あにやんさんの映画レビュー・感想・評価

あにやん

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ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

ードラクエでやってはいけないこと
ーゲームの映画化でやってはいけないこと
ーCGアニメーションでやってはいけないこと
ー映画でやってはいけないこと
ー創作でやってはいけないこと

 その総てをやらかし
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ターザン:REBORN(2016年製作の映画)

3.0

 前半、ターザンとはいかなる存在なのかを説明するための部分が映画を間延びさせる結果になってしまっていて。回想形式で断片的に語られるために流れがいちいち分断されてしまう感じ。冒頭にひとまとめにして見せ場>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

2.5

 子供の頃からゴジラよりガメラの方が好きだったりするんですよねぇ・・・
 その理由の1つが、政治家や役人が右往左往してるような怪獣映画なんてつまんない、って。庶民目線で怪獣を捉えてる映画の方が好きなん
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

2.5

 青い海、うねる波、美しい大自然。むしろそこだけならば満足できた映画で(『ネイチャー』とか『アース』とか見てろって?)。変速状態でスローになるような演出は、ちょっとウザかったですけどね。

 言われて
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死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

3.8

 上手くバランスの取れた良いホラーだと思います。

 『ポルターガイスト』と『エクソシスト』を混ぜたような話ではありますが、単純に怖がらせるだけでなく、果たして真実は?っていうミステリーの要素があって
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

5.0

 『小さな恋のメロディ』と『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が大好きな、つらい現実を生きてきてちょっと疲れたオトナな人にこそ染みる映画。きっと。

 主人公のようには生きられなかったけれど、お兄さんの
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

3.0

 公開当時、期待を膨らませに膨らませて、テアトル東京のシネラマの最前列で見たのですが、実のところ、大変な肩透かしを食らった映画で。
 冒頭のスターデストロイヤーの巨大さにこそ圧倒されましたが、頭の中に
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ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)

5.0

 公開時に都内と近郊のシネコン、映画館を巡り、その後は名画座や上映会を渡り歩き(所沢航空記念公園や豊橋の野外上映や)、最後にはシネコン貸切で上映会を開くまでに至った映画。41年間、映画を見てきて、現在>>続きを読む

セトウツミ(2016年製作の映画)

4.0

 殆どが対話だけで進行する、何もない、何も起こらない、ごく短い映画。でも、そこが良くて。

 この、若い頃の何の意味もないような時間、そこを遠い昔に過ぎてきた人間には、そこにある何物にも代えられないか
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.5

 冒頭、トラがウサギに襲いかかる瞬間、映像は芝居に切り替わり、赤いリボンとケチャップによるスプラッタ表現を見せます。
 また、ジュディによってこの世界では全裸は恥ずかしい状態だと語らせた上で、大量の動
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ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

4.5

 ピクサー作品によく見られる難点がこの作品にもハッキリ表れています。
 作品世界のサイズ、スケールが予め提示される事によって、どの程度でまとまる話ですよ、というのが最初のうちから見えてしまう、『トイ・
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アナと雪の女王(2013年製作の映画)

4.8

 日本でこんなにも受け入れられた理由、それは日本語吹替え版のデキにあったのではないかと思います。

 原語版でエルサは「モンスター」と形容されます。その特殊な能力による現象は「怪物」であるがゆえに成せ
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ブルックリン(2015年製作の映画)

3.0

 途中までは激しくのめり込んで、いっぱい心を動かして、気持ちを乗せて映画を見ていました。でも途中で突然ぷっつりと映画との繋がりが切れてしまって。

 私は主人公のお姉さんにとても近い立場の人間でした。
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

2.0

 ラブコメディとバイオレンスサイコホラーとが共存している点は面白かったと思います。

 でも、どうにも森田剛に何の同情もできず、セックスシーンと殺人シーンとのクロスカッティングなど酷い悪趣味としか思え
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オオカミ少女と黒王子(2016年製作の映画)

2.4

 学校名を示す校門のショット、生徒で溢れる学校の廊下とチャイムの音。
 冒頭から学園モノの記号が続くこの映画の物語は全てがどこかで見たようなエピソードばかりで構成されています。
 アタマからラストまで
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植物図鑑 運命の恋、ひろいました(2016年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

 役者の表情と風景と料理をしっかりと捉えるために、固定ショットを基本として、移動ショットもゆっくりと、丁寧に撮られています。
 邦画は音楽がやかましいレベルで出しゃばってくる事が多いのですが、この映画
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インデペンデンス・デイ:リサージェンス(2016年製作の映画)

3.8

 『未知との遭遇』と『スター・ウォーズ』と前作を全部リアルタイムで見てきた人には面白いんじゃないかと。いや、それでもダメって人も多いかな・・・私はわりと感動しちゃったり。

 いや、結構ダメなんスよ、
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大地震(1974年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

 私が映画館に通うきっかけになった映画で、映画館で見なければ意味がない映画の見本。

 この映画に採用されたセンサラウンド方式、こればかりは実際に体験してみなければ判らないシロモノで、重低音による空気
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