樹さんの映画レビュー・感想・評価

樹

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.6

謎が多いのに判り易く呑み込みやすかった。
秀才な監督さんだと、全て何かしらの意味や意図があると勘繰って齟齬が生まれやすいかもしれないけど全て間違いではないと思うほど凄いもの見た。

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

4.0

Mr.Children「記憶の旅人」の方が映画のタイトル合ってる気がする。

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

4.5

やっぱり血統って関係あるんだなと思った。

そろそろ蘭姉ちゃんの扱いヒロイン路線に戻してあげても…

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.7

気がかりな気持ちと歯痒さの果てまできたら、あそこまで感情激しく溢れてしまうよ。3人ともよく我慢した。

どうしようもない結ばれなかった縁があったとき、前世や来世ではどういう関係になってるかなと考えて自
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.1

天才の恩恵の代償や欲が破滅に繋がることまざまざと感じた。
進化を制御できない醜さや美談が垣間見れた。

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

4.4

誰にも理解されない言葉にできない孤独、辛い境遇や瞬間って皆あるよなと思うと52ヘルツのクジラたちって誰をさすのか分からなかった。

重たいけどキレイな映画だった。

スケアクロウ(1973年製作の映画)

4.3

どの映画見てもアルパチーノが引き立ってる感がする。

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.9

異性との会話で、知性と品性と崩したフランクさのバランスが絶妙。

たった一夜で互いが気を許せる関係にさせられる場面が多く、そのカット以外の場面でも心踊ることがたくさんあったんだろうなと想像させられた。
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雪山の絆(2023年製作の映画)

4.7

極限下で絶望的な映画いくらでもあるけど、バヨナ監督が撮る映画は好きだと改めて感じれた。

映画の皆で詩を発表しあうシーン何で好きなんだろ。。。

ファースト・カウ(2019年製作の映画)

4.3

人に勧めないけど、
魅せられてしまう不思議な感覚に陥ってしまう変な映画。

ハンガー・ゲーム0(2023年製作の映画)

3.8

ハンガーゲーム好きじゃないと見る必要なし。好きであっても面白いと思えるか分からない内容。
10回も大会してたとは思えないほどヒドイゲームだった。

アメリ デジタルリマスター版(2001年製作の映画)

4.4

スケールの小さな町やコミュニティでも生きてきた育ちが違い、考え方や生き方がバラバラだから面白い。普通の人にならなくていいと思える映画。

楽しさ一つ見方を変えるだけで豊かになれる工夫やコツが詰まってる
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バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

4.6

新しい視点や気付き、忘れてはいけないことをリンクレイター映画は教えてくれるから今回も満足だった。

映画館で見れて良かった。

正欲(2023年製作の映画)

4.5

―観る前の自分には戻れない―
とまで問題作でもないし、真新しさもない。ただ多様性な生き方を受容することの難しさを痛感させられた。

その人を知りたい解りたいと思わない限り難しいことであって、自分の想像
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(2023年製作の映画)

4.8

衝撃がずっと残る作品。

本当に考えるべきこと本質を蓋して隠蔽するのが日本だと。歪んだ社会や文化は、リテラシー能力を付けずに他人任せな自分にも責任があって加担してる気にさせられた。

生死の価値観や正
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.3

ジョンウィックだから。色んな視点で武器でセットで派手に何でも好き放題してもいいでしょ、笑いも涙も胸クソも全部詰めこめ、的な雰囲気なのに映画として上手くまとめきってるのが良い意味で癇にきた。

死にしが
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さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

4.8

初めて観た時はラストの展開に。
今回はエリアルの酒場でのシーンをきっかけに大人として守る側の立場になるという決意決別にグッときた。

観る年代によって観点違うと思うし、移入するポイントも異なるかもしれ
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