシーンもあったり、ドタバタのコメディに感動も混
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デッドリー・ブライド 殺人レシピ(2017年製作の映画)

2.4

わかりやすい展開とあっさり事件が起こってしまう拍子抜け感で、テンポが良く感じる笑
最初から違和感を感じていた伏線もちゃんと回収するし、起承転結は良いと思ったが、B級感は拭えない。

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.0

突っ込みどころもあるけれど、ハッピーな物語。劣等感ってなに?痛快感と羞恥心が入り交じる。音楽が良い。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

映画の感想を自分の言葉で表現できない映画
エヴァンゲリオンの物語は、庵野さんの生々しい感情と生き方の投影なのかなと感じた

PK(2014年製作の映画)

4.7

宗教の矛盾や触れにくい部分を、宇宙人という許されるキャラクターでコミカルに描いた作品。
アミール・カーンの演技も良いし、笑いどころもたくさんあって難しいテーマを娯楽にした映画

イーストサイド・寿司(2014年製作の映画)

2.9

キャストの中国人ぽさやアメリカ寿司の違和感に目がいってしまうかも。寿司職人になることの難しさは万国共通なのかな。

ゾンビーバー(2014年製作の映画)

2.5

ゾンビ+ビーバー…何故組み合わせたのかわからない。
ストーリーの導入からチープ、登場人物もペラい、展開もチープ。だから王道で完璧なB級映画に仕上がっている。
可愛らしいビーバーを包丁でグサグサ刺すし、
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トイレット(2010年製作の映画)

3.6

くすっとさせるし、はっとさせられる家族の話。
バーチャンは謎を残したままだし、どうなったの?と気になる設定もある。でも、最初と最後にある同じシーンの内面は変わっている。
ミシンやエアギター、詩、プラモ
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シャドウハンター(2013年製作の映画)

2.8

美しくて強いヒーローとごく普通(といっても美少女)のヒロインが妖魔と戦うファンタジーアクション。映像やCGの作り込み度は良かったけど、ティーン向けのラブコメ王道展開が過ぎる…

ミス・チェンジ(2013年製作の映画)

2.4

よくある設定の男女入れ替わりものだけど、そこに展開や恋愛要素のエッセンスがテンポ良く入って、見やすくてコメディらしい。
ただし、色々と微妙な謎を残したまま最後まで押し通すので、都合良すぎの映画。

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