街の人も、隣のおばあさんも、家族も。みんながあたたかくて、おしゃれで素敵な人たち。お菓子屋のおじさんが故郷に帰ってしまう時、年代を超えた絆に涙が出てしまった。スウェーデンの色合いや小物、洋服や風合いに>>続きを読む
ビールを片手に飲みながら鑑賞したら、なんとなく丁度良い世界線に行けた気がしました。。
とにかく画が美しくて、視覚が飽きないし、少し湿った、生温い空気の匂いまで漂ってきそうな、夕空と星空のコントラスト。>>続きを読む
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字幕版で鑑賞したが、ウェイドの声にとても深みがあって、命が吹き込まれている感じがしてよかった。出発の時のお辞儀のシーンで、親を見習うのではなく、自分の親ができなかったことを、自分は次の世代に繋げていく>>続きを読む
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不器用だけれど愛情深いところが、自身の祖父と重なってしまった。いくつになっても恋愛に心踊ることは素敵だ。前妻への愛を忘れずに新しい恋を楽しむこと、それに対する、後ろめたさと肯定の複雑な感情がうまく捉え>>続きを読む
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call me by your nameのような期待感で観てしまったが、全然色が違った。主人公の主観と混乱、夢物語だった喪失感とが混じりあって画面にぶつけられていた。あまり感情移入ができなく残念だった>>続きを読む
静かな音楽と余韻に、画面の向こう側に引き込まれる。ふと、父との子供の頃の思い出が頭をよぎり、父から見たら、自分はこう見えていたのかもしれないと、父親の眼差しの奥を考える。世界が家族との時間で一杯だった>>続きを読む
障害を持った子供を持つ親は不幸だ、という自分の考えは、とても薄っぺらい一辺倒な物の見方にすぎなかったのかもしれない。と、凝り固まった価値観に色を塗られたような映画。
もちろん親子にはそれぞれ事情があ>>続きを読む
ブラックおしゃれユーモアが好きすぎる。こんなにどのシーンを切り取っても最高のアート映画を作れるのは、ウェスアンダーソン監督しかいないと思う。手作りのぬくもりある舞台装置と、色合い。細部までの完璧なセン>>続きを読む
オリジナルの雰囲気が好きだったので、現代っぽく薄くなってしまっているかな、、という気持ちで観に行ったけれど、オリジナル版のリスペクトがありつつ、スピルバーグ監督独特の迫力と演技力が加わっていて、とても>>続きを読む
映画の幕が降りて、ぼんやり外に出ると、何だか目の前の世界の色がより鮮明に見えて、いろんな音が耳に入って、いろんな匂いを感じることがある。この映画のノスタルジックと、堪えきれない衝動に、忙しなく生きる日>>続きを読む
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個人的にボーバーナムがタイプ過ぎて、キャシー目線で恋をしてしまったし、レイプ事件の真相を知った時の生々しいショックと怒りまで、強く共感してしまった。。
酔ったふりからの成敗は滅茶苦茶にかっこよかった。
この忙しない世の中に、良い時間の流れを思い出させてくれる。そんな映画だった。
