jeanさんの映画レビュー・感想・評価

jean

jean

映画(686)
ドラマ(2)
アニメ(0)

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

-

科学者、軍人、政治家、それぞれ目指すものが異なる人種のエゴが安全保障の大義名分を以って暴走していく。人類の持つ愛と欲望の成れの果てに訪れる終末。
原爆実験に歓喜する人々と一瞬で焼き尽くされた人々。
>>続きを読む

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

-

シェイクスピアのアイロニーによって、不条理を劇的かつユーモラスに捉え直し生きていく様に強さを感じ、学ぶことがありました。

エディットピアフを選んだのは、貧しい幼少期を脱した体の”小さな雀”が大きくさ
>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

-

事実に対して謙虚であること。
それは身体的感覚においても科学的思考においても、大事なこと。だけれど、見せかけのモラルや支配的欲望に支配されるこの社会では、それは難しいこと。それでもベラは、曇りのない目
>>続きを読む

JFK/新証言 知られざる陰謀【劇場版】(2021年製作の映画)

-

子供の頃、ケネディの演説に漠然とした憧れと理想を抱き、何度も繰り返し真似ていました。JFKを観て小学生ながらに、何かしら隠蔽、捏造せざるを得ない事情があったのだろうかと理解しようとしながらも、自分が大>>続きを読む

ナポレオン(2023年製作の映画)

-

英雄という概念は偶像であって、作り上げられるものなのでしょう。人間とは弱く儚いもので、ナポレオンもその一人。ただ、その軍師の才能とカリスマ性が希求された混乱の時代において、ナポレオンは間違いなく救命主>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

-

走る、走る、飛ぶ!そして走る!
嗚呼、甘いマスク!

Simon Peggさんら演じるバディ達がイーサンをより際立たせてくれて、より複合的でスピーディーな視点を与えてくれているように思います。

AI
>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

-

肉体派の考古学者は、どんな危機的状況も、人類の歴史に対する敬意と真実の探究への情熱によって、乗り越えていく。
貪欲な知的好奇心に裏付けされる、圧倒的な知識と記憶。
そして飛んで跳ねて、走って、逃げて。
>>続きを読む

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

-

速い。
速すぎる。私も速くなりたい、と思いました。

アインシュタインがこの映画を観たら、どんな感想を言うのでしょうか。
光の速さに達した時、人は永遠となり、全てを超越するのでしょう、とは言わないかな
>>続きを読む

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

-

広がる海の世界
ポセイドン
そしてセイレーンの声の美しさ
under the seaもそして、Sha la la la la la, he gonna miss the girl

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

-

一見変哲のない旅行にて、2人の内面に抱かれた感情は、言葉には直接現れない。何を描こうとしているのか想像もつかない風景や表情が、視聴者の記憶や深層心理に迫ってくる。
Losing my Religion
>>続きを読む

ナワリヌイ(2022年製作の映画)

-

人権、言論の自由、公平な選挙。この21世紀で当たり前に思えることは、当たり前ではない。
法治国家とはかけ離れた、あまりにも不適正な手続きによる警察権の執行。
この世で悪が勝つのは、悪が強いからではなく
>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

-

疲れた時にまた観たいと思える名作

正義の評価は、大局の捉え方次第なのでしょう。村を守り、仲間を守り、国を守り、家族を守り、そして友情を守る。守るものと守り方によって、時に矛盾する正義が対峙することが
>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

-

だいぶ未来の宇宙のお話なのに、この懐かしい感じはなんでしょう。出だしからradioheadのcreepのアコースティックver.から始まったからでしょうか。
いろいろなシーンで流れるプレイリストのせい
>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

-

素直に楽しい気持ちでいっぱいになる作品でした。
想定内の展開による安心感と想定外の設定によるワクワク感に胸が躍りました。
音楽も素晴らしかったです。聴き親しんだゲーム音楽が、エレクトロとオーケストラで
>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

-

相手に何かしらの不快感が生じ、感情的になるといつもI’m sorryと謝る。相手も決して彼を責めたいつもりでもなく、ただどうしようもなくやり場の無い思いが爆発すると、彼は悲しそうな目をしてI’m so>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

-

焦点の当て方、場面の切り取り方が絶妙。
誇張し過ぎず、いつもスポットライトが当たるヒーローは顔が見えず、一方、普段は舞台裏の中年ビジネスマンが本作での脚光。

本物に出会い、本物を信じて人生の賭けに出
>>続きを読む

The Son/息子(2022年製作の映画)

-

痛く心に刺さりました
家族を失わないためにできること
そばにいて愛情を表現すること
自分の人生とは 家族の人生とは

>|