りえちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

りえちゃん

りえちゃん

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.0

絵がとても綺麗で、動きの演出も面白いけど、話が退屈かつ価値観があまり自分と合わず、観ていて割とずっとストレスフルな作品。主人公に共感できないのが大きいかも。

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.9

主人公の女の子が多幸感溢れてて良い。
こういう、アニメでしか成立し得ないような表現を観るのはたのしいなあ。

来る(2018年製作の映画)

3.9

カプセルホテルで神主の衣装に着替えるシーンがカッコ良すぎて癖(へき)を感じた
これ撮りたくて作った映画なんじゃないかと思ってしまうレベル

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

4.5

良すぎた
演出、構図、色彩、人物造形、テンポ、声…
一から十まで全部刺さる 好き

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.2

本体メフィラスの造形美に全てを持っていかれた、カッコよすぎる。思い返すと人間より外星人の方が精神に多様性があって魅力的だった。

画面構成とカメラワークの引き出しの多さがスゴイ。やりすぎ感もあるけど、
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

手を上げてくる人ほど愛してしまい、手を上げない相手ほどどうでもよくなるの、本当に人間のバグだよな。四人の会話の内容が面白かった。

「ガキ」というのは本当に人をイライラさせるし、その全てが愛おしかった
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永い言い訳(2016年製作の映画)

3.5

世の中には、自分のうちの子どもは全く可愛がらないのに、よそのうちの子は凄く可愛がる人間がいる。幸夫に子どもはいないけど、彼もそのタイプの人間だと思った。

話が綺麗にまとまってるから、余計に幸夫という
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

4.1

“色彩の魔術師”ってこういう事か…って凄く納得した。視覚的な印象があまりにも美しすぎて引き込まれる。アイコニック。
全部が美しいと思ったけど、特に人物の配置に美学を感じて、あらゆるシーンに見応えがあっ
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.5

すっごく良かった…音楽がオシャレ!好きな構図やライティングがたくさんあって、熱感が伝わる雰囲気がすばらしい。

来るもの拒まずな世界が好き。ワルを真似する子どもたちの愛おしさよ…ある意味では生存戦略で
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日日是好日(2018年製作の映画)

4.0

文化が、生き方が、人から人に伝わっていく過程が美しい。

役者の演技がリアルすぎて、段々自分も一緒に習い事をしてるような錯覚が起きてドキドキする。世界の片隅にこんな風流なことが日々行われていると考える
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

尺が完璧、話のテンポが良すぎた。
イヤホンを分ける尊さを思い出させてくれる一作。

音楽の陽気さとベイビーの“可愛さ”に騙されるけど、後半につれて話が若干シビアになっていくのがバランス良かった。社不を
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.4

クリント・イーストウッドがあまりにもカッコよすぎる…

奥さんが言ってた懺悔とはなんのことだったのか考える。戦争で人を殺したことなのか。
ウォルトという人間は、戦争で殺した人間を愛したかったのだと思っ
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.9

結構がっつり見えちゃうサブリミナルってサブリミナルなのか?トンチキ柄物とブラピの相性が良すぎる。視覚的満足度が高い。

最後までどこまでが妄想なのか確信を持てない、浮遊感溢れる世界観が結構好き。潔癖症
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.3

名作ってやっぱ名作だから名作なんだな〜
構成に無駄がなく、伏線が丁寧に回収されていくのが気持ち良かった。閉鎖的で、狭く限られた空間で起きている出来事のはずなのに、「安らぎを求める・希望を求める」演出の
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.9

面白かった。予想よりもずっと感情に焦点を当てている映画だった。
荒々しい時勢、混乱している人の群れの中で、黙々と新聞のクロスワードを解く人々の姿が異様に刺さる。美しかった…
役者の演技がみんな良すぎた
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