Nottttttit2さんの映画レビュー・感想・評価

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メメント(2000年製作の映画)

4.0

初めて鑑賞しました

大部分の方がそうであるように、ラストに圧倒されましたが、その全貌を理解できたかと言われると、1回目の鑑賞では全てを理解できませんでした

演出の意図、真実とはなにか、それぞれの配
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.2

ずっと見たいと思っていた作品

「1人で作った」映画となんとなく聞いていたけれど、観ている最中は他の映画よりも面白いくらいの世界観とストーリー、撮影技術

さらに、エンドロールで「1人で作る」とはどう
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.8

戯曲と音の描く物語とそれぞれの登場人物の物語が複雑に絡み合いながら、最後はほどけて放たれていくような展開

人物の立ち位置から、セリフの一つ一つまで、細部まで作り込まれ映画としての完成度が非常に高いと
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.4

いつか観たいと思っていた作品

作品全体の完成度が高すぎる!

主演の怪演もさることながら、シーンにマッチした音楽、ところどころで光るカメラワーク、そしてラストシーン

社会的弱者が自らの拠り所を一つ
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第三の男(1949年製作の映画)

3.7

日本では映画よりも音楽を知っている人が多いだろう映画

古きよき映画のスタイルである回りくどい説明抜きの早い展開が良かったです

動物が伏線になるのかと思いきや、そこまででもなかったんですね。。

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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

3.8

深く考えるとなかなかレビューするのが難しい作品です
映画賛歌の映画ではないですよね?

『人生は映画のようにはいかない』

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.9

描写のバランスが素晴らしい作品でした

コメディにもなり過ぎず、子供っぽくもなり過ぎず、戦争映画だからとシリアスになり過ぎず


全体を通した主題は、ジョジョラビットの成長
それがそれぞれのキャラクタ
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.9

「家族」とはなにか

ネットの記事にも書いてあったが、血が繋がってないと家族と言わないのか、会社も家族なのか、ひいては「死役所」に出てくるように、宗教団体のメンバーは家族なのか

薄っぺらい言葉で言え
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.7

2段階で仕掛けがある映画

たしかに、すごくわかりやすく作ってあるので、人気が出たのは納得できます

2時間という映画の時間の枠の中で、必要十分な分量を詰めたのがよかったです

ただ、映画をみてあれこ
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.2

サイレント映画からトーキー映画に流行が移り変わる時代の狭間で、3人が映画製作に奮闘する

昔の映画のほうが、いまの映画よりも「間」を使うことが少ないんでしょうか

絶妙にテンポよくストーリーが進んでい
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.9

母の死を知り、母の最期の願いを叶えるために、森の深くから社会へと出てきた家族のお話

もっと軽く鑑賞できる映画かとおもっていたら、内容はかなりヘビーだった

映画の広告のキャッチコピーにもあるように、
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.7

とにかく難しい

そして徹底した暴力の化身としてのシガーの描写がインパクトがありすぎた

色々な人といくつかの場面について、議論が起こるような映画ではあるのだけれど、ネットのブログに記載してある解釈を
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.8

施設から養子になった子の心情

養子を得た里親の心情

本当の親や兄弟の心情

養子同士の義理の兄弟の心情

そこに関わる人々の心情


誰も間違っていないけれども、見ているうちに考えざるを得ず、複雑
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キングダム(2019年製作の映画)

3.7

漫画『キングダム』の5巻あたり、成きょうの反乱を鎮圧する部分までをまとめ上げた作品

『キングダム』は特に主人公「信」の心情の変化と同時に成長の様子が、この5巻までにかなり詰め込まれていて、感情移入し
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.3

1964年の南部アメリカを舞台にした運転手兼用心棒のトニーと黒人で天才ピアニストであるドン・シャーリーの物語

作中の黒人差別のいくつものシーンによって、いかに自分が差別という概念を理解していなかった
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