杏さんの映画レビュー・感想・評価

杏

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関心領域(2023年製作の映画)

-

初めてのスコア無し。

事前情報全くなしA24だから面白いであろうというだけで鑑賞。
R指定がなかったこと、オッペンハイマーを鑑賞したことで戦時中のそういう話であることは想像できたけど私があまりにも無
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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

2.4

『心臓より先に脳が壊れる全ての人へ』

初めてエンドロールが頭に出てくる構成の映画を観たけど、その構成が大正解

冒頭は夢のような日常だったのが、目覚めのタイミングから個々の人生描写にプツッと分かれる
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

4.0

誰かを、何かを想うことを貫くことは願いを叶えるいちばんの近道なのかもしれない

アニメ版から大好きなプリンセス
水中の描写すーーーーーごかった!そしてマーメイドラグーンの完成度ってすごいんだなと改めて
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

-

初めての殺人かと思ったらエスターとしての初めての殺人だった

イザベルファーマンの身長を誤魔化すための工夫は本当に頑張ったと思うけど、身長に対しての顔の大きさはやはり成人

外国の顔が血塗れになった人
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すべてうまくいきますように(2021年製作の映画)

3.7

『安楽死』がテーマだから観なきゃいけなかった

ただただ淡々と日常が流れていく映画だった
映画は非日常、現実逃避として観ることが多いけど、この映画は これが現実なんだぞ って言われたような気がする
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.0

"Life could be dream."
EDテーマに全て持って行かれすぎてリトル・ジョーと同じくらい笑った

あまりにも無知だったので私にとっては愛の形と幸せの価値観の映画だったけれど、アメリカ
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.3

予告で撃ち抜かれて、ありがたいことに試写会へ

表題の通り出てくるメニューは全部本当に美しくて観ているだけでお腹が空いてくる
"Don't eat, taste."
その通り食べるじゃなくて味わう、見
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.8

ポスター画に惹かれて久々におばけなホラーを観た

誘拐とかアメリカならあり得そうな話だと思う

ポスターのマスクの雰囲気とかペストマスク、V for vendettaの主人公とかのフェイスマスクが好き
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

2.7

ポスターの反射さえもない阿部サダヲの目と奇妙なくらいに白い歯が頭に焼き付いたので鑑賞

冒頭、本当に最初の一瞬は不覚にも綺麗だと思ってしまった

人生を構成するすべてのものがその人を成す為にある
みた
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天使/L’ANGE デジタルリマスター版(1982年製作の映画)

2.3

初めての実験映画

美術館で現代アートを観ているような
映画館で夢をみているような
そんな感覚になる映画

鑑賞前にレビューでどなたかが
『質の良い悪夢』
と仰っていて、観賞後まさにそれだ!と納得
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水を抱く女(2020年製作の映画)

2.9

映画が終わった後に、
脳裏にバッハの旋律が残る

洋画の邦題っていまいちなものが多いけど
これはとてもよかった

ドイツ語はほとんどわからないけど
クリストフがウンディーネに言った
君の話は(君がする
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ウィッカーマン final cut(2013年製作の映画)

2.0

Midsommarがこれに激似と聞いて気になって

『郷に入っては郷に従え』
を強く感じる映画シリーズ

上記作品の考察が楽しすぎたのでハマらなかった
恋人同士で観るのが向いてるか否かは置いておいて、
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僕の好きな女の子(2019年製作の映画)

4.0

愛がなんだ に雰囲気が似ていそうだなぁ、と思って、
又吉原作なら面白いだろうと思って、の鑑賞。

たった4ページが90分になるってすごい。

誰とどこに行くかを何と定義するのか、
一緒にいる人との関係
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リトル・ジョー(2019年製作の映画)

3.0

ボタニカルスリラー

前に観たスリラー映画がMidsommarだったこともあって比較的平坦な映画なように感じたし、エンディングで全てを持っていかれた。笑

監督の尊敬する人の旦那が日本人だったから音響
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.2

ずっと観たくて話が進むたびに
予告のシーンだ!
となった

色のない解剖室に色のない綺麗すぎる身体と唯一の血の色が映えて不気味さが増してる

眼の色が一瞬だけ戻るのが哀しいような、
貴方には理解できな
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エスター(2009年製作の映画)

2.7

妹とんでもなくかわいい

観ていてなんとなく話の先は読めるけど、いざ行動に移していると見た目とのギャップでうおぉ、となった

うとうとしながらみたのでこの評価

言の葉の庭(2013年製作の映画)

5.0

5年前大好きだった人に教えてもらって大好きになった映画、

数え切れないくらい観て毎回泣いた映画、

5年越しに初めてスクリーンで観て泣いた映画。

新海監督の映像美はスマホの画面越しからも明らかで映
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ペット 檻の中の乙女(2016年製作の映画)

3.3

歪んだ愛と歪んだ愛

導入は ストーカーの生まれ方 を観てたような感じだったけど女の人のサイコっぷりとてもよかった。

彼目線で綺麗に言えば『恋は盲目』な映画

全体的に言えばたぶん『自慰行為』

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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

4.0

朝イチでガラッガラの映画館で観ました

すっごい怖かったけどすっごい楽しい映画だった

ポメラニアン🎈

存在しない夢の国(2012年製作の映画)

3.8

子どもが子どもじゃなくなる瞬間

『好き、でも前ほど好きじゃない。』

美味しい美女/グルメな歯医者(2017年製作の映画)

2.5

とっても観たかったんだけどJudith Hotelが良すぎたからこの評価で🙏

予想以上にポップなカニバリズムとベジタリアンの恋の映画だった。
彼女の指を縫い合わせた時点で彼は彼女に喰べられちゃってる
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ジュディット・ホテル(2018年製作の映画)

3.8

初めてフランスのショートフィルムなるものを観た。
たくさんの希望から現実に突き落とされたときの絶望、苦痛からの解放
人によっては2年待つだけの価値がある。
ちょっと安楽死みたいな感覚を持ったような気が
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.3

なんか予告見たことある気がするなと思って初鑑賞

すっごいハラハラするじゃん!!!!
なにこれすごい
日本にはないサスペンス

ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

3.7

1度目の方が終演後の感激は高かった
(すごい考察見たり考えたりしたから)

R15だからR18だからというのではなく純粋に映画を楽しむにはやっぱり変なモザイクあってでは無理だなと改めて思う

私はやっ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.5

ホラーとして観に行った、のではなく、観た人の考察を読んで細かすぎる伏線を回収した結果のスコア
ホラーとして何も知らずに観たらたぶん、予告の怖さと期待を込めて3.2くらい。
(わかる!≒面白い!の人はル
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.7

予告からとっても魅力的(ホラーで使っていい表現かわからないけど)でずっとずっと観たかった映画

長い映画ではないけどお金かけてみたいと思った。

一言でいうと盲目の爺ちゃんやべぇ。

思わず息を飲んで
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.7

なんて言っていいかわからない。

けど、面白いと思う人は思うし、
楽しい映画という人はそう言うし、
美しいと思う人は思う。

思わない人はたぶん何がいいのかよくわからずに終わる価値観で見方が変わる映画
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