andooonutsさんの映画レビュー・感想・評価

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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

4.3

断絶サバイバル物としても良い出来だが、トム・ハンクス演じる主人公の心理描写が素晴らしかった。トムさん恐るべし。
終盤の元恋人のセリフが胸に残る。
I love you. You are the lov
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)

2.5

巨人描写最高、人物描写最低。

原作改変は支持するが、それなら漫画の決め台詞をそのまま喋らせる(しかもニュアンスが微妙に異なる)必要がない。

兵士として出来得る限りを尽くした上で敵わないから絶望が生
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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

2.6

ソフィア・コッポラ監督作品は「ロスト・イン〜」に続いて二作目。
主題や構図は共通すると感じた。孤独、退屈、虚無感。いまいる場所から抜け出すきっかけ。

言葉にできない感情を伝えるには、芸術表現が不可欠
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あの子を探して(1999年製作の映画)

4.2

もはや壁画と呼びたくなるほど老朽化した黒板に引かれた色とりどりのチョークのなんと綺麗なことか。

落ち着いた描写で静かに問題提起してみせたチャン・イーモウ監督の手腕に拍手!

セッション(2014年製作の映画)

4.0

ジャズクラブでフレッチャーが演奏するシーンですが、彼の弾くピアノは穏やかというより凡庸で退屈なものでした。

演奏を聴いたニーマンは、フレッチャーもかつてチャーリー・パーカーのようなプレイヤーを目指し
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サンザシの樹の下で(2010年製作の映画)

3.4

文革を背景に、密やかに恋を育む男女の純愛物語。
チャン・イーモウ作品としては「活きる」や「秋菊の物語」に見られる、素朴で丁寧な心理描写が心地よい。

せっかく得意な文革モノなので、時代背景をもう少し活
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.6

冒頭の尻ははたしてスカーレット・ヨハンソンのものだったのだろうか

オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)

2.4

レンタルで自宅観賞。
前作「ドライヴ」に用いた表現技法をさらに純化させた作品と言えなくもないが、自分には退屈な90分だった。
(そもそもテレビ視聴には適さない映画と思う)

とはいえ今後とてつもない傑
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横道世之介(2013年製作の映画)

4.0

とらえどころのない世之介だが、「いいやつ」っぷりが実に心地良くて爽やか。
近年の日本映画の良いところが表れた作品ではないでしょうか。
また世之介に会いたい。

わが街(1991年製作の映画)

3.7

人間の善意を丁寧に描いた群像劇の良作。マグノリアが好きならオススメ。
邦題「わが街」はちょっと固いかな…。

言の葉の庭(2013年製作の映画)

2.4

予定調和を楽しめるかどうかかな。自分には合わず。
東京の街や雨の描写は美しかった。

さよなら渓谷(2013年製作の映画)

3.1

この映画を作った人たちの熱量は存分に感じられたが、うまく着地できなかった印象。
乳加点で3.1。

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.6

映画にしか出来ない表現があることを証明した稀有な映画じゃないですかね。

見た日から、頭の中であのけたたましいブラスが鳴り止みません。