最後の方の青の部屋でのあるシーン。出て行った人を青が追いかけようとするそのシーンだけで、ああ、雪は青のこういう所がどうしようもなく好きなのだと一瞬で腑に落ちた。
そういう、色んな人の大切な瞬間が大事に>>続きを読む
私が山本賢治だったら、すぐに壊れてしまったけれど、あの束の間の穏やかな暮らしの記憶さえあれば、これまでの苦しみとこの先の辛さ全部差し引いてもお釣りがくる。
たぶんそれくらい宝物みたいな日々だったと思う>>続きを読む
歌はよかったし映像も良かったが、やはりあの映像での「人間らしい表現」(シンバとナラのシーンなど)に違和感を感じた。
関係ないが仔ライオンが可愛くて猫を飼いたくなった。
ようやく完結したと思う。一部で物議を醸しているようだけど、確かに子ども向け要素は少ないが、ひとつの物語としてはありだと思う。個人的には好き。
とっっっても良かったのだが、「感動」「涙が止まらない」といった感想を周囲から聞いていたのでそういう意味では違った。
作品自体は素晴らしかった。
原作の大ファンで、あの絵が動いた時どうなるか楽しみでもあり怖さもあり鑑賞。
結果、映像は美しかったが声がイメージと違いすぎてあまり集中できなかった。
声質という意味でもそうだが、発声方法というか「あれ>>続きを読む
趣里さん。圧倒。
ラスト近く、ツナキと寧子の屋上のシーンの、寧子の吐露。彼女の気持ちが分かってしまう人は多くいると思う。誰しもが危ういバランスの中で生きているのだと思う。
人はどうしようもなくひとりだ。いつかは必ずひとりで死んでいく。
結局は「ひとり」の人としての決断なのだ。
だけど「ひとり」と「ひとり」が、深い愛で繋がった瞬間があれば、それはどんな結末に至ろうとも幸せ>>続きを読む
ロバートデニーロが素晴らしい。ベンのように歳をとりたい。彼のように、まっすぐに生きて、まっすぐに人に向き合って、大きな心で人と関わりたい。
シェルブールの雨傘を彷彿とさせる。2人の人生が交差した瞬間。最後のあの瞬間のあのシーンのために全てを描いたのか、と思った。
これぞピクサー、という作品。心温まり、わくわくし、涙溢れる素敵な作品でした。
すべてのプーの言葉にハッとさせられた。働く人すべてにみてほしい。特に最後の言葉がとても良かった。何度も頭の中で反芻している。そしてその度に泣きそうになる。
‘The Choice’ しっくり来る。2人の愛の物語。奇跡よ起きてくれ、と願わずにいられなかった。最後の2人のシーンがとてもよかった。
ストーリーは特筆することはとくにないが劇中パフォーマンス最高だった。This is meという曲なのか分からないがあのパワフルなパフォーマンスは映画館で観て思わず拍手をしそうになった。
大好きな作品。何度観ても幸せな気持ちになれる。愛に溢れている。
物語に入り込むまで少し時間がかかったが、2人で旅に出るあたりから急激に引き込まれた。他の感想にある通り、テレースが可愛くキャロルがとても美しい。惹かれ合うとはこういうことかと思った。
自分でも説明のつかない涙が止まらなかった。とてもいい作品。出会えて本当に良かった。
アルフレードのトトへの深い愛にとても胸打たれた。個人的にトトと母の関係性に色々考えさせられた。親に親不孝で申し訳ないとか、そういうことを考えるのはもしかしたらおこがましいのかもしれない。
主人公はコナーだが、その兄がとても重要な役割だ。私の中の主人公は兄だった。最後のシーンはコナーとラフィーナの始まりでもあり、兄のブレンダンの始まりでもある。あと曲が全部かっこよくて最高。
個人的にキーラナイトレイのストーリーとコリンファースのストーリーが好き。それぞれのストーリーを詰め込みすぎて1つずつが少し薄めな気がした。続編もあるようなので機会があれば観たい。
時間と人の心というのはどうしようもなく移ろうものなのだ。それがとても悲しく、そうならずにいられなかった環境と2人の楽しかった時間を思うととても切ない。
考えさせられた。本を規制するに至る理由をもっと深く描かれていればよかった。原作にはあるのだろうか?
2人のラブストーリーなのかな?と思って観たが、広義のラブストーリーだった。愛の話。親の愛、兄妹の愛、夫婦の愛、親子の愛。そしていまこの瞬間を生きることがとても素敵なことだと思わせてくれる。